29日、仁川地裁は、ファンに対する傷害容疑で起訴されたEXOのマネージャー(SMエンターテインメント所属の30代)に罰金刑100万ウォン(約11万円)を宣告した。
このマネージャーは昨年(2014年)8月19日、仁川空港地下1階でEXOに同行し、群がるファンを統制するなどしていた際、ひとりのファンの後頭部を1回たたき、傷害罪で起訴されていた。
この件に関連して、いわゆる「サセンペン」の問題を韓国経済TVが指摘した。
「サセンペン」というのは直訳すると「私生ファン」。アイドルの私生活を侵害する一部の過激なファンのこと。
●韓国経済TV 2015.04.30 午前 10:51
EXOマネージャー、ファンを暴行、身の毛がよだつ「サセンペン」シャワーする姿も盗み見
http://entertain.naver.com/read?oid=215&aid=0000298994
ーー引用始まり
EXOのマネージャーのファンに対する暴行事件が話題の中、アイドルグループのサセンペン問題がクローズアップされている。
「サセンペン」で思い浮かぶのは東方神起だ。ユンホとチャンミンは、かつてある番組でサセンペンへの苦情を打ち明けたことがある。
チャンミンは「夜明けにいたずら電話がたくさんかかってくるので番号を変えた。そしたら変えてから5分で『番号を変えましたね』ってメールが来た」と言った。
ユンホも「本当にミステリーだった。そんなことがあった後、番号をまた変えたら、『よく変えるのは良くないです』とすぐに携帯メールがきた」と話した。
また、ユンホは「ある日、宿舎の(ユンホが滞在している部屋の中の)物を撮った写真がメールで送られてきたことがある。ということは、宿舎の部屋に密かに入ったということ」と言って衝撃を与えた。
サセンペンは最近、急に出てきたたわけではない。過去に、第一世代アイドルグループH.O.T.(1996年にデビュー、2001年に解散)のメンバーだったトニー・アンもサセンペンのことを暴露した。
トニー・アンは「H.O.T.の宿舎で暮らしていたころ、ファンが玄関のドアのレンズ(旧型のマジックミラー)を割って中を覗いて、私たちが入浴する姿を見たりしていた。ある日、レンズを通して外を見ようとしたら、透明なはずのレンズが真っ黒だった。後で分かったけど、それは宿舎の中を覗いているファンの瞳だった」と言って、スタジオを衝撃に陥れた。
ーー引用終わり
トニー・アンの話は、ちょっと眉唾だな。
玄関のドアであって、風呂場のドアではないのだから、入浴している姿ではなく、せいぜい入浴後にリラックスして室内をうろうろしている姿を見られた、というくらいのことだろう。
しかし…、旧式のマジックミラーなら、(室内から見て)外側のレンズを割れば、中を覗くことはできるかもしれない。
「サセンペン」の実態については、この記事をどうぞ。
●ワウコリア
「EXO」の中国「サセンペン」事件、日中韓アイドル追っかけの実例(日本語)
http://www.wowkorea.jp/section/interview/read.asp?narticleid=127304
たたかれた人が「サセンペン」だったかどうかは不明だが、マネージャーが空港で、理由もなく、ファンの後頭部をたたく、ということは考えられない。
事実は、EXOの場合、日ごろから、一部の過激なファンに悩まされており、このマネージャーも敏感になっており、つい、メンバーに接近してきたファンを手荒く扱ってしまった、というくらいのところだったのだろう。
メンバー2人が亡くなったレディスコードの交通事故でも、車を運転していたマネージャーが罰せられた。
韓国の芸能人も大変だが、彼らの世話をするマネージャーというのも、いや、忍耐力、特にストレス耐性が求められる仕事だと、つくづく思うね。
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