大韓航空「ナッツリターン」事件の被害者、チーフパーサーのパクさんと女性乗務員のキムさん、大韓航空に復帰 これで一件落着か?

大韓航空「ナッツリターン」事件のチーフパーサー/パク・チャンジンさん乗務員キム・ドヒさんが、復職する、大韓航空で業務に戻ることになった。これで、この騒動も、一件落着となるだろうか?

●聯合ニュース 2016-04-06 15:16
「ナッツリターン」パク・チャンジン/キム・ドヒ乗務員、業務に復帰する

ーー引用始まり

いわゆる「ナッツリターン」事件の被害者、パク・チャンジン/チーフパーサー(原文は事務長)と乗務員のキム・ドヒさんは、それぞれ療養期間と休職期間が終わり、1年ぶりに業務に復帰する。

2人は米ニューヨークの裁判所にチョ・ヒョンア前大韓航空副社長を相手取り損害賠償訴訟を起こしたが、敗訴(この場合は、敗訴は敗訴だが、ニューヨークのクイーンズ郡地裁が2人の訴訟そのものを受けつけなかった、ということ)、その後、国内では訴訟をしなかった。

6日、航空業界によると、キム・ドヒさんはは3月18日、無給の病気休職期間が終わると、業務に復帰する意思を大韓航空に伝え、パク・チャンジンさんも今月7日、産業災害による療養期間満了時点が近づき、復帰する意思を明らかにした。

大韓航空は「2人の乗務員が現場に復帰したなら、以前と同様に、他の乗務員たちと同等に扱われることになる」と明らかにした。

2人は育児休職などの後、復職する他の乗務員らとともに、サービス関連の安全教育を受けてから、業務に入る予定だ。

2014年12月5日、大韓航空のチョ・ヒョンア副社長(当時)は、乗務員のキム・ドヒさんのマカダミアナッツのサービスを問題視し、旅客機を搭乗ゲートに戻し、責任者のパク・チャンジンさんを降ろさせた。

パク・チャンジンさんはナッツリターン事件の50日後に一旦、業務に復帰したが、5日だけ働いて、再び病気休暇を取り、昨年の2月6日から出勤していない。

パク・チャンジンさんはPTSD(外傷後ストレス障害)、適応障害、不眠症により、産業災害が認められた。療養期間は2回、延長され、トータルで昨年1月29日から今年4月7日までの合計435日となった。

キム・ドヒさんは、精神的ストレスなどを理由に診断書を出して昨年3月18日まで90日間、病気休暇(有給)を取り、その後、今年3月18日まで1年間、無給の病気休職となっていた。

チョ・ヒョンア前副社長は、刑事裁判の途中で、パク・チャンジンさんとキム・ドヒさんに対し、和解金として1人につき1億ウォン(1000万円)をソウル西部地裁に供託したが、2人とも受け取らず、ニューヨークの裁判所に損害賠償訴訟を起こした。(←ここポイント。日本人なら、ここで和解金(金額的にも十分)をもらって終わりにし、すぐ復職すると思う)

ニューヨークのクイーンズ郡地裁は「事件の当事者も証人も韓国におり、証拠もすべて韓国にある」という理由などにより、昨年12月にキム・ドヒさんの事件、今年1月にパク・チャンジンさんの事件と、相次いで却下した。

キム・ドヒさんは控訴しなかったため、それで終わり、パク・チャンジンさんはニューヨーク州での控訴を求めて、控訴の意向書を提出したが、正式の控訴状は出していない状態。

パク・チャンジンさんが8月末までに控訴理由書(正式の控訴状)を出さなければ自動的に彼の控訴は取り下げされる。

ーー引用終わり

そうか。パク・チャンジンさんは米国での裁判への未練をまだ捨てきれなかったのか…。まぁ、復職することに決まったわけだから、このまま8月末の期限切れで、米国での裁判の件は霧消することになるだろうけど。(パク・チャンジンさんは、米国ならではの巨額の懲罰的賠償金、韓国の報道では約500億ウォン(約50億円)を、期待していたとされる)

ネチズンの反応。

会長のマインドからすると、(パクさんとキムさんの2人が)自分から退社するように持って行くだろう。財閥に逆らった見せしめに。
共感1980 非共感76

世論があるから、すぐにではなく、1~2年過ぎてから、人事考課がだんだん悪くなってクビ。
共感1826 非共感39

(2人が)韓国で訴訟をしないことが、まさに私たちの現住所。
共感1597 非共感79

ミミズでも踏まれたら身をよじるのに、身をよじることさえできない人が(韓国の庶民の)大部分だろう。感情を表すことのできない奴隷だ。感情などあってはならない。パク・チャンジンさんはそれでも身をよじって見せた。私は、この方の今後を応援したい。
共感1481 非共感107

私だったら、復職はできないと思う。
共感883 非共感177

こういう記事のせいで、不公正な扱いを受けることになるだろう。(2人が)耐えられなくなり、立場もなくなるようにしてやろうと、この記事を書いたのか?
共感271 非共感19

他の乗務員たちと同等に扱われるって? そんなことが可能なのか?現実的に?
共感249 非共感17

私たちがしっかり見守ってあげよう。(会社が2人を)どうするか。
共感257 非共感24

今も続く持てる者たちの横暴。これが韓国の現実だ。ピザ屋の会長が警備員を暴行し、醤油工場の会長や大林産業の副会長が運転手を犬のように扱ったことを見れば、韓国はまだ後進国だ。政治だけが後進国ではない。
共感195 非共感19

果たしてチョ・ヤンホ(大韓航空会長)が黙って見ているだろうか?
共感209 非共感24

確かに、大韓航空が、今後、2人を「以前と同様に、他の乗務員たちと同等に扱う」かどうか…、これは当事者の2人にとっても、2人を見守る人々にとっても非常に不安に感じる部分だろう。

欧米の企業なら違うのかもしれないが、こういう不安は、おそらく日本の企業でも、もしこれと同様のケースだったなら、やっぱりあるだろうな。

それは、日本人ならみんなピンと来るだろう。

しかし、日本人なら、いくら酔っぱらっていたとはいえ、チョ・ヒョンア前副社長がやったような、あれほどの乱暴狼藉は働かない。少なくとも、同じくらいの立場の人なら。

また、被害者の2人には気の毒ではあるのだが、はっきり言わせてもらうと、日本人なら、巨額の賠償金を狙って米国で裁判を起こす、ということはしない、そういう発想さえないだろう。

「(2人が)韓国で訴訟をしないことが、まさに私たちの現住所」

ネチズンのこの言葉は多くのことを物語っているのではないだろうか?

いずれにせよ、上も上だが下も下って言うかなあ、現時点での韓国の民度が非常によく映し出された(さらけ出された)騒動だったと思う。

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