先月（2月）初め、クラブ・バーニングサンをめぐる騒動が韓国社会を揺るがしていた最中、成人動画サイトに「バーニングサン」というタイトルの動画がアップされ、ネチズンの大きな関心を集めていた。
ソウル地方警察庁サイバー捜査隊が7日、この動画を撮影して流布した容疑（性暴力処罰法·特例法上不法撮影および流布)で男を逮捕した。この男は、クラブに客を連れてきて手数料をもらうMD(マーチャンダイザー)だった。
●中央日報
この動画は、バーニングサンのVIPルームのトイレとおぼしき場所で男が女性にわいせつ行為をしているようすを撮影したもの。
女性のぐったりした姿などから、男たちが女性にムルポン（液体に溶かした覚せい剤）を飲ませて性犯罪を行ったのではないかという疑惑を濃厚に裏付けるものだった。
この動画について捜査してきた警察は、動画が実際にバーニングサンのVIPルームのトイレで撮影されたことを確認し、動画の中の男など、当事者と仲間たちを呼んで調べた。
中央日報の記事では、動画に映った男は「わいせつ行為は認めたが、女性に薬物を摂取させたことは否定した」となっているが、このニュースを最初に報じたTV朝鮮の記事では、男はわいせつ行為を認めておらず「合意の下で行われたと主張している」とのこと。
●TV朝鮮
TV朝鮮の報道に寄せられたネチズンの声。
何だって。クラブに遊びに来た女性を酔わせて密室に入れて性的暴行を加えたって。それを（管轄の）警察が賄賂をもらって処罰しなかったなんて。この国は正常な国家なのか～。スンリも代表もみんな逮捕して厳罰に処さなければならない。
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国がめちゃめちゃだ。汚い国ということが確実だ。
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何だと??? 動画の撮影者は簡単に捕まえられるのに、スンリはなぜ逮捕できない??? 何十億も受け取ったのか? どうして逮捕しないんだ?
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逮捕するのであれば、スンリを先に逮捕すべき。その次に隠し撮りしたやつだろう。順序が違うだろう?
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wwwwwwwwwwはっきり言うと、証拠を出した者は逮捕し、本当の犯人は捕まえないってこと。
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「スポットライト」（JTBCの報道番組）によれば、エナ、ヤンヤン、エリス、この中国人たちはひとつのグループで薬物を流通させ使っていたらしい。通報者がそういう情報を提供したのだが、エナは20分だけの取調べ。ヤンヤンとエリスは取調べもしなかった。理解できない???? ヤンヤンとエリスは光のスピードで中国に逃げたって。ww 警察は、この国を崩壊させていることを分かっているのか?
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問題はスンリだ。わが国の法では、軍入隊前に事件を起こしたら自動的に入隊が延期される。検事も、もしかしたら金をつかまされて、そのまま入隊させるのかも。これは（スンリを）逮捕すべき事件なんだが、逮捕すべきやつを逮捕せず、罪のない者を逮捕する。韓国の検事、判事、警察の方々は大したものです。
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逮捕すべきやつらは海外に出るのも放っておいて、動画を撮ったやつを逮捕して調べるって？こいつが事件の真実を明らかにできるとでも？ 何が重要なのか、警察は分かってないんだな。脱税したYgのヤン・ヒョンソクとスンリの調べを遅らせ続けるなんて、ふざけている。
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「スポットライト」で見たけど、最初に（客を）暴行したスタッフやクラブの役員が暴行していたとき、被害者を後ろから羽交い絞めにしていた共犯については調べもせず、被害者を殴っていた映像が編集でカットされたCCTV（監視カメラ）の映像を提出した警察も調べず、被害者をわいせつ犯に仕立てた悪質な手法は常習的だったようだが、これは虫ずが走るほどのチンピラ・官民による不正カルテルだ。徹底的に捜査して、厳罰に処さなければならない。
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（女性と）合意していたって？ 女性は身動きできず、遺体のようにして座っていたのに。男２人でクスクス笑いながら、ひとりは性的暴行を加えて、もうひとりは撮影して喜んでいた。不法撮影ばかりか流布まで。狂ったやつらめ。みんな逮捕して重罪を下さなければならない。
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ネチズンが引用している「スポットライト」は7日、「バーニングサン 燃える秘密編」というタイトルで、この事件について特集した。
番組で証言した人の話では、動画の男はバーニングサンのVIPルームの常連で、このVIPルームは数人の常連が固定的に使っており、2階のヒップホップゾーンの脇にぽつんと設置されている。
以前、バーニングサンで働いていた人は「本当に隠密な部屋だ。ガードマンも置いている。一般客が入らないようにするため。ルームの中で血が飛び散るようなケンカが起きても、性的暴行があっても、ガードマンは無関心。女性が悲鳴を上げても、ただ、悲鳴かと思うだけ。一般客が入ってこないように統制する役割だけを果たしていた」とのこと。
またクラブでは、「酔った女性を連れてきてテーブルに載せろ、と言っていた。そういうことがあった。一部の人たちの逸脱ではあるが、役員ら、現場の運営に当たっていた者が知らなかったはずはない」と。
被害女性たちの証言は「皆、驚くほど同じ」で「突然、記憶を失った」とのこと。
さて、スンリは今月25日に忠清南道論山の新兵訓練所に入り兵役につく予定。残りの期間はわずか16日。警察は捜査に拍車をかけるとしてるが、スンリの軍入隊までに逮捕までこぎつけるのは容易ではない、いや、ほぼ不可能、というのが大方の見方。
一部のネチズンは、スンリの入隊を遅らせてしっかり調べてほしいと訴えている（「スンリの軍入隊に反対する」という大統領府への請願文に9日午後2時現在、約9200人が同意）が、これは現行法上、できない。
現行の兵役法では、犯罪によって逮捕されたり、刑執行中にある場合に限って入営を延期することができる。入営が延期されるには、警察がどの容疑であれ、スンリの逮捕状を裁判所に申請し、裁判所から令状の発給を受けなければならないのだ。
しかし、スンリが軍に入隊しても、軍検察によって調べを進めることはでき、警察と軍検察間の捜査協力も可能ではある。
●朝鮮日報
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