「下女たち」撮影現場火災で亡くなった女性(35)はメイン・スクリプターだった

13日に火災が発生し、スタッフ1人が犠牲になったJTBC金土ドラマ「下女たち」は、事故以降、撮影をすべて停止している。

JTBC関係者は16日、OSENに「当分の間、事故の収拾が優先だ。すぐに撮影を再会できる状況ではない。撮影再開時点もまだはっきりしない」と明らかにしたという。

●OSEN 2014-12-16 09:54
「下女たち」側 「撮影はオールストップ、放送再開は不透明。事故収拾を優先」
http://news.naver.com/main/ranking/read.nhn?mid=etc&sid1=111&rankingType=popular_day&oid=109&aid=0002953051&date
=20141216&type=1&rankingSeq=1&rankingSectionId=106

ところで、亡くなった女性スタッフについて、少し具体的な情報が明らかになった。。

 

 

この方は、演出部所属のスクリプター、ヨム(35)さん。セット場の2階になった制作部室で仕事をしていて、逃げ遅れて亡くなったとのこと。

●マイデイリー 2014-12-14 14:38
「下女たち」側 「撮影現場で亡くなったスタッフは眠っていたのではない」
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=106&oid=117&aid=0002547899

この記事によると、「メインスクリプターで、ベテランのフリーランサーだったヨムさんは責任感が強く、この日も現場に残って、午前中に撮影した分の記録を整理していた」という。

JTBC関係者によると、13日、火災が起きた漣川のセット場には「下女たち」のスタッフや俳優73人がいたが、事故発生時刻の午後1時ごろは、このうち59人が食事をしに出ており、演出部や照明スタッフ14人が現場に残っていた。うち13人は急いで現場を抜け出して無事だったが、ヨムさんだけが逃げ遅れた。一部のメディアが『全員、食事に出ていたが、ヨムさんだけは現場に残って眠っていたため、火災で亡くなった』と報じたが、それは事実ではない、とのこと。

スクリプター(昔は「記録」と言った)というのは、「女性の仕事と資格情報局 スクリプター」というサイトでは、こう説明されている。

スクリプターとは、映画制作やドラマ制作の過程を記録する仕事です。スクリプターの言葉の由来は、英語の「script(筆記)」から来ています。

スクリプターには、細かい観察力や集中力、コミュニケーション能力が必要です。ほとんどが女性となっている仕事です。裏方的な仕事でありますが、女性の細やかな配慮が生かされる、 映画制作には欠かせない存在です。
http://www.osgt7.com/js/si/000276.html

韓国のドラマ制作の現場の過酷さは有名。私もこの記事で少し紹介している。

■ハン・イェスルが逃げ出した過酷な撮影現場
http://seouljinseigekijo.com/?p=587

こういう現場でのスクリプターですから、かなり大変だったのではないでしょうか?

また、スクリプターというのは、仕事柄、監督の助手みたいな立場になり、進行管理も担うことが多く、いろいろな人たちとの間で、板ばさみになることもあって、けっこうストレスも大きいと聞く。

昼飯もとらずに、仕事に没頭していたのではないか。

あるいは、脱出する前に、いろいろな大事な資料を持って逃げるために、大急ぎで、必要なものを集めていた、ということも考えられる。

いずれにせよ、不幸にして、火焔にのみこまれ、尊い命を失ってしまったのでした。

合掌

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