ハン・ヒョジュに強まる「謝罪」圧力

「侠女」「内部者たち」「ターミネーター・ジェネシス」と、これから3本の主演映画の公開を控えているイ・ビョンホンは、26日、帰国と同時にきちんと謝罪し、これで少し雰囲気(韓国の大衆のビョンホンへの反感)がやわらぐのでは、と映画関係者に期待されている。

メディアも、イ・ビョンホンのこの謝罪を中心とした帰国前後の行動について、逃げずに堂々と「正面突破」をはかったと、一定の評価をしている。

そんな中、もうひとり「正面突破」を期待されているのが、同じ事務所の看板女優、ハン・ヒョジュだ。

●ニュースピム 2015-02-25 16:56
ハン・ヒョジュ、再起できるか
http://www.newspim.com/view.jsp?newsId=20150225000327

 

 

ーー引用始まり

ハン・ヒョジュは、映画「王になった男」「絆創膏」「監視者たち」と、連続的に成功させ、しっかりした演技力と、興行を成功に導く存在感が認められた。

「ヨンギドル」(演技+アイドルの合成語)という名前でスクリーンにアイドルが大挙登場した時でも、「20代女優の飢饉」が話題になった時でも、韓国映画界の彼女への期待は変わらなかった。ハン・ヒョジュは20代の「ワントップ女優」のポジションに立ち、最も信頼できる20代女優に挙げられていた。

しかし、昨年、予想もしていなかった家族の出来事、「ハン・ヒョジュの弟による事件」として知られるキム一等兵事件が再びクローズアップされ、活動に赤信号が灯った。 彼女には悪質な書き込みが殺到し、それは新作「セシボン」の評点テロにつながった。そして残念なことに(もちろん、ハン・ヒョジュだけのせいではないが)映画は予想外に振るわなかった。

(略)

このままでは採算ラインに届きそうもない。もちろん、この映画の不振は、ハン・ヒョジュひとりのせいではない。様々な要因がある。しかし、彼女が映画のスタートで障害になったことも否定できない。 実際、一部ネチズンたちは映画の失敗の原因として、躊躇せずにハン・ヒョジュを挙げている。

そして、さらに大きな心配が残っている。 「セシボン」はハン・ヒョジュの今年最初の作品、つまり開始に過ぎないということだ。「セシボン」のプロモーションの最中、彼女は「ビューティーインサイド」(仮題)の撮影に取り組んでいた。 2013年カンヌ国際広告祭でグランプリを受賞した広告「The Beauty Inside」を題材にしたこの映画は、毎日、起きたら、他の人に変わっている男と、彼を愛する女の間で起きる話を描いている。

映画の中でハン・ヒョジュは、毎日、別の人になって目を覚ますウジンの秘密を知り、彼を愛するようになる女性主人公、イスを演じている。ウジン役にはキム・デミョン、ほか、パク・シネ、イ・ボムス、(名前一部略)キム・ジュヒョク、ユ・ヨンソクなど70人余りの俳優がキャスティングされ、今年上半期の公開を目標に撮影は大詰めを迎えている。

パク・フンシク監督の「解語花」で最初に出演が確定したのもハン・ヒョジュだ。 1930年代の京城時代を扱ったこの映画は、歌手を夢見るキーセンたちの話。彼女は主人公のキーセンを演じ、ひとりの女性の挫折と悲しみ、憐憫、同情など、繊細な感情表現に挑む。この映画はハン・ヒョジュのほかにもユ・ヨンソク、チョン・ウヒなど、韓国映画界の実力俳優が出演する期待作だ。

問題は、これら2作品とともに、国内の観客に正式にお披露目されていない「MIRACLE デビクロくんの恋と魔法」と「妙香山館」(仮題)も頭を悩ませていること。公開はもちろん、撮影もしていないこれらの映画のネットユーザーの評点は2~4点台(10点満点)。理由は、もちろん、ひとつ。ハン・ヒョジュの出演、そしてハン・ヒョジュがキム一等兵事件の中心的加害者とみなされているハン中尉の姉だということ。

実際、俳優の力である程度の観客を動員する韓国映画の特性上、出演俳優に関する知識や背景を完全に排除して評価を受けるのは不可能だ。しかし、公開作品が次々と控えているハン・ヒョジュは、ポータルサイトで名前を検索すると「謝罪」という自動検索語が出てくる状況だ。

自分の作品が小さくない打撃を受けている中、はたして、ハン・ヒョジュはこれからも沈黙を貫くのか、あるいは正面突破をはかるのか、もう少し見守らなければならないようだ。だたひとつはっきりしていることは、再び「観客が愛する」韓国映画の代表女優のポジションに戻ってこられるかは、彼女次第、ハン・ヒョジュはその方法を誰よりもよく知っているということだ。

ーー引用終わり

この記事を書いた記者も、業界人のひとりとしてか、ハン・ヒョジュに謝罪をしてほしい、という気持ちがあるようで、明記はしていないが、そろそろ沈黙を破って「正面突破」を、というニュアンスを濃厚に滲ませている。

「ハン・ヒョジュはその方法を誰よりもよく知っている」

これは、明らかに、ハン・ヒョジュに圧力をかける言い方だね。

しかし、ぼくがこれまで何度も言ってきたことだけれども、ハン・ヒョジュの場合は、イ・ビョンホンのケースとはまったく違い、彼女が謝罪する必要などないのである。

事情がよくわからない方は、こちら記事をお読みください。

■ハン・ヒョジュに石をぶつける「正義」
http://seouljinseigekijo.com/?p=1605

■ハン・ヒョジュをかばったら、記者にも石が…
http://seouljinseigekijo.com/?p=1608#more-1608

ハン・ヒョジュの弟、ハン中尉は、キム一等兵が亡くなった事件では、不起訴処分となっている。だから、事件に関連はあっても、加害者とは認められていないのだ。

こういうケースで、ハン・ヒョジュがうっかり、または安易に、謝罪などしたら、逆に弟を、姉が独断で「加害者」と決めつける形になってしまうのである。

だから姉としては、沈黙を貫くしかないわけ。
別に、意地を張っているのでもない。

しかし、今の状況だと、どこかのタイミングで、何か謝罪めいたことを言わなければならなくなりそうな雰囲気が強い。

映画関係者は、はやく記者会見を開いて、謝罪し、涙のひとつも見せてほしい、と切実に願っているだろう。

ハン・ヒョジュの立場も含め、そのへんの事情をすべてよく分かっているイ・ビョンホンさんは、この問題でも相当に悩んでいて、BHエンターテインメントの社長と話し合っていると思う。

どうするだろうか…。

ぼくは非常に高い関心を持っています。

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