ハン・イェスル「マダム・アントワーヌ」 視聴率1%にも遠く及ばず終了、いったいどうして…

今月12日(土)、「マダム・アントワーヌ」が密かに終了した。

個人的には、当初、大いに期待し、注目していたのだが、非常に残念なことに史上最低レベルの結果に終わってしまった。主演のハン・イェスルは前作「美女の誕生」の屈辱を晴らそうと並々ならぬ覚悟で臨んだのだったが、「美女の誕生」以上に悲惨な敗北を喫してしまった。

どうしてこんなことに…。分析記事をひとつ、読んでみよう。

●ザ・ファクト 2016.03.16 14:00
「マダム・アントワーヌ」はなぜ「期待作」から「失敗作」になったのか
http://news.tf.co.kr/read/entertain/1629697.htm

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ーー引用始まり

JTBC金土ドラマ「マダム・アントワーヌ」が静かに幕を下ろした。「このドラマが終わったことを知っている人がどれほどいるだろうか」いう疑念がわくほど、ドラマは無関心の中で終わった。放送される前は新鮮な設定と華やかな出演陣で視線を集めた「期待作」だった。それが、どうして視聴率1%にも及ばない「失敗作」になったのだろうか。

今年1月に放送が始まった「マダム・アントワーヌ」は、誰も興行に失敗するとは予想もできない期待作だった。ヒット作を相次いで世に出した「ホン姉妹」のホン・ジンアが脚本を書き、「ロコ(ロマンチック・コメディ)の教科書」と呼ばれる「私の名前はキム・サムスンのキム・ユンチョルPDが演出を担当した。

そこに、さわやかではつらつとしたハン・イェスルと、素敵なビジュアルを誇るソンジュンが男女の主人公に抜てきされ、失敗することなどあり得ない豪華な顔ぶれだった。

にもかかわらず、「マダム・アントワーヌ」は惨敗した。単に低調な成績というレベルだったら「運が悪かった」と言うこともできるが、視聴率が1%にも及ばないというのはJTBC創立初期にも見ることのなかった結果だった。

「マダム・アントワーヌ」は最初から酷評を受けていたわけではない。序盤は実験のために偽の占い師コ・ヒェリム(ハン・イェスル)に意図的に接近する心理学者のチェ・スヒョン(ソンジュン)が興味く、2人のかわいらしいロマンスは、ロマンチック・コメディらしいさわやかな楽しさを感じさせた。軽く楽しめるドラマが久しぶりに出てきた、という期待感が高かった。

しかし、ストーリーが進むにつれ、もどかしさが視聴者の心に重くのしかかるようになった。男女が争って和解する過程で、情がわき、恋が芽生えるというのが「ロコの基本公式」だが、「マダム・アントワーヌ」の場合は、とても退屈にその過程をたどった。コ・ヒェリムとチェ・スヒョンは誤解と和解を繰り返すことに忙しく、2人の間のケミ(chemistry 男女の相性、感情や雰囲気)が醸し出されず、 逆に2人の頻繁な喧嘩が見る者をいらだたせた。

俳優の未熟な演技も残念だった。女主人公のハン・イェスルやコ・ユリムを演じたファン・スンオンの演技は熟練していた。しかし、男主人公のソンジュンや、ジヌン、イ・ジュヒョンなどがキャラクターを消化できぬまま、ぎこちない演技をして、視聴者のドラマへの没入度を低下させた。彼らの演技は総体的難局の「マダム・アントワーヌ」を救うのに、まったく役に立たなかった。

一部では、「マダム・アントワーヌ」は見え透いたロマンチックコメディだったので視聴者の興味を引き出すことができなかったと分析している。しかし、見え透いており、予測可能な「ロコ」であっても、俳優たちの自然な演技で、テンポよくストーリーが展開すれば、大衆に愛される(大衆が喜んで見る)今でもロマンチックコメディは、マニアに積極的に求めらているジャンルのひとつだ。それを魅力的なものにできなかった原因は全面的に「マダム・アントワーヌ」そのものにある。

同時間帯に放送された「シグナル」を惨敗の言い訳にする人もいる。もちろん「シグナル」はとても面白かった。しかし、「マダム・アントワーヌ」自体が視聴者に興味を与えていたとしたなら、「シグナル」と同じように成功したはずだ。たとえば月火ドラマ、SBS「六龍が飛ぶ」が不動の首位を走っているが、MBC「華やかな誘惑」も二桁の視聴率を維持して善戦している。作品が面白く、マニア層をしっかりつかんで結果を出している。したがって、視聴率1%にも及ばなかった「マダム・アントワーヌ」の不振を「シグナル」のせいにすることはできない。単にドラマが面白くなかったのだ。

最高の作家とPD、スターが組んで話題をふりまいてスタートした「マダム・アントワーヌ」は、面白くないストーリー展開と、俳優たちの残念な演技のせいで輝くことはできなかった。そして、最高の「期待作」だったが、視聴者を失望させ、「失敗作」に終わった。無念な思いの中、典型的な竜頭蛇尾のドラマとしてドラマ史に残ることになったのだった。

ーー引用終わり

「マダム・アントワーヌ」の最終回の視聴率は、ニールセン・コリアが0.5%、TNMSでも0.5%だった。地上波ではなく、ケーブル/総合編成チャンネルでの放送なので、地上波よりは数字が低く出る傾向があるが、それにしても、信じがたいほど低い。10%ではなく、1%が、はるかに遠かったのだ。(放送開始前は「5%は取る」と、作ったみんなで意気込んでいた)

「シグナル」はというと、同じくケーブル/総合編成チャンネルだったが、こちらはニールセン・コリアが12.5%、TNMSが12.8% と、立派な成績だった。

しかし、ハン・イェスルのファンのぼくとしては、彼女の心中を察すると、思わず自分が天を仰いでしまうのだが、それでも、この記事で、彼女の演技については「熟練していた」とほめてくれており、その点はせめてもの救いだ。

でも…、思うんですけどね、この記事の分析とは別に、やっぱ、彼女のキャラが飽きられているんじゃないかって、う~む、そんな気がするんですよね。

実際、最初の頃から、「いつも似たような役ばかり…」というため息混じりの声がネチズンからけっこう湧いていた。

そろそろ、転換をはかるべき時かもしれない。ずばり言うと、もうロコ(ロマンティックコメディ)は卒業すべきだ。

ハン・イェスルさん本人としては「ファンタスティック・カップル」(06年、MBCドラマ、アメリカ映画「潮風のいたずら」のリメイクで、最高で21.1%という高視聴率を叩き出した)の成功体験が忘れられないのではないかと思う。

「ファンタスティック・カップル」
http://www.showtime.jp/special/korea/guide/fantastic/

でも、あれはもう10年も前のことだし、当時と今とでは、ご本人も視聴者の方々もだいぶ変わっていると思うんだよね。

もう、過去の栄光にすがろうとしてもダメ。

「ファンタスティック・カップル」は追憶の中に封印し、勇気をもって、新しい世界にチャレンジすべき時だと思う。

(あと、最後に言っておくと、題名が、なんでこれなの? なんで、韓国で、「マダム・アントワーヌ」なんじゃい!? ってのはあったよね。米国育ちのハン・イェスルがバタ臭いからか? でも、やっぱり、センスがちょっとずれてんじゃない?)

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ハン・イェスル「マダム・アントワーヌ」 視聴率1%にも遠く及ばず終了、いったいどうして…” への5件のコメント

  1. LaLa TVで現在鑑賞中です。
    皆さんがおっしゃる事が適切な気がしました。
    ハン・イェスルさんは美女の誕生と全く同じ感じです。ルックス的には美人だと思いますが、演技力不足と感じます。

    まぁ、この前このクールではエンジェルアイズだったので、このクールは余りお金をかけてないのでしょう。

    ソンジュンさんの演技も少し期待外れでした。
    暇だったので鑑賞中にソンジュンさんの芸名と本名見てしまいました。
    방 성준 パン ソンジュン 芸名は名前だけにしたんですね。

    次回は是非2人の違った一面を見てみたいものです。

    • ソンジュンの表記を
      ソン・ジュン → ソンジュン
      と変更しました。

      せっかくのご指摘に気づかず、遅くなって、すみません。

  2. 彼女にTVを独占されて、いやいやながら韓流ドラマを
    見ていたら、いつの間にかどはまりした♂です。

    「美女の誕生」めちゃめちゃおもしろかったですよ!
    余韻にひたりたくてネット眺めてたらこのブログを拝見させていただきました。

    すごい詳しい情報で読んでいて楽しいです。ハン・イェスルさんほんとにいい俳優さんだと思うんですけど。「マダム・アントワーヌ」必ずみます!

    「星からきたあなた」の方がまだ途中ですがいまいちひきこまれません…彼女は絶賛してます。

  3. ハンイェスルさんのドラマ 1回位 見たような気はしますが 確かに 10年も 同じ路線じゃ ムリがありますよね(@_@)

    私は 俳優は 毎回違った姿を見せてくれなくちゃ 本物の俳優とは言えないんじゃないかと思う方だから
    毎回 同じ役なら あきられるのは目に見えてると 思います。

    誰しも 視聴率を獲ろうと思ってやってるわけでは ないと思いますが 新鮮味も必要ですよね

    良く 復讐もののドラマを観ますが 悪役する人の 演技の上手い事!(^^)! 
    顔からして 違ってますものね

    俳優は 常に 新しい姿を見せてくれないと ファンも 離れていっちゃいますよね(ー_ー)!!

    • >視聴率を獲ろうと思ってやってるわけでは ないと思いますが

      いや、今回は、前回(「美女の誕生」)のあれがあったので、数字を、すごく意識してたと思いますよ。

      それで、0.5%でしょう?

      ハン・イェスルさんが、持ち前の天真爛漫さを失わないかと、少々、心配しております。

      とにかく、次回は、がらっと違う作品、役どころに挑んでほしいですね。

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