女優ソン・ヒョンアの売春容疑をめぐる裁判で、18日に下された最高裁の判決(1・2審の有罪判決を破棄し、差し戻した)をめぐって韓国社会が騒然とする中、ソン・ヒョンア側弁護士が口を開き、今回の判決は「芸能界のスポンサー問題に免罪符を与えるものではない」と語った。
●SBS funE 2016.02.20 午前10:20
[単独]ソン・ヒョンア側弁護士「スポンサーに免罪符を与えた判決ではない…残りの裁判過程も耐え抜く」
http://entertain.naver.com/read?oid=416&aid=0000179054
この記事によると、ソン・ヒョンアの弁護士は、「最高裁の判決では、ソン・ヒョンアさんが起訴された時から一貫して主張してきた、再婚を望んで行った交際だったという点が証拠と証言を通じて事実と認められたもの」と主張したという。
ーー要約して引用
1・2審では、ソン・ヒョンアとカン某(ブローカー役だったスタイリスト)の紹介で事業家Aと接触したことを有罪と認め、200万ウォン(20万円)の罰金刑を下した。 ソン・ヒョンアはカン某から事業家Aを紹介してもらい、2010年1月から3月までに計5000万ウォンを受け取って、この2カ月間に事業家Aと3回売春をしたという、公訴内容をそのまま認めた。
しかし、最高裁は、この原審判決を覆した。判決の根拠はこうだ。
▲ソン・ヒョンアは前の夫と別居した状態で、チェ氏に会っており、
▲カン某に対しソン・ヒョンアが「事業家Aは再婚相手としてどうか」と尋ねるなど、再婚相手に念頭に置いた点
▲ソン・ヒョンアは米国旅行中にも、事業家Aと電話と文字メッセージをやりとりし、旅行から帰ってきて、事業家Aに服をプレゼントした点
▲性交渉無しでも、ソン・ヒョンアと事業家Aが、数回会った点
▲事業家Aとの関係を整理した後、カン某の紹介で会ったBと実際に結婚し、正常な婚姻生活を行った点、
これらを認めれば、ソン・ヒョンアは、事業家Aとの真剣な交際を念頭に置いて会ったので、売春とは認められない、と明らかにした。
この最高裁判決に対して一部では、「今後、芸能界のスポンサー事件が起きるたびに、愛する間柄だったと主張すれば処罰しにくくなるのではないか」という主張が提起された。「不特定人を対象にした売春ではない」という判決趣旨をめぐって議論が分かれた。
これに対してソン・ヒョンアの弁護士は「最高裁判所は『スポンサー行為は特定人を前提としたもので、不特定人を相手にした売春ではなく、したがって処罰される行為がない』という趣旨の法理解釈をしたのではない」と断ったうえで、「『不特定人を相手に』というのは行為の当時に、相手が特定されていなかったという意味ではなく、その行為の対価である金品その他財産上の利益に主眼を置いて相手の特定性を重視しないという意味と考えなければならない。したがって今回の判決はスポンサー事件に免罪符を与えるものではない」と強調した。
弁護士は「いわゆるスポンサー行為(金銭を与える方と受け取る方の両方をさす)というのは性行為の対価として金品を受け取ることが主目的とし、相手がどんな人なのかは重要でない関係を意味するので、「不特定人を相手にした売春」として処罰対象になるとみなければならない」と明かした。
そして、「ソン・ヒョンアさんのスポンサー行為に対して無罪判決が出たのではなく、離婚後、再婚を切実に望んでいた状況から、ソン・ヒョンアさんの交際行為を事実と認めたので、このような判決が下されたのだ」と力を込めて話した。
ソン・ヒョンアは3年間の裁判過程で、一度もマスコミのインタビューを受けたり、公式に立場を明らかにしたことはない。ただ、非公開裁判で涙を流すなど、強く悔しさを訴え続けてきたという。
最後に弁護士は「ソン・ヒョンアさんは、芸能人である以前に子供の母。女性としては耐え難いことに耐えてきたのは自分を信じてくれている子供を守る、という母としての覚悟があったため」とし、今後の裁判でも、最後まで真実を主張するとした。
ーー引用終わり
ソン・ヒョンアさんの主張も、弁護士の理屈も、いちおう理解はできる。最高裁の判断もあながち変だというわけでもない。
彼女は、本当に再婚相手を求めていたのだろう。(事業家Aとブローカーのカン某はスポンサー行為を認め、処罰されたのだが、そこには認識のズレがあったと認めることもできるだろう)
しかし、それでもね、やはり、たった2カ月の付き合いで、紹介受けてすぐに大金をもらった、というのは…。
ネチズンの反応。
ソン・ヒョンアさんは芸能人である以前に3人の子供(3人とは確認されていない)の母????? ここがポイントだね。
共感798 非共感25
ㅋㅋㅋㅋㅋㅋ 3人の子の母として恥ずかしくないの? 子供が大きくなったら、こういう記事、全部見るのに、お金のために…。
共感857 非共感63
お金をもらってあれをやったのは誇りです。
共感713 非共感45
この記事のどこが「単独」ですか? (「単独」とは「スクープ」のこと)
共感416 非共感14
芸能人のスポンサーは全部、事実です。
共感264 非共感4
じゃあ、恋人からもらったお小遣いが5000万ウォンだったってことㅋㅋ 長く付き合ったわけでもないのに。ㅋㅋㅋ まったく、一般人とはスケールがぜんぜん違う~~~~
共感211 非共感4
結局、3回で5000万ウォンもらって終わったんだね。
共感214 非共感7
芸能人の道徳観念は一般人とは違う。タレントだった友達が言っていた。これで、よく分かった。
共感182 非共感5
勝ったけれども、勝てなかった裁判ということだろう。
共感174 非共感5
3人の子供の母という身で…私のお母さんが知らないおじさんにお金をもらって売春したことが分かったら、戸籍を破り捨てたくなるだろう….恥ずかしくて吐きそうになると思う。
共感186 非共感13
「勝ったけれども、勝てなかった裁判」、言い得て妙だ。
それにしても、と思うのだが、韓国の金持ちは(もちろん全部ではないが)、金の使い方を知らないのではないだろうか?
こういう「女優へのスポンサー行為」もそうだが、あえて庶民の反発をかおうとするかのように財力をひけらかしたり、なんとも無駄な金遣いが目立つ。もうちょっと健全なかたちで社会に富みを還元できないものだろうか。
女優さんのほうもねえ、もちろんお金持ちと付き合って、最終的には結婚までこぎつけて幸せに暮らしたい、裕福な生活がしたいというのは人情としては分かるのだけど…。
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