この頃、韓国では「皿洗い論」とか「ポンポン男」という言葉がよく使われている。これは、皿洗いなどの家事をこなす女性に協力的な男性というような甘っちょろい意味ではない。男性経験が豊富な女性と「最後の男」として結婚し、経済権を奪われ、家事までする初な(うぶな)男のことだ。
「料理」が終わったあとの皿洗い役という意味で、それで洗剤の人気商品名「ポンポン」を頭につけて「ポンポン男」とも言われる。けっこう哀れな夫で、本人もそれに気づき、不満や悔しさを抱えている。
この頃、韓国では「皿洗い論」とか「ポンポン男」という言葉がよく使われている。これは、皿洗いなどの家事をこなす女性に協力的な男性というような甘っちょろい意味ではない。男性経験が豊富な女性と「最後の男」として結婚し、経済権を奪われ、家事までする初な(うぶな)男のことだ。
「料理」が終わったあとの皿洗い役という意味で、それで洗剤の人気商品名「ポンポン」を頭につけて「ポンポン男」とも言われる。けっこう哀れな夫で、本人もそれに気づき、不満や悔しさを抱えている。
ホン・ソッキョン/ソウル大学教授(女 言論情報学科)は政府の大衆文化への支援がどうあるべきか、具体的に提案している。
▼今後、望ましい「韓流政策」とは?
韓国政府が積極的に乗り出して、韓国料理や韓服の世界化のために多くの努力をした。しかし、特に大きな結果は出なかった。政策を少し変えなければならない。どの国であれ、自国の文化産業振興のために多くの予算を使っている、重要なことはどこに使うか?
韓流がこれほど成功した理由は何か? 文化産業への支援は他の多くの国でもしているのに、なぜ、韓国がこれほど成功したのか?
この点について、ホン・ソッキョン/ソウル大学教授(女 言論情報学科)が興味深い説明をしている。
第3回 韓国コンテンツが全世界に通じる理由は?
海外のマスコミは韓流が成功した要因を分析する記事をたびたび掲載している。そして、その大きな要因として、韓国政府の支援を挙げている。はたしてそうなのか?
この点について韓流研究者ホン・ソッキョン/ソウル大学教授(女 言論情報学科)は、そういう見方は「最も安直で、話にならない」とし、以下のように説明する。
第2回「イカゲーム、寄生虫、BTS…韓流の成功は韓国政府のお陰?
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今年(2021年)11月、韓国の3大地上波放送のひとつ、SBSが韓流研究者ホン・ソッキョン/ソウル大学教授(女 言論情報学科)にインタビューを行い、3回に分けてネットに記事をアップした。
今、絶好調の韓流について、なかなか興味深い分析をしているので、要約して紹介しよう。
第1回は「イカゲーム – ネットフリックスが韓国を利用しているのか?」
北朝鮮で、Netflix提供の世界的大ヒット韓国ドラマ「イカゲーム」を見た高校生7人らが逮捕されて、密輸入した者は死刑、購入した者は無期懲役、ただ見ただけの者は5年間の重労働という厳罰に処されたことが明らかになった。北朝鮮内の情報筋がRFAに伝えた。●RFA 自由アジア放送 2021.11.23