▼韓国2016/0110(日)の映画興行成績ベスト5
※(公開日)、当日売上シェア(%)、累計観客数(人)
1位 アーロと少年(0107) 22.0% 53万3369人
2位 ヒマラヤ(1216) 18.0%% 708万0991人
3位 内部者たち ディレクターズカット版(1231) 17.4% 153万0108人
4位 私を忘れないで(0107) 9.8% 30万1792人
5位 シャーロック(0102) 8.7% 116万0137人
「ヒマラヤ」が相変わらず強い。一方、同時公開のライバル作「大虎」はというと、
14位 大虎(1216) 0.5% 175万3337人
ほぼ終わってしまった。「大虎」の損益分岐点は観客動員550万人だったので、現在の達成率は約32%、残念ながら惨敗確定。
「内部者たち」は大成功。先に公開された通常版はもう終わったと見るべきだが、
32位 内部者たち 0.0% 152人(この日の観客数) 706万9843人
ディレクターズカット版が好調で、2つ合わせた累積観客動員数は859万9951人、これまでの青少年観覧不可映画の史上最高記録、「友へ チング」(2001/0331)が記録した818万人を超えて、史上最高となった。この調子なら、青少年観覧不可映画としては初の1000万人超えも十分、いけそうだ。
それから、ちょっと残念だったのはチョン・ウソン&キム・ハヌルのメロ作品「私を忘れないで」。最初の週末が終わって30万というのは、かなりさびしい数字だ。
損益分岐点は150万人とされるので、もう無理かも。
今の韓国映画界で、メロで成功するのは本当に難しい。
そんな「私を忘れないで」だが、チョン・ウソンのファンでもあるぼくとしては、キム・ハヌルがチョン・ウソンについて語った、このインタビュー記事を興味深く読んだ。
●デイリーアン 2016.01.11 午前 9:45
「メロの女王」キム・ハヌルが語る仕事、愛、結婚
http://entertain.naver.com/read?oid=119&aid=0002114439
ーー引用始まり
相手役のチョン・ウソンについては褒め言葉が続いた。キム・ハヌルはこの映画(「私を忘れないで」)に出演した理由の99.9%はチョン・ウソンだったと言い、 それほどまでにチョン・ウソンとの共演を待ち焦がれていた。
「ウソン先輩とぜひ一度共演をしたかったんです。先輩だけがお持ちの雰囲気がこの作品の役柄ととてもよくマッチしていると思いました。先輩がキャスティングされたという知らせを聞いて、快くオファーを受け入れました」
チョン・ウソンは俳優としてだけでなく、この映画の制作者としても映画作りを導いた。キム・ハヌルの目に、制作者チョン・ウソンはどのように映っていただろう。
「あらゆることに関心を向けておられ、明るいエネルギーをお持ちでした。周りをよく見ておられ、気配りもよくなさっていました。これまでは年下の俳優さんたちと共演しながら、私が彼らに気を配っていましたが、今回は私がそうしてもらったのです。(笑)」
キム・ハヌルが見たチョン・ウソンは「ロマンチスト」だという。気配りと親切が身についた「ツンデレ」(表面的には無愛想だが、中味は暖かい人を意味する日本の新造語)スタイルとのこと。
ーー引用終わり
なるほど。
チョン・ウソンは主演俳優であり制作者でもあったわけだが、現場の雰囲気作りなど、かなり気を使って働いていたようで、なんとなくその姿が目に浮かび、心がなごむ思いです。
それにしても、前に紹介したように、彼が「運命の愛に出会いたい」と願いつつ、40代半ばにさしかかった今も独身を守っているという事実に、やや意外な印象を持ったのだったが、キム・ハヌルも彼を「ロマンチスト」と言っているので、本当なんだろうな。
あと、日本語の「ツンデレ」という言葉も使われているが、これは、チョン・ウソンのような大人の男性に使うには、やや、そぐわないのではないだろうか?
「ツンデレ」って、特定の人間関係において(この場合は、チョン・ウソンがキム・ハヌルに対して、ってことになると思うのだが)敵対的な態度(ツンツン)と過度に好意的な態度(デレデレ)の両面を持つ様子、またはそうした人物、というふうに理解できるのだが、チョン・ウソンがキム・ハヌルに対して、ツンツンデレデレだったわけ?
キム・ハヌルもあれだよ、ユニークな言葉をあえて使うときには、もっと慎重にならなくちゃ。(ましてや、日本伝来の言葉なわけだし)
せっかくのメロの雰囲気を、壊す、ということはないにせよ、やっぱり読者がプッとか吹いたら、やっぱ、ちょっとあれじゃないかと…。
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