先日、ニアミスっていうかなぁ、女性どうしのささいな、もめごとってほどでもないんだけど、小さな事件があってね、ちょうどユチョンの事件と重なって、その裏に隠れるかたちになっていたんだけど、ぼくとしては、この件もちょっと気になっていたもんで、ここらで書いておきたい。
タレントのヤン・ジョンウォン(1989年9月22日生まれ、26歳 166cm46kg)が、ラジオ番組で、歌手のチョン・ヒョソン(1989年10月13日生まれ、26歳 160cm-)の陰口をきいたのだけど、それが、歯ぐきに関してだったんだ。
どういうことか?
●OSEN 2016.06.18 午前9:12
ヤン・ジョンウォンに胸倉をつかまれたチョン・ヒョソン「私の歯ぐきが何だって」と大人の風格を見せる
ーー引用始まり
突然、胸倉をつかまれたようだった。
悪意のないミスだったとはいえ、あまりにも唐突だった。しかし、すぐに相手の謝罪を受け入れた。ヤン・ジョンウォンに陰口を言われたチョン・ヒョソンのことだ。
事件はこうだ。
ヤン・ジョンウォンは16日、SBSパワーFM「ペ・ソンジェのTEN」に出演した。この日の収録分は、映像と共にインターネットで生中継された。ネチズンたちは編集されていない状態のものを、そのまま楽しむことができた。
ベ・ソンジェとヤン・ジョンウォンの率直な話がリスナーの耳を魅了した。
ヤン・ジョンウォンは、「歯ぐきはコンプレックスじゃないの?」というベ・ソンジェの質問に「チャームポイントではあるんだけど、コンプレックスでもある。魅力に昇華させている(つまり、本来はコンプレックスだが、逆に自分の個性、魅力的な部分と考えるようにしている、というくらいの意味)」とクールに答えた。
ベ・ソンジェは歌謡界を代表する「歯ぐきの妖精」、チョン・ヒョソンの名を出した。すると、ヤン・ジョンウォンは「チョン・ヒョソンさん、手術したみたいですね。もう見えませんもん」と言い、「歯ぐきのここ、手術したみたい。最近、SNSで見たんですけど、全部、隠れていました」と親切に説明した。
この発言は、インターネットでそのまま流された。ヤン・ジョンウォンは歌が聞こえてきたのでマイクが切れたと早とちりして、本音を出してしまったのだった。制作陣もその発言の間、特に制止したりはしなかった。
これを聞いたネチズンたちは「ヤン・ジョンウォンがチョン・ヒョソンの陰口を言った」と言いだした。ヤン・ジョンウォンが放送システムをよく知らなかったことから生じたミスだったのに、制止しなかった制作陣もひどいという声もあったが、とにかく、ヤン・ジョンウォンの発言は軽率だったと批判された。
この発言の波紋が広がると、ヤン・ジョンウォンはSNSに長い謝罪文を記した。「うっかりチョン・ヒョソンさんについて失言をしてしまった。質問にチョン・ヒョソンさんの名前が出てきたため、口をついて出てしまった。批判する気はまったくなかったけれど、口がすべって、誤解を買った。頭を下げて謝罪する」として謝った。
「歯ぐきがコンプレックスなので手術を真剣に考えているというのは自分の本音だった。放送システムも知らなかった。公人として至らなかったと思っている」として反省も示した。「非常に後悔している。今後、このような誤解を生んだり迷惑をかけたりしないよう、よく注意する」と約束もした。
直接的な謝罪ではないものの、直ちに自分の過ちを認めて謝罪したため、チョン・ヒョソンも特に問題にしないとした。ややもすれば、感情の溝が深まるおそれもあったが、チョン・ヒョソンは「クール」だった。(この「クール」とカッコがついているのは原文ママ)
今年3月、2枚目のソロミニアルバム「染まる」の発売記念ショーケース(お披露目公演)でもチョン・ヒョソンの歯ぐきが話題になった。MCディンドンが「きみは、きれいな歯ぐき(直訳すると「蜜の歯ぐき」)で有名だよね。今日も笑顔できれいな歯ぐきを見せて」とリクエストした。
チョン・ヒョソンは「今度の曲は優雅さがコンセプトなの。しばらく歯ぐきのことは忘れてほしい」と言いつつ、すぐに、花冠のポーズを取って、明るい「歯ぐき微笑」をプレゼントした。つまり、その程度に、チョン・ヒョソンにとって歯ぐきはコンプレックスではなくチャームポイントであり、特別な自信を持っていた。
そういうチョン・ヒョソンであるだけに、確かにヤン・ジョンウォンの「手術発言」は軽率だった。
オンエア状態だったことを知らなかったとはいえ、発言の内容は、相手を不愉快にするに十分だった。しかし、チョン・ヒョソンの雅量(がりょう 寛大な心、器の大きさ)のおかげで、今回のことは、笑えないハプニングで終わった。MBC「マイ・リトル・テレビ」で一躍スターダムに駆け上がったヤン・ジョンウォン。彼女にとって、いろいろ考えてみるべきことを与えられた事件だった。
ーー引用終わり
う~む、あんまり良い読後感ではないな、この記事は。
で、今年3月の「染まる」の発売記念ショーケースで、チョン・ヒョソンがMCディンドンのリクエストに応えて、プレゼントしたという明るい「歯ぐき微笑」ってのが、これ。
●世界日報 2016-03-28 17:52:23
[フォト] チョン・ヒョソン、「きれいな歯ぐき」
※チョン・ヒョソンの「歯ぐき微笑」が出てきます
チョン・ヒョソンの笑みが魅力的なことはよく分かる。
しかし、それはこの人のくったくのない性格とか、健康的な感じとか、歯ぐき以外の顔立ちとか、そういうものの総合によって生み出されているのであって、何も歯ぐきのおかげではない。
この歯ぐきは、ひとつの個性ではあるけれど、チョン・ヒョソンの魅力的な笑みに、そんなに貢献しているとは思えない。あえて、注目すべきほどのものではないし、日本なら、「歯ぐき微笑」なんて露骨な言い方はしないと思う。
一見、ほめているようで、実はぐさっと刺すような意地の悪さを感じるんだよなあ。
MCディンドンのぶしつけなリクエストに、「今度の曲は優雅さがコンセプトなの。しばらく歯ぐきのことは忘れてほしい」と言った…、ここにチョン・ヒョソンの気持ちがよく表れていると思う。本当は、歯ぐきのこととか、言われたくないんだ。
記者は勝手に、こんな、妙な言い回しをしている。
「チョン・ヒョソンにとって歯ぐきはコンプレックスではなくチャームポイントであり、特別な自信を持っていた。
そういうチョン・ヒョソンであるだけに、確かにヤン・ジョンウォンの『手術発言』は軽率だった」
「コンプレックスではなくチャームポイントであり、特別な自信を持っていた」だって?
おまえに、何が分かるんだよ?
ヤン・ジョンウォンがラジオ番組でああいう発言をしたってことは、チョン・ヒョソンはいろんなとこで「歯ぐき」「歯ぐき」って言われまくっているんだろうな。
「歯ぐきの妖精」なんて、言われて、うれしいものなのかねえ。
チョン・ヒョソンよりは笑った時の歯ぐきの露出が小さいヤン・ジョンウォンでも「歯ぐきがコンプレックスなので手術を真剣に考えている」という本音を吐露したではないか。
「歯ぐき微笑」だの「歯ぐきの妖精」だの、こういう、もてはやし方(?)、ささいなことなのかもしれないけど、こういうところにも、ぼくは韓国を感じるのです。
チョン・ヒョソンの名を出して歯ぐきのことを質問したベ・ソンジェ。
ヤン・ジョンウォンがOAに気づかすにしゃべり続けるのを止めなかった制作陣。
ショーケースのステージで「歯ぐき笑い」をリクエストしたMCディンドン…。
なんか、ぼくは、感じるんだよなあ…。
あと、ヤン・ジョンウォンがすぐに詫びを入れたんで衝突することはなかったみたいだけど、チョン・ヒョソンは根に持っているかもしれないよ。
人の心なんて、分からないでしょう?
「歯ぐき微笑」なんていう言葉は使わないほうが良いと思うよ。
★いつもお手数をおかけします。2つのバナーをポチッ、ポチッとお願いします。
にほんブログ村
韓国ブログランキングへ