軍内部では、おぞましい暴力事件が続発し、男女を問わず、たくさんの軍人が犠牲になっている。
この頃は特にエスカレートしており、まるで「無法地帯」ではないかと思われる。
そうなっている背景として、やはり軍の閉鎖的な構造・体質がある。とにかく、上のほうの人間ができるだけ不祥事を表に出したくないことから、ひたすら隠蔽しようとする。そして隠蔽しやすいように人事や制度を運用しているのだ。
この大きな仕組みの中で、軍人個人が告発をしたり、監察部が真実を明らかにしたりするのは容易なことでないと想像される。
そういう軍の悪しき構造・体質がはっきり露呈したケースを紹介しよう。
華川女軍自殺事件で亡くなったオ大尉とはまた別に、2010年に上官からのセクハラを苦に自殺した女軍シム中尉のケースである。
つい先日の記事だ。
●ニュース1 2014-10-10 10:32
女性軍人にセクハラをした将校が裁判長になって性犯罪の判決を下す…
そんなことでいいのか
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=100&oid=421&aid=0001054232