おととい(28日)、長年、イ・ビョンホンのファンだったという方から、固定ページの「イ・ビョンホン脅迫事件(4)」に対して、こういうご質問をいただきました。
Q:「カン・ビョンギュは、なぜ、イ・ビョンホンを憎む」と、あなたは思いますか?
※これから、このご質問にお答えするのですが、少し長文になることと、それから、その内容は、この「ソウル人生劇場」を継続して読んでいただいている他の方々にも知っていただいたほうが良いのでは、と思い、独立した一本の記事とすることにしました。
1)硬派と軟派
カン・ビョンギュとイ・ビョンホンの悪縁の始まりは、脅迫事件の前のスキャンダル、2009年夏のカナダの体操選手出身のクォン・ミヨンとの騒動から。このとき、カン・ビョンギュの女友達がクォン・ミヨンの相談を受けていたことから、カン・ビョンギュも事情を知るようになりました。
おそらく、このときにカン・ビョンギュはイ・ビョンホンの「実態」(あくまでもクォン・ミヨンの一方的な話を通じて知ったものですが)を知り、反感を持ち、この人特有の「義憤」を抱いたと思われます。
もともとカン・ビョンギュとイ・ビョンホンはまったく違うタイプの男で、よく使われる言葉で表現するなら、「硬派」と「軟派」のような関係と見えます。
硬派の男というのは保守的な性格が強く、女性関係では、(実生活は別として考え方としては)きまじめで、一途、ひとりの女性を大事にする傾向がある、がその一方で、男尊女卑的になりやすく、縛りも強くなりがち。それに対して、軟派の男は、自由を好み、女性関係では、あまり倫理にとらわれず、遍歴していく傾向がある。男女関係は友達関係のようにフラットで、軽く、深くひとりの人を愛することもない。
全体的な傾向として、硬派の男は軟派の男を軽視し、そのふるまいを苦々しく感じる。軟派の男は、そういう硬派の男の自分への視線をうとましく感じている。両者は合わないので、互いに接触を避けようとするが、たまに何らかのきっかけでぶつかることがあり、その際は硬派の男が軟派の男を強く責めることがよくある。
ぼくが考えるには、カン・ビョンギュとイ・ビョンホンはこのように異なり、カン・ビョンギュは、クォン・ミヨンの騒動を通じてイ・ビョンホンへの反感を強めていったと思います。
そして、その後、この騒動で自分を悪者にして、イ・ビョンホンがスキャンダルから逃れられるようにするなど、「アイリス」制作会社の社長ら(イ・ビョンホン側)が行ったとカン・ビョンギュは考え、イ・ビョンホンへの怒りが極に達した、ということになると思います。
だから、カン・ビョンギュの場合は、持てる男、イ・ビョンホンへの嫉妬、というのが理由ではないですね。
だいたい、カン・ビョンギュのような男は、あまり嫉妬心がありません。
(もしかしたら、多少は、屈折した心理が働いていたのかもしれないけど、それは本人しかわからないこと)
ネットでイ・ビョンホンを叩いているネチズンには、イ・ビョンホンへの反感、カン・ビョンギュへの共感、そして持てる男、イ・ビョンホンへの嫉妬というものが入り混じっています。
(ネチズンのイ・ビョンホンへの反感が生まれたのも、やはりクォン・ミヨンの騒動からでしょうね)
2)ファンとして
さて、では、自分(ぼく自身)はどうなんだろう? と考えてみるに、もともとはイ・ビョンホンのファンだったんですよ。ファンと言っても、すごく強い「この人だけ」みたいな感じではなく、何人かの好きな韓国の俳優のひとり、というくらい。
同じくらいの年齢の人だと、ソン・ガンホ、ソル・ギョング…、あとハン・ソッキュあたりも入るかな。
余談だけど、「JSA 共同警備区域」(2000年)では北の将校をソン・ガンホ、南の兵をイ・ビョンホンが演じていて、2人は兄と弟のようだった。ソン・ガンホは「密陽」(2007年)でチョン・ドヨン(「侠女」でビョンホンと共演)と共演し、無骨だが一種独特の深い包容力のある男をよく演じていました。このソン・ガンホなどは、やはりイ・ビョンホンと対照的なキャラで、硬派の雰囲気が濃厚です。(実際、出演作品でもそういう役柄がほとんど) しかし、イ・ビョンホンというのはやはり「弟」キャラで、少しナイーブな性格、そのへんが女性ファンの母性本能をくすぐる、同時に精悍でかっこいい姿もしているので、さらに女性ファンをひきつけるのだろう、「JSA」は、そういうことを強く印象付けましたね。
話を戻すと、それで、イ・ビョンホンのファンとして、この人に好感を持っていたぼくとしては、クォン・ミヨンの騒動には(当時は、互いに独身でもあったわけだし)特に注目することもなかく、今回の50億ウォン脅迫騒動が明るみに出たときも、最初は、「イ・ジヨンはただの知人で、一度も2人だけで会ったこともない。みんなでいっしょにお酒を飲んでいて、わい談をしたら、その様子を盗撮されて、大金をゆすられた」というイ・ビョンホンの言葉を信じていたのです。が、だんだん、みっともない事実が明らかになって・・・。ここからの経緯は、このブログに書いてある通りです。
ぼく自身は、どちらかというと硬派に属すると思うのですが、そんなに強いほうではなく、イ・ビョンホンに対して、特に反感はありません。しかし、ああいうことはすべきではない、という思いはあります。
脅迫事件の顛末を自分でくわしくレポートしながら、少しこの人の「品性」にがっかりしたものの、出演作品はこれからも見たいし、ファンでなくなるということはないと思います。
ただ、今回の「侠女」の興行の大失敗は、俳優イ・ビョンホンにとって、致命傷になるおそれがあります。状況は非常に悪いです。それで、心配だという気持ちが今は強いです。
きのう(8月29日(土))の「侠女」の興行成績は、なんと21位、一日の観客数が633人。累積でも42万7586人しかありません。きのうのスクリーン数20、上映回数26…。これはもう事実上、終わったということ。
ちなみに、きのう成績がトップだった「ベテラン」は、一日の観客数が45万4925人、つまり「侠女」の公開から昨日までの全トータルの観客数より多いのです。「侠女」より1週間早く公開したのにもかかわらず。累積では1000万を超え、1038万0768人、スクリーン数876、上映回数4677と盛況です。
この恐ろしい現実に、イ・ビョンホンさんは愕然とし、大衆に完全にそっぽむかれてしまった、と感じていることでしょう。(彼のメンタルがかなり心配だ)
韓国的全体主義の恐怖、ネチズンの力の凄まじさ、というものを目の当たりにする思いです。
3)ネチズンと自分
それから、少し話が変わりますが、「ソウル人生劇場」の主人公は、じつはネチズンではないかと思うのです。ぼくの場合、イ・ビョンホンそのものよりもネチズンに関心がある、ネチズンの向こうに広がる韓国の風土に関心がある、と言いますか…。
思うに、今の日本で、ぼくほど毎日、ネチズンの書き込みをじっくり読んでいる人は、いないか、もしいたとしてもごく少数ではないかと思うんですよね。
で、あんまり、こういうことは言いたくないのですが、ぼくとネチズン(ここでいうネチズンとは、一部の意地悪な書き込みをして、イ・ビョンホンを積極的に叩いているネチズン)は似ています。ぼくも「平凡な男」だし、カン・ビョンギュのような剛毅なタイプでもなく、けっこうめそめそするほうだし、嫉妬心もあるし。
「ミイラ取りがミイラになる」という言葉がありますが、自分も気をつけないと、ってよく思うんです。
だんだんネチズンを距離化できなくなり、ネチズンと一緒になって過剰に怒ったり、人を嘲り笑ったり、つまり相当程度、同化してしまうおそれ、ひしひしと感じています。
イ・ビョンホンさん関連の記事を書きながらも、やっぱり、そんなふうに傾いてく自分を感じ、「いけない、しっかりしないと」と自分を戒めたりもしています。
ぼくの中にもある醜い心。
それが時折、ネチズンの書き込みを通してにじみ出ているのではないか、そんなことも思い、できるだけそれを制御するために、ひとつの記事へのネチズンの書き込みは自分で取捨選択せず、支持の多いものから機械的に並べるようにしています。
しかし、記事の選択自体に、ぼくの主観がどうしても反映される、この部分はしょうがないですね。
さて、ぼくはイ・ビョンホンの味方なのか敵なのか…。
ぼく自身は味方だと思っているんですけど、どうだろう? イ・ビョンホンさんが日本語ができて、ここで書かれているけっこうな分量の自分に関する記事を読んだならば、どう思うだろうなぁ? ぼくのこと好きになってくれるだろうか…。
好きになってくれるとうれしいんだけど、ちょっと難しいかな。
でも、ぼくは一ファンとして、これからもビョンホンさんの活躍を見守っていきたいと思っています。
また、記事については、できるだけ信頼できそうなものを選んで、正しく訳すことから、しっかりやりたいと思います。
以上をもちまして、ご質問へのお答えとさせていただきます。
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ピンバック: イ・ビョンホン脅迫事件(4) | ソウル人生劇場
おはようございます♪
深夜にコメントさせていただいて
今、読み返してみると、事件の時系列が良く分かりませんね。
すみません、またコメントさせてください(ぺこり)
>『アイリス』の制作会社代表が噂を流したと考えた
カン・ビョンギュ氏らは、ドラマ撮影現場にやって来て
抗議した際、カン氏・ドラマ制作班、双方から暴行された
との訴えがあり、騒動になった。
この部分なのですが、このキム・スンウの証言を念頭にお考えください。
「カン・ビョンギュからケンカを起こしたのではない。チョン代表がカン・ビョンギュに会って謝罪できる場を設けてほしいと私に頼み、それを伝え聞いたカン・ビョンギュが現場にやって来た。ところが、チョン代表が『自分には過ちはない』と言ったため、カン・ビョンギュはチョン代表の後輩たちと大きな声で言い争うようになった。そしてカン・ビョンギュはチョン代表の後輩たちによってリンチを受けた。カン・ビョンギュは後ろからバットでなぐられ、以後、身を守るために拳で殴り合った」~~
●ニューシス 2011-08-20 12:01
キム・スンウ「カン・ビョンギュは被害者」…暴行事件の裁判で
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=106&oid=003&aid=0004031834
つまり、チョン代表は「噂を流したことを謝罪する」といって、キム・スンウを介して、カン・ビョンギュを呼んだのです。おびきだしたわけです。
管理人様、私くしの素朴な質問へのお返事、ありがとう
ございます。嬉しかったです(^^)
いやしかし、十人十色、顔かたちに考え方、様々な
捉え方があること、改めて考えさせられました。
反論しても良いですか?すみません(ペコリ)
↑でコメントされている、kirikoさんとワタシも同じ考え
なんですよ。
カン・ビョンギュが硬派だという、管理人様の説。
硬派って調べたら、「筋が通っている」と言うのも
ありました。
カン氏は、知人男性に対して詐欺行為(時計をだまし
取る)を働いたにも関わらず、詐欺ではないと、反対に
その男性を訴えようとしたり、2009年2月にはインター
ネットを通じた常習賭博で懲役1年、執行猶予2年
社会奉仕160時間の有罪判決を受けていますよね?
これって、どうなんですか?
また、ネチネチと、裁判中にも関わらす、SNSなどで
イ・ビョンホンを攻撃。後に、交際を発表したイ・ミンジョン
さんとのことも、面白おかしくコメント。自分のことなら
まだしも、恋人とのことをあれこれ言われて、腹が立た
ない方が可笑しいですよね?軟派なイ・ビョンホンだから、我慢すべきだったのでしょうか?
>カン・ビョンギュはイ・ビョンホンの「実態」(あくまでも
クォン・ミヨンの一方的な話を通じて知ったものですが)
を知り、反感を持ち、この人特有の「義憤」を抱いたと
思われます。
いえいえ、元はと言えば、「イ・ビョンホン側が、身元
不明の男性から数回にわたり脅迫された」と検察に
捜査を依頼する陳情書を提出し、その年の前年12月
には、元交際相手の背後にカン・ビョンギュ氏の関係者
がいるという噂が広がり、イ・ビョンホン主演ドラマ
『アイリス』の制作会社代表が噂を流したと考えた
カン・ビョンギュ氏らは、ドラマ撮影現場にやって来て
抗議した際、カン氏・ドラマ制作班、双方から暴行された
との訴えがあり、騒動になった。
その後、告訴・告発事件は検察が、暴行事件は警察が
それぞれ捜査を行っていた。それで、アイリス撮影現場
に、カン・ビョンギュ氏と一緒に来て暴力を振るった容疑
で警察の捜査を受けている49歳の男と、この事件が
発覚する前年の11月初めに、イ・ビョンホン側に対し
元交際相手との関係を言及、脅迫電話をかけた男の
携帯電話番号が同じことを確認。
これって、重要証拠じゃないですか?それに、元ガール
フレンドがカン氏にそそのかされたって、陳述書を提出
しているんですよね?「私は、カナダに逃げたクォン・
ミヨンの陳述書一枚だけで、検察の手で、起訴された」
って、全く持って往生際の悪い、いけ好かない
(すみません)奴だと思っています。
↑これは、私のブログにUPした朝鮮日報の記事ですが
今はもうありませんでした。
そして、イ・ビョンホンを軟派だとする説。
その定義にも、異論ありです(笑)
それって、今回の5億円恐喝事件でのイメージでしょうか?ですよね?
私、その頃はファンを卒業しておりましたので、あまり
詳しくはないので、管理人様の記事をしっかり読ませて
いただいて、また、お邪魔させていただきます。
質問しといて、反論するって、え、もう来ないでって?
すみませ~ん。
長々と失礼いたしました。
カンビョンギュの正当防衛は無理でしょうね。
ドラマ制作者とカンビョンギュは、お互いに大暴れして乱闘し殴りあっているんだから。
確か防犯カメラに様子が写っていたんですよね。
裁判の結果には納得です。
でも、あなた、カン・ビョンギュは、突然、後ろから野球のバットで殴りかかられたのですから…。それで拳で戦って、重傷者も出さなかったわけで。これは、普通の裁判なら、正当防衛じゃないかと思いますよ。
突然後ろからというのは、カンビョンギュの言い分ではないですか?
口論からエスカレートして乱闘になったのです。
あとカンビョンギュは一人ではなくて、仲間を連れていったんじゃなかったですか?(記憶があいまいですが)
カンビョンギュは公判中もマスコミにベラベラしゃべり続けていたので、「真実」と「カンビョンギュが言ったこと」とがネチズンの間でもかなり間違えて捉えられていると思います。
>突然後ろからというのは、カンビョンギュの言い分ではないですか?
キム・スンウの証言です。
はじめまして。
今回の記事の、実に正直な考察に共感を覚えました。
私も長年のファンでしたが、彼の品性にはがっかりしたというのが正直な気持ちです。
彼は、特に日本のファンに向けては人間性を前面に出してプロデュースしていた気がします。
彼の人生の過程そのものを含めて勝手に寄り添ったような気持ちになっていた分、写真ひとつの表情にも心配になる半面、過剰に批判的になってしまう面もあり「自分はイビョンホンの敵なのか、味方なのか」まさに揺れ動く状態です。
ハリウッド俳優のようにスキャンダルも熱愛もあまりにかけ離れて実感が持てずに、かえってフラットな気持ちで作品に臨めるのとはちょっと違う距離感を持ってしまった自分を悔やんでいますね。
ネチズンの頑なな拒否感も嫉妬だけでなく、女性絡みの事件がたび重なった失望感からでしょう。
同じような実力俳優(といってもいいですよね・・)チェミンシクのつまづきは対ネチというよりは業界内での事だったのでしょうか。
彼も復帰までずいぶんかかった気がします。
ビョンホンの場合は演技する場は確保できている状態でしょうから、幸せといっていいかもしれません。
少しでもスムーズに、ひとりの俳優として普通に活動できるようになるとよいのですが。
>私も長年のファンでしたが、彼の品性にはがっかりしたというのが正直な気持ちです。
品性。この部分を軽視しがちなのが日本で、重視しすぎなのが韓国という気もします。
>彼の人生の過程そのものを含めて勝手に寄り添ったような気持ちになっていた分、写真ひとつの表情にも心配になる半面、過剰に批判的になってしまう面もあり「自分はイビョンホンの敵なのか、味方なのか」まさに揺れ動く状態です。
ぼくは男性なので、そこまで親身ではありませんが、お気持ちはお察しします。「敵なのか、味方なのか」で、揺れているのは私も同じです。
>ハリウッド俳優のようにスキャンダルも熱愛もあまりにかけ離れて実感が持てずに、かえってフラットな気持ちで作品に臨めるのとはちょっと違う距離感を持ってしまった自分を悔やんでいますね。
ご自身を悔むことはないと思います。が、その「距離感」は分かります。
>ネチズンの頑なな拒否感も嫉妬だけでなく、女性絡みの事件がたび重なった失望感からでしょう。
それは、あるでしょうね。儒教の国でもあるし。男の嫉妬だけではないでしょう。
>同じような実力俳優(といってもいいですよね・・)チェミンシクのつまづきは対ネチというよりは業界内での事だったのでしょうか。彼も復帰までずいぶんかかった気がします。
チェ・ミンシク件は、業界内の性格が強いようです。
ぼくもくわしいことは分からないのですが、こちらを、ご参考までに。
http://rcrfc.hatenablog.com/entry/2014/07/20/212418
>ビョンホンの場合は演技する場は確保できている状態でしょうから、幸せといっていいかもしれません。
だといいのですが、予断は許しません。ああいう国ですから、芸能界から抹殺されるおそれもある、と心配しています。
>少しでもスムーズに、ひとりの俳優として普通に活動できるようになるとよいのですが。
次の「内部者たち」の結果が重要だと思います。
あなたの切なる思い、お察しします。ビョンホンにはこういうファンの思いを受け止めて、責任ある行動をしてほしいと思います。
本流の脅迫事件は、判決どおりです。
カンビョンギュは女友達のチェ容疑者と共謀してイ・ビョンホンさんを脅迫して金品を要求し、私生活が盛り込まれた文書と写真を記者に伝送して名誉を毀損したことなど、残りの容疑については懲役1年執行猶予3年とした。
そして
カンビョンギュとドラマ「アイリス」の制作スタッフの間に起こった乱闘事件については、本流の脅迫事件とは別件で、イビョンホンとは関係ありません。
ドラマスタッフはドラマ放送前に脅迫事件を起こされて非常に怒っていた。
でも、乱闘事件にはビョンホンはなんら関わっていない。関係ない。事件現場にもいなかった。
むしろそんな乱闘事件は迷惑だったでしょう。
アイリス乱闘事件は、ドラマ制作会社のスタッフとカンビョンギュとの間の事件だから別件なんです。
ネチズンがカンビョンギュを語るときに、乱闘事件を持ちだして、脅迫事件を語るから、おかしな事になるんだと思います。
乱闘事件については、ちゃんとドラマ制作者側が
「在宅起訴」されてますからね。
ドラマ制作者はまったく余計なことをしたもんです。
カンビョンギュが擁護される種を作ってしまったと言えます。
>本流の脅迫事件は、判決どおりです。
この判決自体を疑う見方が相当あり、カン・ビョンギュ自身も強い不満を持っていた。
脅迫事件にはいろいろな人間がかかわっており、カン・ビョンギュの関与の度合いは不明、本人のクォン・ミヨンが途中で放り出すようにして韓国を去って、いっそうわけがわからなくなった。
しかし、「カン・ビョンギュが張本人だ」という噂がガンガン流され、世論もいったんはそう決めつけていた。
が、あの乱闘事件をめぐる真実を、キム・スンウが裁判で証言したため、世論がひっくりかえる騒ぎになった。
しかし、裁判で、この日のカン・ビョンギュの行為は「正当防衛」と認められなった。
世論は、ますますカン・ビョンギュに同情し、再評価する方向に向かっていた、と同時に、ビョンホンに対する懐疑の念も深まっていた。
これが伏線になっていて、今回の50億ウォン脅迫事件が起きた。この時も、ビョンホンは脅迫事件の「被害者」だったわけだけど、前回(クォン・ミヨン事件)のような展開にはならなかった、世論はもう「被害者」とは認めなかった、ということでしょうね。
>俳優人生に、大変な悪影響を及ぼしそうで、それが心配。
そうですね。
彼はずっと年をとっても演技を続けたい人だから
それができなくなったらと思うと心配です。
たとえハリウッドの端役でも、演技する楽しみがあるうちは、役の大きさにこだわらずに続けるとは思うけど。
>だから、ビョンホンさんの不幸は、取り巻きに問題があったこと、という気はするね。
取り巻きというより、アイリス制作スタッフです。
所属事務所のスタッフは関わっていません。
でも、どうなんだろ?
ビョンホンさん本人も、事務所の人間も、「まったく何も」知らなかった、そういうことがあり得るだろうか…。
本人とクォン・ミヨンの間のトラブルなのに。
脅迫されていたのも制作会社ではなく、ビョンホンさんなのに…。
カンビョンギュを呼びだして乱闘なんて、ビョンホンさんも事務所も知らなかった事だと思います。
ドラマ制作陣は、これから放映されるドラマの邪魔をされた怒りから起こした事件だと思います。本当に迷惑。
乱闘事件が脅迫事件と一緒にされて本当に迷惑至極。
ちなみにカンビョンギュが脅迫事件の容疑者となったのは、検察側からの捜査によるもので、イビョンホンさん側から特定したものではありません。
>ぼくは、そういう時期には、ああいうことをやろうとは思わないなぁ。
そうですね。kouichiさんは、しないで下さいね(笑)
ただ、男女関係もない女性から、まさか脅迫されるとは思ってなかったでしょうね。
もう懲りたかな?(苦笑)
>kouichiさんは、しないで下さいね(笑)
うん、大丈夫だよ。ぼくはそんなにセクシーなほうでもないし。幸か不幸か、誘惑もないしね。
>もう懲りたかな?(苦笑)
いや~、懲りていると思うよ。でも、「懲りた」ですめばいいんだけど、「侠女」の大失敗は、俳優人生に、大変な悪影響を及ぼしそうで、それが心配。
キム・スンウさんの証言を見ると、スタッフとカンビョンギュの確執なんですよ。そこにビョンホンさんが関わったわけではない。
ビョンホンさんのいないところで行われた事です。
ビョンホンさんとミヨンさんの問題にカンビョンギュが関わって、金を目当てに彼女を操作したから有罪になったんです。
そもそも二人の問題なのに、カン・ビョンギュがかかわり、さらにドラマ制作をしていたスタッフが余計な事をしたというだと思います。
>ビョンホンさんのいないところで行われた事です。
それはそう。
だから、ビョンホンさんの不幸は、取り巻きに問題があったこと、という気はするね。
>何だか かわいい弟が やらかしちゃったなって感じです(^◇^)
>>日本に、こういう受け止め方をする女性ファンが多いのは意外でした。
意外ですか?
多くの女性ファンは彼のセクシーな部分や、ちょっと少年的なやんちゃな部分も、愛しているんです。
だから、彼が今回のことで萎縮しちゃって、
セクシーさがなくなったら悲しいなと思っているファンは私だけじゃないと思います。
でも、当時、ミンジョンさんとは新婚1年で、彼女はちょうどその頃、妊娠したんだし…。
ぼくは、そういう時期には、ああいうことをやろうとは思わないなぁ。
イ・ビョンホンとイ・ミヨンとの関係を知ったカンビョンギュは、金になると思って関わった。
彼がいうような義憤ではないと思いますよ。
しかし、「アイリス」の撮影現場での事件は、こういうことだった。
~~キム・スンウは、このように証言した。
「カン・ビョンギュからケンカを起こしたのではない。チョン代表がカン・ビョンギュに会って謝罪できる場を設けてほしいと私に頼み、それを伝え聞いたカン・ビョンギュが現場にやって来た。ところが、チョン代表が『自分には過ちはない』と言ったため、カン・ビョンギュはチョン代表の後輩たちと大きな声で言い争うようになった。そしてカン・ビョンギュはチョン代表の後輩たちによってリンチを受けた。カン・ビョンギュは後ろからバットでなぐられ、以後、身を守るために拳で殴り合った」~~
●ニューシス 2011-08-20 12:01
キム・スンウ「カン・ビョンギュは被害者」…暴行事件の裁判で
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=106&oid=003&aid=0004031834
やっぱり、この場に、チョン代表が用意した男が複数いて、野球のバットもあったというのは…。
少なくとも、カン・ビョンギュは、この場へ、脅迫して金をせしめるために、行ったわけではないしねえ。
私はそもそもカン・ビョンギュが「硬派」という分類そのものに疑問を感じます。
彼がきまじめで一途にひとりの女性を愛する人かどうか知りません。
私が報道で知っているカン・ビョンギュは、賭博をやって有罪になって番組を干されて、金に困っていた。確か自宅も手放したはずです。
さらに時計詐欺をして訴えられていました。
硬派というよりも、犯罪者です。
「きまじめな硬派」というイメージは全然ありません。
う~む、でも、やっぱり軟派ではないな。考え方とか行動パターンは硬派だね。
めちゃくちゃなとこもあるけど…。
初めまして。
私は、ハンヒョジュのファンで弟の事件でこのブログを知りそれからいつも楽しみに読んでいます。
このブログではヒョジュのいい事も悪いことも知ることが出来るので今こんな状況なんだなぁ・・・と心配したり映画の観客動員数が良ければ喜んだりしています。
すごく記事も客観的でコメントの返事も紳士的だなといつも感心しています。私も含め女性は感情的になりやすいので・・・(笑)
私にとってこのブログは韓国芸能界を通して韓国人の考え方などが分かってとてもためになっています。これからも色んな人の悪いことも良いことも含めて知りたいです!
よろしくお願いします。
>映画の観客動員数が良ければ喜んだりしています。
あした、また書きますけど、「ビューティーインサイド」は好調です。ぼくも、うれしいです。
>これからも色んな人の悪いことも良いことも含めて知りたいです!
はい、がんばります。
純粋なファンの応援サイト、というのとはちょっと違うんですけど、読んでくださる方に、何か、どんな意味であれ、役に立つ情報を提供したいと思っています。
また、お気軽に、コメントしてください。
初めまして。つい最近 このブログを知りました。
私も イビョンホンさんの大ファンです。このブログは ビョンホンさんに温かいなと思って 読んでました(^◇^)
確かに ビョンホンさんのした事は 何やってんだか!と思う事ですが 韓国の一部の方々みたいな仕打ちを受けるほどのものでもないと思います。
文化の違いと言ってしまえばそれまでですが かなり妬みは入ってますよね( 一一)
カンビョンギュも あんまり素行のいい人ではないようですが いくら前の事があったからと言っても 関係ない人が 余計に煽って とやかく言う事でもないと思います。
有名人は どこで 足を引っ張られるかわからないから 常に気をつけていないと…今回は身をもって 実感したと思います。
私も まさか そんな事する人じゃないと思ってましたが だからと言って ファンを辞めようとも思わないし 何だか かわいい弟が やらかしちゃったなって感じです(^◇^)
それより何より 素晴らしい演技力 これは永遠に観ていたい。それが全てですね(*^。^*)
今回の事で 人の口って ホントに恐いなと思いました。私も ブログを書いてますが 言葉には注意しなければ…と 検めて思ってます。
このブログは 冷静沈着に物事を捉えてるブログで 読んでて おもしろいです。
これからも 楽しみにしていますので 頑張って下さいね。
>確かに ビョンホンさんのした事は 何やってんだか!と思う事ですが 韓国の一部の方々みたいな仕打ちを受けるほどのものでもないと思います。
そうなんですよ。異常です。アメリカならほとんど問題にもならないだろうし、日本でも、もっとずっと軽いレベルだと思います。
>何だか かわいい弟が やらかしちゃったなって感じです(^◇^)
日本に、こういう受け止め方をする女性ファンが多いのは意外でした。
>それより何より 素晴らしい演技力 これは永遠に観ていたい。それが全てですね(*^。^*)
まったく同感です。
イ・ビョンホンの一番いいところは、一生懸命仕事をすることです。
それは、韓国の関係者の間では定評があり、ハリウッドの関係者の間でも定評になりつつありました。
>これからも 楽しみにしていますので 頑張って下さいね。
ありがとうございます。
また、ご意見をお寄せください。
いろんな方のご意見を参考に、このブログを充実させていきたいと思います。
裁判の判決記事です
http://japanese.joins.com/article/828/167828.html
この中央日報(日本語版)の記事内容は、ぼくが「イ・ビョンホン脅迫事件(4)」で記したこの部分と重なりますね。
●ニューシス 2013-02-01 11:46:43
「イ・ビョンホン脅迫」カン・ビョンギュ懲役1年6カ月…法廷拘束
http://www.newsis.com/article/view.htm?cID=&ar_id=NISX20130201_0011808973
~~ソウル中央地裁は1日、カン容疑者が知人から3億ウォン(約3億円)を借りて返済しなかった容疑(詐欺)に対して懲役1年6カ月の実刑を宣告し、カン容疑者を法廷拘束した。
また、自分の女友達のチェ容疑者と共謀してイ・ビョンホンさんを脅迫して金品を要求し、私生活が盛り込まれた文書と写真を記者に伝送して名誉を毀損したことなど、残りの容疑については懲役1年執行猶予3年とした。~~
あれ…、裁判では「賭博容疑の罰金額と同額を脅迫した」ということでしたかねえ? そういう関連性はあったのだろうか…。ちょっと確認できなくて。
それから撮影現場での騒動については、ソウル中央地裁では、こうなっています。
~~また、ドラマ「アイリス」の撮影現場を訪れて暴行したのは正当防衛だったというカン容疑者の主張は受け入れず、「当時の情況などを総合すると、消極的な防御を超えた攻撃的な行為と見るのが相当である」として、有罪を認めた。~~
しかし、こ騒動については、一部始終を見ていた俳優のキム・スンウがこう証言しました。
~~キム・スンウは、このように証言した。
「カン・ビョンギュからケンカを起こしたのではない。チョン代表がカン・ビョンギュに会って謝罪できる場を設けてほしいと私に頼み、それを伝え聞いたカン・ビョンギュが現場にやって来た。ところが、チョン代表が『自分には過ちはない』と言ったため、カン・ビョンギュはチョン代表の後輩たちと大きな声で言い争うようになった。そしてカン・ビョンギュはチョン代表の後輩たちによってリンチを受けた。カン・ビョンギュは後ろからバットでなぐられ、以後、身を守るために拳で殴り合った」~~
●ニューシス 2011-08-20 12:01
キム・スンウ「カン・ビョンギュは被害者」…暴行事件の裁判で
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=106&oid=003&aid=0004031834
そして裁判の最後に、カン・ビョンギュはこう主張しました。
~~一方、カン容疑者は、判決の直後「言いたいことはあるか」という判事の質問に「4年間続いた裁判で私が主張した部分はひとつも聞き入れず、検事の主張だけをそのまま認めた。イ・ビョンホンさんのスキャンダル事件が、どうして恐喝脅迫事件に変わってしまったのか分からない」と強く反発した。~~
>この騒動で自分を悪者にして、イ・ビョンホンがスキャンダルから逃れられるようにするなど、「アイリス」制作会社の社長ら(イ・ビョンホン側)が行った
というのは、カン・ビョンギュの主張、カン・ビョンギュはそう考えており、不当な裁判だと一貫して主張していました。
>「アイリス」制作会社の社長ら(イ・ビョンホン側)が行った
そうですね、ご指摘を受け、この部分を少し修正します。
>「アイリス」制作会社の社長ら(イ・ビョンホン側)が行ったとカン・ビョンギュは考え、
ネチズンには、このカン・ビョンギュの主張を支持する声が少なくない、というのも事実です。
ご指摘、ありがとうございました。
カン・ビョンギュも確か賭博容疑の罰金額と同額を脅迫し、撮影現場に乗り込み騒動をおこし、共犯者は中国に逃亡してた訳ですから
>この騒動で自分を悪者にして、イ・ビョンホンがスキャンダルから逃れられるようにするなど、「アイリス」制作会社の社長ら(イ・ビョンホン側)が行ったため…
は違うと思います。
賭博容疑の執行猶予中の脅迫&暴行事件だったため実刑になったことで恨んでいるのではと思いますが私の憶測なので…
>カン・ビョンギュも確か賭博容疑の罰金額と同額を脅迫し、撮影現場に乗り込み
この事実の根拠を示してください。
できれば、韓国メディアの報道記事が良いのですが、日本のものでもけっこうですよ。