キム・ヒョンジュン（30）と元恋人のチェさん（32）の争いで、まず、ヒョンジュンがチェさんを訴えた刑事事件の結果が出た。

5月19日、ソウル東部地検はキム・ヒョンジュンが、元恋人で彼の実子の母親でもあるチェさんに対して起こしていた刑事告訴（恐喝、詐欺、誣告、名誉毀損）を、すべて容疑無しの処分とした。

理由は、証拠不十分。

これで、キム・ヒョンジュンがAさんに対して起こした刑事告訴はすべて終了した。
●ディスパッチ　2016.06.24 午前 10:54
「恐喝、詐欺、誣告、なかった」…キム・ヒョンジュンの元恋人、容疑無し処分

一方、昨年、Aさんがキム・ヒョンジュンに対して起こした16億ウォン(1億6000万円）損害賠償訴訟は継続しており、次の期日（7月2日）に、キム・ヒョンジュンとチェさんが出廷して陳述する予定だ。

チェさん側のソン・ジョンムン弁護士はきょう（24日）、日刊スポーツに「昨年7月に、キム・ヒョンジュンがチェさんを相手に起こした刑事告訴はすべて不起訴処分となった」とし、さらに「この決定は先月（5月）19日に下されたのだが、マスコミに公表せず、静かにしていた。

チェさんはこれまで、全国民的に詐欺師扱いされてつらい日々を送ってきた。 容疑無しと認められたが、キム・ヒョンジュンからは依然として謝罪はない。反省していない。必ず謝罪しなければならない」と強調した。
●日刊スポーツ　2016.06.24 午前11:04
チェさん側「容疑無しの結果にもかかわらずキム・ヒョンジュンからの謝罪は無し…反省せよ」

これに対して、キム・ヒョンジュンの所属事務所、キーイーストは、この処分を不服として、抗告した。

弁護士も、新しく国内屈指の法律事務所、太平洋を選任し、「チェさんの容疑を明らかにしたい」という強い意志を示しているとのこと。
●毎日経済2016.06.24 午後 1:24
キム・ヒョンジュン側、元恋人の容疑無し処分に不服、「抗告」へ

「抗告」というのは、不服申し立てのことで、告訴告発人は、不起訴処分とされた事件を、その決定を下した検事が属する地方検察庁または支庁を経て、書面で管轄の高等検察庁検事長に書面で申し立てることができる。

ヒョンジュン側は第２ラウンドに持ち込んだわけだが、どうだろう…。地検が「証拠不十分」ですべて容疑無しとしたのを、高検が起訴するだろうか？

それにしても、証拠不十分で、すべて容疑無し、不起訴！　というのも、なんとも韓国的な感じがする。ヒョンジュン側の主張は、一切、受けつけられなかったのだ。

ヒョンジュンとお父さん、お母さんは、きっと肩を落としているだろう。（ヒョンジュン・ファンもそうだろう）

しかし、この地検の決定は、「赤ちゃんも生まれたばかり。もう争うのはやめなさい」というお上からの指示とも考えられる。

残るは、巨額の損害補償をめぐる民事訴訟だが、これも「損害補償」という名目だが、事実上、赤ちゃんの養育費とチェさんの生活費をいくらにするか、適当な金額を決める、ということになりそうだ。

それにしても、このビッグ・ニュースが、連日、ユチョンの事件で活発な報道が続き、さらに、キム・ソンミンの自殺騒動で、マスコミが大騒ぎしている時に出てくるなんて…。（それから、世界的に大きな注目を集めているイギリスのEU離脱の国民投票とも重なっている）　これって偶然なのだろうか…。

★いつもお手数をおかけします。２つのバナーをポチッ、ポチッとお願いします。


にほんブログ村

韓国ブログランキングへ

Tweet