「鬼郷」と「ドンジュ」 、低予算ながら「強烈な反日」で大資本商業映画のスクリーン独占を阻む

きのう公開された「鬼郷」と、これより少し前に公開された「ドンジュ」、どちらも強烈な反日映画なのだが、興行的には大成功となりそうだ。

●スターニュース 2016.02.24 午前 11:34
「ドンジュ」「鬼郷」、観客の力で微動だにしなかった映画館側を動かす
http://entertain.naver.com/topic/999195/999195/read?oid=108&aid=0002503273

ーー引用始まり

観客の力が微動だにしなかったスクリーンを動かした。 「ドンジュ」と「鬼郷」、小さいけれども力ある2本の映画に送られた観客の声援により、固く閉ざされていた映画館のドアが開かれた。

詩人ユン・ドンジュを主人公にしたイ・ジュンイク監督の白黒映画「ドンジュ」は23日、4万6578人の観客を集め、興行成績4位になった。 1つ順位が上がり、小幅ながら観客数も前日より増え、上映スクリーン数も多くなった。だいたいの傾向として火曜日は月曜日より観客数が大きく低下することを勘案すると、より意味ある成果。いわゆる「逆走」の始まりだ。

配給会社メガボックス・プラスエムの関係者は「信頼が通じた」と話す。6億ウォン(6000万円)足らずの予算で作った低予算映画が、詩人と詩を扱った白黒映画が、観客の心をつかみ、その結果、スクリーン数の増加につながったのだった。

「鬼郷」の場合はさらに劇的だ。日本軍慰安婦だったおばあさんの経験談をベースに企画から14年もかけて完成された「鬼郷」は実のところ「無事に公開すること」が目標だった。韓日間の慰安婦交渉の妥結と重なって逆風を受けると懸念されていた。当初目標としていたスクリーン数は約300だった。

しかし、24日に公開された「鬼郷」は前売り率27.3%(24日午前10時30分現在)で前売り率のトップに躍り出て、600以上のスクリーン(KOFIC韓国映画振興委員会の集計では24日の「鬼郷」の上映スクリーン数は511を確保した。

(略)

前売りに表れた観客の積極的な関心が、「上映館が少ない」という書き込みをする観客の熱意が、結局、映画館側を動かした。「鬼郷」側は「国民の力で公開された感じ」と言って感激した。

旧正月連休には「検事外伝」が1800ものスクリーンを独占し、また、スクリーンの独寡占が批判の対象になった。資本の論理により強者が映画館側を占領してしまう中での「ドンジュ」の逆走、「鬼郷」のスクリーン確保は、特に意義がある。前売り率やスクリーン数は、観客数に直接、つながることはないかもしれない。しかし、「ドンジュ」と「鬼郷」の公開は、観客の声が、微動だにしなかった映画館側を動かしたという、めったにないケースとして記憶されることは明らかだ。

ーー引用終わり

KOFIC韓国映画振興委員会のサイトで確認したところ、きのう(24日)「鬼郷」は公開初日で、15万4761人の観客を集め(売上シェアは23.1%)、興行成績1位だった。若干の先行公開分も含めた累計観客数は16万5815人。チョ・ジョンレ監督は「20万人の慰安婦少女たちの魂を慰めるためにも、20万人の観客に見てほしい」と語っていたが、これはもうきょうにも軽く超えることが確実。

17日に公開された「ドンジュ」のほうは、きのう6万1091人の観客を集め(売上シェアは8.8%)、興行成績は5位だった。これまでの累計観客数は38万3447人。売上はきのうまでの累計で約28億ウォン(2億8000万円)となっているので、この記事に書かれている通り、6億ウォン(6000万円)足らずの予算で作ったとすると、すでに制作費をはるかに上回る収益を上げている。

ちなみに「ドンジュ」は、併合時代、27歳という若さで亡くなった詩人ユン・ドンジュ(尹東柱)の青年期 を描いた映画。ユン・ドンジュは第二次世界大戦末期、日本で治安維持法違反容疑で逮捕され福岡で獄死した。短い生涯に優れた詩を残したとされる。

ネチズンも熱気に満ちている。

みんなで「ドンジュ」と「鬼郷」をたくさん見て、国民の力を見せましょう~
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「鬼郷」を見たら、涙が枯れるほど泣くことでしょう。
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こういう映画は上映を続けてほしいです。
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「鬼郷」「ドンジュ」 のスクリーン数が増え、上映日数も延びて、たくさんの国民に見てもらえたら良いと思います。
共感3803 非共感35

記事を読んだだけで感動が込み上げてくる。必ず見なければ。2本の映画、ファイト!
共感3130 非共感29

スクリーンの独占は食い止めなければならない。映画を選ぶ権利があまりにも足りない。上映館の上限を定めて、それを超過できないようにしなければならない。
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「ドンジュ」は本当に余韻の残る映画でした。たくさんの方に見てほしいです。(見て)後悔することはありません。
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たった今「鬼郷」を見てきた。日本のチョッパリのやつら、絶対、容赦できない。
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本当、「鬼郷」はたくさんの人が見られるように上映館を増やさなければならない。
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商業映画も面白いけど、事実をモチーフにした映画もたくさんの人が見てこそ、いろいろな作品が出てくると思います。2本とも必ず見にいきます!!
共感396 非共感11

「チョッパリ」というのは「豚足」を意味し、昔、日本人がよくはいていた地下足袋が豚足に似ているとして日本人に対する蔑称としても使われるようになった言葉。今でもよく使われている。

こういう映画を見れば、当然、日本や、日本人に対する憎しみが募ることだろう。

これからしばらく、韓国社会に「反日」の気分が充満し、日本人にとっては気が重くなる日々が続きそうだ。

この2本の映画は、最終的にどのくらいの観客動員数を記録するのだろう?
特に「鬼郷」がどこまで行くのか、個人的には非常に興味がある。

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