ロッテが「ターミネーター5」の配給を決めた理由

ロッテエンターテインメント(以下 ロッテ)は、なぜ、「ターミネーター5ジェネシス」の配給を決めたのか。

TVレポートは、ロッテは「禁断のリンゴをかじった」として、このように分析している。

●TVレポート 2015-01-28 15:36
「禁断のリンゴ」をかじったロッテ 「ターミネーター5」の配給を決めた狙いは?
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=106&oid=213&aid=0000623840

 

 

ーー引用始まり

CJエンターテインメント(以下 CJ)と共に韓国映画産業をリードするロッテが結局、禁断のリンゴをかじった。イ・ビョンホン出演の映画「ターミネーター5ジェネシス」(以下「ターミネーター5」)配給代行を務めることになった。

(略)

イ・ビョンホンの脅迫事件が起き、CJが「ターミネーター5」の配給を放棄したため、パラマウントは国内公開のための配給会社を探した。ロッテは「侠女、刀の記憶」(以下「侠女」)を救済するための盾として「ターミネーター5」を使うことにした。

100億ウォンが投入された大作「侠女」は、昨年(2014年)秋夕(9月7日(日)から9月9日(火)の連休。昨年はこの連休と土日が重なり、9月10日(水)は振替休日となるため5連休になった)に公開する計画だった。が、イ・ビョンホンの脅迫事件が起きたため、公開を今年の旧正月(2月18日(水)から20日(金)の連休。今年は土日に連続するため5連休になる)に延期した。(12月の冬休み前の公開も見送った)

しかし、大衆の反応がなかなか好転せず、今年の旧正月の公開も放棄、公開を無期限延期しなければならなくなった。おかげでロッテは映画館街の最盛期の一つである旧正月を、新作を出すことなく寂しく過ごすことになった。

公開はしなければならないが、公開の時期がつかめないままの「侠女」。ロッテは「侠女」の興行失敗を少しでも食いとめるための盾として「ターミネーター5」を使うことにした。「ターミネーター」シリーズへのファンの信頼と、イ・ビョンホン以外の大物俳優たちの力を信じてみることにしたのだ。配給を代行する立場なので興行に対する負担も軽く、失敗したとしても損失も少なくて済むので、喜んで「ターミネーター5」を配給することにしたようだ。

必ず一度は大衆の前に立たなければならないイ・ビョンホンが「ターミネーター5」で、先に出てきてくれれば、「侠女」は何の雑音もなく比較的スムーズに上映できる。そのため、「ターミネーター5」はロッテの良いカードになった。実際、ロッテの社内では「ターミネーター5」の公開後に「侠女」を公開することを検討している。

しかし、ロッテの狙い通りに、観客の心を動かすことができるかどうかは未知数だ。依然として観客たちはイ・ビョンホンに厳しい視線を向ける中、検察がイ・ビョンホンの「脅迫女」、イ・ジヨンとダヒの裁判で控訴し、事件はまた新たな局面を迎えることになった。「ターミネーター5」を盾にするというロッテの計画。成功か失敗か、油断ならぬ状況になってしまった。

ーー引用終わり

「侠女」を救済するための盾…。
はたして「ターミネーター5」は盾としての役割を果たすことができるのだろうか?

「ターミネーター」シリーズには根強い人気があり、固定ファンもかなりいるだろうし、ハリウッドの大物俳優の魅力も大きいので、イ・ビョンホンにまつわるマイナスの要因を相当程度、解消できると期待され、興行的に大失敗する、大赤字になるということはないのではないかとは思うのだが、これまでずっとパラマウントの作品の配給を手がけてきた最大手のCJが手を引いたということは、それなりに理由があると考えるしかない。

大赤字にはならないが、小さな赤字になる危険性が高いとか、黒字になるにしてもごくわずかで、それなら他の作品を配給したほうがいいと判断したとか…。

ロッテとしては、100億ウォン(約10億円)を投入した大作「侠女」で大損はしたくない。「ターミネーター5」なら、その盾になってくれるのでは、と期待する気持ちは分かるけれども、そう判断できる根拠は薄い。やはり、希望的観測だといえるだろう。

へたすると、「ターミネーター5」も「侠女」も両方こけて、ダブルパンチになるおそれがある。

イヴはへびにだまされて、禁断の果実を夫とともに食べ、楽園を追放されてしまったという。

もちろん、たとえこの2作品の興行が失敗したとしても、ロッテが、韓国映画産業という楽園から追放されることはないが、もしかしたら、ロッテの担当者の首が飛ぶくらいのことはあるかもしれない。

ロッテの担当者は、イ・ビョンホンを恨んでいるかもなあ。
なんで、あの程度のトラブルを事件にして、裁判なんかやったんだと。
裁判も一審で、はやめに2人の「脅迫女」と和解して、終わりにしなかったのかと。

もう嘆いてもしょうがないが、こんなふうに恨みがましく思っている関係者は少なくないのではないだろうか。

もちろん最も大きな傷を負ったのはイ・ビョンホンさん本人であり、その次は妻のイ・ミンジョンさんだろうけど…。

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