所属事務所TSの主張に、B.A.Pが反論

所属事務所を相手に専属契約の無効確認訴訟を起こしたB.A.Pが、所属事務所TSエンターテインメント(以下TS)の主張に対し、反論した。

●アジアトゥデイ 2014-12-06 09:43
「契約無効訴訟」B.A.P、所属事務所の主張に一つ一つ反論
http://www.asiatoday.co.kr/view.php?key=20141206010003406

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――引用始まり

B.A.Pは5日、法律代理人である法律事務所トダムを通じて「2012年のデビュー以来、殺人的なスケジュールをこなしてきたにもかかわらず、収益を精算されなかった」と公式の立場を発表した。

先に所属事務所のTSが、メンバーらの問題提起に対して「収益金の精算や契約内容と関連して、違法行為はなかった」と主張したのに対し、真実を再確認すべく対応したのだ。

そしてB.A.Pはまず、会社の奴隷契約と不当な扱いについて問題を提起した。B.A.Pは「最高の歌手になるという夢を持ってデビューした2012年には260回、昨年は140回、今年は110回余りの公式スケジュールをこなし、所属事務所のすべての方針に従ってきた。特に今年は33回の海外のスケジュールをこなし、『休まないじゃないB.A.P』というニックネームがつけられたほどだった」と話した。

続いて「今年10月、1人のメンバーが脱水状態で応急室に行ったことがあった。その時、所属事務所が(ステージに立たなければ)『損害賠償請求をする』と言ったために、病院が引き止めたにもかかわらず、退院してステージに立った」とした。B.A.Pは自分たちの主張を立証するため、手首にリンゲル用の絆創膏をつけたまま公演するメンバー、デヒョンの姿が収録された放送のキャプチャー画面を添付した。

さらに、B.A.Pは「ハードなスケジュールにより精神的、肉体的に疲れたこと以外にもメンバーを悩ませたのは所属事務所との信頼問題だった」とし、「精算金は0ウォンであってもかまわない。所属事務所が正確な資料を公開することが重要だ」と重ねて主張した。

そして、「今年初めにやっと損益分岐点を超えたため、それまでの分は収益を精算できなかった」という所属事務所側の主張に対しては「アルバムのプロモーションに使ったという15億5000万ウォン(約1億5500万円)について所属事務所に説明を求めたが、何カ月間たっても返事がなかった。この虚偽の費用を計上しないなら、所属事務所の主張とは異なり、昨年下半期には損益分岐点を超えていた」と反論した。

法律事務所トダムの担当弁護士は「所属事務所がアルバムのプロモーションにかかったという費用の使途について正確に明らかにしないなら、メンバーたちを騙して虚偽精算したこと、その金を流用したことについて法的責任を免れられないだろう」とし、さらに、今回の紛争と関連して背後勢力の存在があるという所属事務所の主張については「背後勢力はない。(事務所の『背後勢力がある』という主張は)名誉毀損に当たる可能性もあり、法的措置を検討している」と語った。

――引用終わり

会計が不透明で、事務所が経費を水増しするなどして、収益を自分の懐に入れ、メンバーたちにきちんと還元しなかったとB.A.Pのメンバーたちは見ており、この不信感が紛争の原因となったらしい。

しかし、具体的な主張の部分は、事務所にせよメンバーたちにせよ、自分に有利なように話すものだから、証拠をもとに裁判官が判断するのを待つのみ。今は、なんとも言えない。

ちょっと思ったのは、芸能事務所のような業界、というか業態で、事務所が所属するアーティストやタレントに詳細な会計資料を提示して、約束した分配比率によって、益金を分配するという方法が一般的なのだろうか、ということ。

その辺の情報公開というのは、芸能事務所のような運営をしている企業の場合、悪意などなくても、難しいのではないだろうか。公開したら、みんないろいろな相手と情報交換するはずだから。混乱のもとになるのではないか。

また、事務所の立場からすると、他の所属アーティストやタレントとの兼ね合いもあるだろうし、練習生も抱えているわけで、B.A.Pだけを独立した形で会計処理できるのだろうか、という点もある。

B.A.Pは成功したけれども、その陰には失敗例もたくさんあるだろうし、その損失を事務所としては、どこかで補わないとやっていけないはず。では、どこで補うかといえば、成功者の上げる収益から。不動産収入があるとか別に副業があってそっちが儲かっているというケースでもない限り、それしかない。

だから、たとえば事務所が5人のアーティストを抱えているとして、ひとりだけが売れていて、あとはさっぱりという場合と、5人全員が売れているという場合とでは、当然、収益の清算のしかたも変わってくるのではないか。

ひとりだけが売れていて、あとはさっぱりという場合、このひとりに事務所の運営上の金銭的負担が大きくのしかかるはず。それでも、事務所との間で信頼関係があれば、このひとりの売れっ子は事務所に留まることもあるだろう。

契約の問題もあるだろうが、相当部分、事務所の裁量によって柔軟に運営できる余地がないと、芸能事務所、特に中小の事務所はやっていけないはず。どこまでを経費として認めるか、一々事務所とアーティストが協議して決めるなどということも現実的には不可能だろう。

つまり、信頼関係がすべて。そういう世界なんじゃないかな。

要するに、TSは、B.A.Pのメンバーたちとの間で、信頼関係を築けなかった、あるいは、信頼関係を壊してしまった、ということ。

メンバーの一部が抜けるとか、分裂するというのではなく、全員が「もうここではやりたくない」という結論に至ったということは、やはり、事務所のやり方に問題があったのだろう。

きのう紹介した事務所の「公式立場」という文章でも、いみじくも記されていたではないか。

メンバーたちの傷ついた心を察することができなかったとすれば、それは当事務所の実務者の経験不足から来る試行錯誤のためでしょう」と。

 

※この騒動のてん末
結局、B.A.Pは2015年8月1日付で所属事務所会社T.Sエンターテインメントに復帰した。

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