放映前から話題が多く、注目されているKBS2の新作ドラマ「プロデューサー」(キム・スヒョン主演)。その版権が、中国で25億ウォン(2億7500万円)で売れたという。韓国ドラマ界にとっては、久々の明るいニュースだ。
●文化日報 2015.05.11 午前11:36
キム・スヒョン「プロデューサー」、中国に25億ウォン(2億7500万円)で売れる
http://entertain.naver.com/ranking/read?oid=021&aid=0002237025
ーー引用始まり
俳優キム・スヒョンが、低迷していた中国内の韓流ドラマ市場を復活させる見通しだ。
キム・スヒョン主演のKBS2の新作ドラマ「プロデューサー」(シナリオ・グレースパク)の版権が最近、中国オンライン・プラットフォーム会社に1話当たり20万ドル(約2億1748万ウォン 約2400万円)を超える金額で売れたことが、11日、明らかになった。
「プロデューサー」は全12話なので、中国の版権額だけで25億ウォン以上になる。 「プロデューサー」関係者は「正確な販売価格は対外秘のため明らかにできないが、1話当たり20万ドルを超えることは間違いない。最近、中国に売られたドラマの中では最高価格だ」とした。
韓国ドラマの価値は、キム・スヒョン主演の「星から来たあなた」が中国に紹介されて以降、天井知らずに上昇し、昨年末、SBS「ピノキオ」が1話28万ドル(約3360万円)で最高を記録した。しかし、中国国家新聞出版広電総局が、中国内のインターネットサイトの年間海外のコンテンツ輸入量は総量の30%を超えてはならず、事前審査を受けなければならないという「オンライン海外動画管理に係る規定に関する通知」を発表した直後、下落した。
昨年末、1話30万ドル以上で交渉が進んでいたSBS「ハイド・ジキル、私」が結局、1話10万ドル台で契約され、危機説が浮上した。しかし、キム・スヒョンの登場で版権額は一気に2倍以上になった。
同関係者は「『星から来たあなた』を書いたパク・ジウン脚本家の次期作という点も中国メーカーの心を動かした。2人が再び組んだことから『プロデューサー』はは『信じて見ることのできる作品』になった」と付け加えた。
キム・スヒョンへの関心は中国を超えて世界に広がっている。「プロデューサー」は先月、フランス・カンヌで開かれたMIPTVマーケットでも紹介された。特にこのドラマのポスターは、メイン展示館のパレ・ドゥ・フェスティバル(Palais des Festivals)を飾って海外バイヤーたちの目を引いた。
「プロデューサー」はアジア全域とアメリカへの輸出について協議が進んでいるという。キム・スヒョンが、もう一度成功したなら、低迷に陥っている韓流市場が再び活性化する可能性が高い。
中国専門エージェンシー、レディチャイナのペ・ギョンリョル代表は「キム・スヒョンと『プロデューサー』への中国の反応を注意深く見守っている。彼がまた成功したなら、中国内での立地を固め、同時に、後に続く韓流スターたちが飛躍できる足場を造ってくれるだろう」と語った。
「プロデューサー」は15日(午後9時15分)、最初の放送を迎える。
ーー引用終わり
このドラマは、実際のKBSバラエティ局を舞台に、新人プロデューサー、ペク・スンチャン(キム・スヒョン)の奮闘ぶりを描くという。
これは、いわゆるマッチャンドラマ(絡まり合った人物関係 、無理な状況設定、刺激的なシーンなどで展開される韓国特有の荒唐無稽なドラマ。KBS2「優しくない女たち」などが典型)とは反対のコンセプトというかな、相当にリアリティにこだわった作りになっているという話だ。
こういうドラマは中国で受けるんだろうなあ。
マッチャンドラマの場合、ホームドラマの韓国的発展形とでもいうべきものなので、嫁姑とか親子とか、家族を中心とした人間関係がベースになる(ことが多い)ため、そういう関係がわりと似ている日本ならともかく、一人っ子政策で、共稼ぎが当たり前、家事は男女の別なくこなし、両親との同居はなし、親は出稼ぎ、子供は祖父母と暮らすことも、という中国の場合、家族を中心とした人間関係の形がだいぶ違うため、いまひとつおもしろさが伝わらない、ということはあるんじゃないかと思う。
あとは俳優のタイプかなぁ。ヨン様(ペ・ヨンジュン)が国内以上に日本で受けたように、キム・スヒョンは中国人の好みに合っているのかもね。
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