キム・ヒョンジュンの恋人「子供は私が責任を負う。ヒョンジュンとの結婚はない」

芸能メディアのディスパッチが、キム・ヒョンジュンの元恋人Aさんに24日午後、インタビューをし、キム・ヒョンジュンとやりとりしたメッセージも公開した。

このインタビューでAさんは、理解と容赦、和解と再結合、妊娠、その後一連の事件など、すべて打ち明けた。

そして、こう断言したという。
「子供は私が責任負います。ヒョンジュンと結婚することは絶対ありません」

●ディスパッチ 2015-02-25 16:51
「子供は私が責任を負います。キム・ヒョンジュンとの結婚はありません」(インタビュー)
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=106&oid=433&aid=0000008077

 

 

この記事でAさんの発言内容とキム・ヒョンジュンとやりとりしたメッセージを読み比べてみたところ、矛盾はなく、今回の騒動の発端となったこの記事の内容はおおむね事実だということが分かった。

■キム・ヒョンジュン 暴行した恋人と再結合、子供まで
http://seouljinseigekijo.com/?p=1631

そして、いくつか重要なポイントが明らかになった。

最初からAさんが主張していた通り、キム・ヒョンジュンとAさんは、つい最近まで、頻繁に連絡を取り合っていた。

2月18日(妊娠11週)には、こういうやりとりがあった。

ヒョンジュン:子供は順調に大きくなってる? 気になるな。韓国に帰ったら少し話そう、2人で。ぼくも我が子が見たい。

これに応えて、Aさんは胎児の超音波映像(動画)をキム・ヒョンジュンに送った。

つまり、キム・ヒョンジュンは、今年1月5日に済州島からソウルに戻って、Aさんから妊娠を告げられて以降、そのことに関連してAさんと連絡を取り合っており、Aさんの妊娠も、その子が自分の子であることもよく知っていたのだ。

妊娠確認は、キム・ヒョンジュンの父親が強く求めたのだった。

Aさんはキム・ヒョンジュンの父親と1月6日に会った。Aさんはこの時、父親が子供を望んでいないと感じた。Aさんは「お父様のお言葉に、ヒョンジュンが代わりに(Aさんに)謝ったほどだった」と話している。

妊娠確認を求める父親との対立は、病院の問題で先鋭化した。父親は、特定の病院、特定の医師にこだわり、通話中にうっかり「これ以上、遅れてはならない」と言ったりもした。

押し問答の末、結局、まずAさんが通っている病院に行って、次に父親の指定する病院に行くということになったが、Aさんはそのことに「確答はしなかった」とのこと。(それで、キム・ヒョンジュンの側は「24日の午後2時に診察を受ける約束をしていたのに、Aさんが現れなかった」と言い、Aさんは「約束はしていない」と言っている)

妊娠確認をめぐっては、Aさんはヒョンジュンの父親とこういうやりとりをしている。

2月23日
ヒョンジュンの父:超音波写真は絶対、信じられない。なぜなら、今まで君が、私たちが君を信じることができないような言動をしてきたからだ。発言を変える理由でもあるのか?

A:私はその先生(父親が指定した医師)を希望したことはありません。私のほうこそ、私の子供が何かされないかと怖いです。書類を見せてほしいと言われたので、お会いした時、妊娠確認書、妊婦健康診断書まで全部、お見せしました。それでもお疑いになり、お父様がご希望の病院を強要される理由が分かりません。どこの病院でもいいと思います。

要するに、Aさんはヒョンジュンの父の指定する病院で診察を受けると、堕胎させられるおそれがあると警戒していたのだ。

Aさんがヒョンジュンを松坡警察署に告訴したのが昨年(2014年)8月2日。

キム・ヒョンジュンはAさんを暴行し負傷させた。Aさんはキム・ヒョンジュンを刑事告訴した。こういう2人が再結合できるものだろうか。これまでの経緯を見てみよう。

2014年9月2日。キム・ヒョンジュンは被疑者として松坡警察署に出頭した。そして7日に、ペルー公演のために出国した。その時、飛行機からAさんにこういうメッセージを送ってきた。

ヒョンジュン:君が幸せになったらいいね。もう互いに連絡をしてはならなくなる日が来る。でも、その日までは…、ぼくと連絡を取ってほしい。

この時期は、警察の捜査が活発に行われていた。

Aさんは2人の関係は終わったと思っていたが、ヒョンジュンは違ったという。

「9月からヒョンジュンが私の家を訪ねて来るようになりました。酒に酔っぱらったまま、家の前に満身創痍で倒れていました。公園で私を待ち続けたり、また泣いたりもしました」

「10月もそうでした。10月のある日、ヒョンジュンが言いました。『自分が(今の苦境を)乗り切れるように、もうしばらくだけそばにいてほしい』と。私の心は少しずつ揺れ始めました」

Aさんは「最近2年間、誰よりもキム・ヒョンジュンを愛していた」という。それゆえ、「彼の暴行は衝撃であり、心に傷を残した」と話した。しかし、ヒョンジュンの苦しむ姿に徐々に心を開いていった。

暴行事件関連の手続きは、この後、このように進む。

2014年9月15日: キム・ヒョンジュン、「ヒョンジュンドットコム」を通じて謝罪文発表
2014年9月17日: Aさん、キム・ヒョンジュンへの告訴を取り下げる
2014年9月20日: キム・ヒョンジュン、傷害容疑で送検される

そして2人が「再結合」(原文直訳。日本語だと「復縁」という。ストレートというか、分かりやすいというか、そのものずばりみたいな言い方だね)したのは、Aさんによると11月だという。

「11月に復縁し、その後は、ほとんど一緒にいました。11月13日から30日までは済州島にいました。12月も、ほとんどずっと一緒でした」

そして、11月7日に、いわゆるサプライズ・プレゼントとなる。

「誕生日でした。済州島からプレゼントが来ました。花とケーキでした。その時私の心が再び溶けたようです。ヒョンジュンをまた愛せるという気がしました」

こうして2人はまた恋人関係に戻り、やがてAさんが妊娠する。
Aさんが妊娠したことを知ったのは今年1月3日だという。

「1月2日に体に異常な兆候がありました。翌日、妊娠テスト機を買いました。私は驚きました。しかし、さらに驚いたのはヒョンジュンの行動でした」

この時のヒョンジュンの行動というのは、他の女性との済州島旅行。ヒョンジュンが旅行中と友達から伝え聞いたAさんは雷に打たれたような衝撃を受けたという。

「12月31日まで私と一緒にいました。1月1日には新年のあいさつをしました。それなのに2日に友人カップルらと(他の女性と2組で)一緒に旅行だなんて…」

それでも、Aさんはこのように自分に言い聞かせたという。

「友人カップルらとの旅行は以前から約束していた旅行とのことでした。それでもう一度心を落ち着かせました。私と別れていた間に彼女に出会った、そんなふうに合理化しました」

キム・ヒョンジュンは済州島から帰ってきた5日、妊娠を知った。

「ヒョンジュンは気が動転していました。私も当惑していましたから十分理解できます。私たちは結ばれてはならない関係なのに…子供ができてしまった。とても混乱しました」

2人は、今後のことを真剣に悩んだ。キム・ヒョンジュンの心は揺れ動いた。軍入隊、両親の説得など解決しなければならない難問が山積みだった。

結婚問題についてはかなり真剣だったという。検察の捜査結果が出る頃(1月19日に罰金刑が決まった)、いきなりプロポーズをしたりもした。それほど混乱した様子だったという。

これが、そのころ、2人が交わしたメッセージ。

1月10日
H(ヒョンジュン):じゃあ、結婚するから嘆願書を出してくれ。きみの夫を前科者にしないように。
A:突然、何のこと?
H:このまま罰金刑を受けると、前科になるんだって。罪が認められたら犯罪者だって事務所で言われた。
A:私たちの子供のためでも、私のためでもなく、自分が犯罪者になるのが嫌で、結婚するっていうの?
H:いや、ぼくたちの赤ちゃんのためにも一生懸命生きていこう。これ以上、こんなことに巻き込まれていたくない。すべて忘れて、君とぼくとで新たなスタートをしよう。ぼくがちゃんとするから。結婚して幸せにしてあげるから。
A:ちゃんとしないと。でも、なんで突然、そんなことを言うの?
H:きちんとしようと思って。ぼくたちの子供と君のためにちゃんとするから。軍隊に行って帰ってくるまで、かわいい赤ちゃんを育ててね。

さて、キム・ヒョンジュンは済州島から帰ってきた5日、妊娠を知ったわけだが、この日、Aさんはヒョンジュンの家で、彼の旅行カバンを整理していて、こういうことがあったという。

「済州島旅行から帰った日、ヒョンジュンの旅行カバンからその女性の物を発見しました。私は、静かにそれらをぜんぶまとめて持って外に出ました」

Aさんはその女性が着ていた服、美容道具、さらには、女性用品まで持ち出し、それらを自分の車のトランクに放り込んだ。「それらの物を捨てて全部忘れたい」と決心したという。

「その後のある日、車を整理していて彼女の物を再び発見しました。急に腹が立ったんです。それらをそのまま包装して彼女に送ってやりました

しかし、これが問題の発端となった。ヒョンジュンはAさんを責めた。「人間的でない」という言葉も吐いたという。

この時に、2人はこのようにメッセージを交換した。

1月19日
H:ぼくはもう寝るけど、言っておくことがある。君がK(済州島に一緒に行ってきた女性)を憎み、嫌いなのは分かる。でも、ぼくの立場では、すごく恥ずかしかった。女性用品まで包装して送るなんて、あんまりじゃないか?
A:男の家にあんなものを置いて行くのがまともなの? 私はあなたの家にあったものをそのまま送ってやっただけ。あんなものを見た時の私の気持ち、分かる?

これが、Aさんが心を固めた決定的な理由となった。

「実は、(ヒョンジュンが)ある程度、怒るのは予想していました。私のやり方がクールでないことも分かります。でも、悲しくて、ただ、やりきれなくて…」

Aさんの激しい気性が垣間見えるエピソードだ。
結局、この件で、Aさんは、今後、取る道について心を固めた。

シングルマザーとして子供を生んで育てると。

記者は、その決心について、わりと率直に確認している。
そういう方法は極端ではないか? 子供が成長して、2人の闘い(子供にとっては自分の出生の秘密)を知ることもありえる、と。

これにAさんはこう答えている。

「はい。 私の子供のために決めたことです。キム・ヒョンジュンの所属事務所が私を変な女にでっちあげたからです。 『別れたにもかかわらず、確かではない妊娠で足を引っ張る女』にですね」

「昨日は私の妊娠に秘密があるかのように報道しました。何かを隠すために約束を破り、身を隠したと。私は『隠す』のではなく『守る』ためにこうしているのです」

Aさんは今後生まれてくる子供のためにインタビューに応じたと強調したという。「足を引っ張る母でもなく、隠す母でもなく、逃げる母でもなく…」、子供を守る母、子供のために闘う母。

そして記者に、「超音波診断の音を聞いたことがありますか?」 聞き返し、
 「お腹の中で、子どもの心臓が動いています。もう私が耐えて責任を負うつもりです」
として、堕胎など考えられない、という意思を示した。

Aさんはキム・ヒョンジュンに責任を負わせないと言い、彼と結婚することはないとクギを刺した。同時に、だからといって(ヒョンジュンの)子供への関心までは防げないつもりだという。

「私が(子供に)未練があり、私が選択しました。私の決定についての責任は私が負います。私は、もう母親ですから」

今もキム・ヒョンジュンはAさんにメッセージを送ってきており「Aさんには連絡がつかない」という所属事務所からの報道などには無頓着に、子供のことをAさんに尋ねているという。

インタビューの最後に、キム・ヒョンジュン側と所属事務所のキーイーストに、このように告げた。

「事務所が何を守りたいのか知っています。だからといって私の存在を否定しないでください。強要もしないでください。 私のためではなく、子供のためです」

このAさんのインタビュー記事を読んでみて思ったのは、やはり非常に頭がよく、意志の強い方だな、ということ。

ヒョンジュンのほうが2歳年下ということもあってか、幼く、甘えている関係だね。

この2人は、いわゆる「子はかすがい」で、切れているのかつながっているのかよくわからないあいまいな状態が、今後も、長く続いていく可能性もかなりあるのではないかと思う。

この記事にも、こういう記述がある。

2人のメッセージを見ると、ついたり離れたりを繰り返している。一例として、11月30日のメッセージを見てみよう。2人はいつもこんなふうだった。「私たちはもう終わりだ」と言って、すぐ「ところで朝ごはんはもう食べた?」となる。

昨年11月30日
H:あれもこれもうまく片付きそうもないからね。もうぼくは自分で考えてやるから。君も君なりにしっかりね。
A:そうね。では、互いに関係ないから、各自、しっかりやろう。
H:そうだよね。各自、しっかりやろう。最後だ。ところで、このへんの犬はどうしてこうなんだ。頭に来るけど、この写真に共感できる人がいなくて、悩んだ末に送ったよ。まったく笑わせる。
A:ほんと笑わせるわね。ご飯は?
H:ビビンククス(麺料理)食べた。君はご飯、食べた?
A:フルーツを食べた。天気はどう?
H:雨が上がって、太陽が出たよ。ご飯、ちゃんと食べるんだよ。

最後にもうひとつだけ、このインタビューでのAさんの発言を記しておこう。

「ヒョンジュンは一度も妊娠を疑ったことがありません。妊娠については本人が最もよく分かっているはずです。本人が前に『ミス』をしたようだと言っていましたから」

まぁ、Aさんも「(ヒョンジュンの)子供への関心までは防げない」ということだから、結婚はしないにせよ、とにかくここまでの経緯がどうであれ、生まれてくる子供には何の罪もない。2人で協力して子育てをして、子供が幸せになってくれれば、それが何よりだと思う。

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