〔慰安婦〕像を守る市民らが座り込み10日目、女子大生が説く像に込められた7つの意味

ソウルの慰安婦像の置かれている現場では、この像を守ろうとたくさんの学生や市民(多くは女性)が集まり、また、行きかっている。その模様を、像に込められた7つの意味と共にオーマイニュースがレポートした。

●オーマイニュース  2016-01-08 17:56
まだ知らないのですか? 少女像の7つの意味
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=102&oid=047&aid=0002105184

ーー引用始まり

寒い中、8日午後、ソウル鍾路区旧在韓日本大使館の平和の少女像(慰安婦像)前で、学生と市民が慰安婦問題に対する日本の真剣でない(原文は「真正性のない」)謝罪を糾弾し、少女像を守るためにデモを行っている。もう10日目になる。

旧日本大使館前に設置された少女像には日本植民地時代に日本軍の性奴隷として連れていかれた少女たちのハン(恨)が込められている。

座り込み現場では大学生たちが自発的に、訪れてきた人々に少女像の意味を説明している。

ーー引用終わり

元記事に付された動画で、像をじっくり見ることができるので、ぜひご覧いただきたい。

女子大生が、2人の女子高生に像に込められた意味を説明している。

こう話している。

①少女の短髪は、強制的に労役に連れて行かれた時に味わった苦痛を象徴。また、(短髪は)過去と現在が断絶していて、きちんとした謝罪を受けられなかったことを象徴している。

②少女の左肩にとまっているいる鳥は平和を象徴。戦争のない平和な世の中を意味する。

両手のこぶしを握っているのは、最後まで抗議するという意味。私の歴史を必ず伝えるという堅い意志を象徴している。

裸足で、かかとを上げているのは、その当時、朝鮮に来た少女たちは、きちんとした暮らしができなかった。性奴隷として暮らした恥ずかしい歴史(過去)を持っていると、当時、たくさんの人に思われ、朝鮮の地をきちんと踏むことができなかった少女たちの冷たい現実を意味する。

⑤少女の影が少しかがんでいる形なのは、年をとった慰安婦のおばあさんを象徴。

白い蝶(影の中にデザイン)は、おばあさんたちが受けた苦痛が解放されることを願う心と、おばあさんたちが白い蝶に生まれ変わったら良いという意味が込められている。

誰も座っていない椅子(花などがたくさん置かれて見えないが、像の隣りに椅子がある)は、少女を独りにせず、いつもいっしょにいよう、少女の隣りをいっしょに守ろうという意味。

当時の「慰安婦」というのは、もちろん、日本軍によって強制的に連行された少女たちで、性奴隷にされたというのではなく、公娼制度があった時代、高額の報酬が得られる職業だったのであり、募集によって集まった女性たちだった、というのが事実。

20万人もの朝鮮の少女が日本軍によって人さらいのようにして連れ去られ、性奴隷にされた、などというのは、真っ赤な嘘。

しかし…、この像のある現場に、こういう事実が入りこむ余地はない。

「性奴隷」伝説は、もはやドグマとなって固まっている。そして、日本大使館前の像のある現場は聖地と化している。

こういう若い女性たちが、「性奴隷」などと言いながら、まじめに語り合っている光景は異様としか言いようがないのだが。

もとろん、パク・クネさんが決断すれば作業自体は簡単なのだが、挺対協が仕切っているこの現場から、この像をどこかへ持ち去るなどということは、少なくとも今の時点では大統領も怖ろしくて踏みきれないのではないだろうか…。

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