韓国芸能界の4人の「菩薩」、チャ・スンウォンら3人は納得だけど、イ・ジヘは、う~ん、どうだろうか…

どこの世界にも、良い人、立派な人、器の大きな人がいるものだが、それは韓国の芸能界とて、例外ではない。

OSENが、芸能界の「菩薩」(ぼさつ 仏様に次ぐ存在)4人を選出した。ひとりずつ見てみよう。

●OSEN 2016.06.07 午後4:20
ムン・ヒジュン、イ・ジヘ、チョン・ウソン、チャ・スンウォン、芸能界の菩薩4人

ーー引用始まり

●ムン・ヒジュン 100万もの悪質な書き込みを許した  「ムン菩薩」
「芸能界の菩薩」を語る際、まっ先に思い浮かぶ象徴的な存在。90年代最高のアイドルグループH.O.Tのリーダーだった彼は、ソロ活動への転向を前後して集中砲火を浴びた。音楽ジャンルをロックに変えた彼への無差別的非難は、彼を「無脳虫」と呼び、戯画化した画像をネットにアップし、彼の歌の歌詞から取った言葉(「break」を崩した言い方)をバカにする道具にしたりした。

インターネット放送で活躍していたキム・グラは、ムン・ヒジュンに対し、ひどい人身攻撃を行った。その結果、ムン・ヒジュンは、たくさんのネチズンがとりあえず「けなしてみる」存在になってしまった。

当時、ポータルサイトの彼のニュースには100万もの悪質な書き込みが寄せられ、国内のニュース記事としては最悪レベルとなっていた。しかし、多くの芸能人が兵役を忌避したりする中、ムン・ヒジュンは現役入隊し、2007年11月、満期除隊すると、アンチはすっかり消え去った。その後は、キム・グラをも大きな胸で包んだ。キム・グラはそんな彼を「ムン・フィジュンは菩薩だ」と言い、それが流行語となって広がったのだった。

●イ・ジヘ ソ・ジヨンと気持ちよく和解した  「イ菩薩」
1998年にデビューし、2002年に解散したS#arp(シャープ 男女混成ダンス音楽グループ)のメンバー。「Tell Me, Tell Me」「Sweety」「私の唇、温かいコーヒーのように」などのヒットを飛ばして大人気だったS#arpだが、メンバー間の不和で解散してしまった。

イ・ジヘとソ・ジヨンが仲違いし、番組出演をキャンセルするなどして、結局、表沙汰になってしまった。特に、暴行をめぐって両者の意見が対立し、それぞれが記者会見を行い、世間の耳目を集めた。ついにはS#arpのマネージャーが口を開いて、真実を明かし、イ・ジヘは救われた。

解散後、イ・ジヘはソロ歌手に転向し、ソ・ジヨンは2011年に結婚して家庭生活に入った。その後、2人は和解し、それは、イ・ジヘのミュージックビデオにソ・ジヨンが出演したことで証明された。

最近、イ・ジヘは、JTBC「シュガーマン」やMnet「音楽の神2」などに出演し、「先に手を出したのは私だった」と明かした。また、「一時は、ソ・ジヨンが本当に嫌いだったけど、もう、すっかり仲直りした。今は本当の家族みたい」と言ってソ・ジヨンへの友情を示した。

●チョン・ウソン 46億ウォン(4億6000万円)を失ったが、私は大丈夫だ 「チョン菩薩」
チョン・ウソンが時ならぬ詐欺事件の被害者として登場した。相手は有名な放送作家のパク某。パク某は2008年11月から翌09年7月までに、チョン・ウソンから事業への投資金の名目で46億2600万ウォンを受け取った容疑で起訴された。チョン・ウソンを通じて知り合った別の人からも23億ウォンあまりを受け取っていた。

1990年代から地上波放送で人気を集めた多くのドラマを書いてきたパク某は、公判準備期日で弁護人を通じて「チョン・ウソンに処罰不願(処罰を望まないこと)の意思があるかどうかを確認したい」と発言して、さらに大衆の怒りを買った。チョン・ウソンの所属事務所は「だいぶ前のことでもあるし、みんな忘れて、俳優業に専念している」として、告訴する方針がないと明らかにした。チョン・ウソン本人もファンとコミュニケーションするSNS映像を通じて「大丈夫です。以前に良くない事があることはありましたが、もう私は乗り越えています。大丈夫です」とファンを安心させ、「チョン菩薩」になった。

●チャ・スンウォン 心で生んだ 「チャ菩薩」
チャ・スンウォンは、息子チャ・ノアの実の父親だと主張する人物の登場によりダメージを受けた。この人物は2014年7月、チャ・スンウォンと彼の妻、イ某さんを相手に、ソウル中央地裁に損害賠償訴訟を起こしたのだった。「チャ・スンウォンがチャ・ノアが自分の息子であるかのようにふるまった」という理由で1億ウォンを要求した。

これまで、残念な事件(ノアが起こした数々の不祥事のこと)に際しても、ぐっとこらえて何も言わず、息子ノアを熱い父性愛で包んできたチャ・スンウォンを(世間は)見てきていたため、これは確かに衝撃的なことだった。

チャ・スンウォンは所属事務所を通じて、22年前の結婚当時、3歳の息子も一緒に家族になったことを初めて明かし、「ノアは心で生んだ息子だと固く信じており、今もあの時の選択を後悔していない」と語って、皆を感動させた。

ーー引用終わり

この4人のうち、チャ・スンウォンについては、このブログでも紹介している。
■立派な父親 チャ・スンウォン

で、ぼくの見方なんだけど、ムン・ヒジュン、チョン・ウソン、チャ・スンウォンは「菩薩」と言えるだけのことはあると思う。けど、イ・ジヘは…、別に、そこまで称賛するほどではないんじゃないだろうか。

男2人女2人の混成ユニット、S#arpが解散するきっかけになったのは、イ・ジヘ(1980年1月11日生まれ 167cm48kg)ソ・ジヨン(1981年6月2日生まれ 167cm47kg)、この女性2人の感情的対立だった。

決定的だったのは、2002年10月8日、2人がエレベーター内で取っ組み合いのケンカをしたことだった。そして、それからまもなく、同月14日 、公式に解散を宣言した。

「S#arpのマネージャーが口を開いて、真実を明かし、イ・ジヘは救われた」という部分を説明しておくと、当時、ソ・ジヨンは「(イ・ジヘの)一方的な暴行」と、イ・ジヘは「ソ・ジヨンの母による暴行とソ・ジヨンの意地悪があった」と主張した。

それで、両者の会見の後、男性メンバーのクリスがソ・ジヨンの肩を持ったため、イ・ジヘは窮地に陥ったのだけど、その後、マネージャーが「ソ・ジヨンの母がイ・ジヘに暴行し、暴言を吐いた」と真相を暴露した、それでイ・ジヘは助かったわけ。

今は仲直りして、「先に手を出したのは私」と明かして少し年下のソ・ジヨンをかばっている点は、大きさを感じさせるし、評価できるとは思うんだけど、「菩薩」とまで言って讃えるほどのものだろうか…。

では、最後に全盛期のS#arpのステージをひとつ。

「私の唇、温かいコーヒーのように」(2001年)

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