ダヒが、また反省文を裁判所に提出した。これで13回目である。
●スポーツ京郷 2014-11-29 12:37
ダヒ裁判所に13回目の反省文を提出
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=106&oid=144&aid=0000286991
――引用始まり
ソウル中央地方裁判所によると、ダヒは28日、裁判所に反省文を提出した。これは24日に第2回公判後、初めて提出した反省文だ。
ダヒは先月16日の初公判後、翌17日に最初の反省文を出した。その後、第2回公判までに、実に12回も反省文を提出し、裁判所に善処を訴えてきた。
――引用終わり
これは、ダヒの意思でもあるのだろうが、弁護士の判断と指示によるところが大きいと思う。
しかし、何度も何度も反省文を送り続けるこの方法が、有効かどうか…。
反省文というのは、もう拘束されており、事実関係が変わることもないのだから、1回出せば十分。もし言い残したことがあったとしても、せいぜい2回までだろう。
しかも、被害者(イ・ビョンホン)と和解する気はないのに、ひたすら裁判所に善処を訴え続けるというのもねえ…。
何もしないよりはまし、と考えるか、逆効果と考えるか。
あんまり押しつけがましく、お上を「圧迫」し続けると、逆に「反省していない」と受け取られるおそれもあるのではないか…。
ネチズンの見方も冷やかになっている。支持の多いものから5つ。
金大中の仰望文には及ばず
2014.11.29 午後 12:57 共感 82 非共感 2
若いのに、なんでこんなメンタルなんだ?
2014.11.29 午後 0:56 共感 61 非共感 6
このままいけば、本を1冊出せるね。
2014.11.29 午後 0:57 共感 56 非共感 4
サイコ(Phychopath 反社会性人格障害)と見て、判事が量刑をさらに重くするだろう。
2014.11.29 午後 0:57 共感 55 非共感 8
反省は刑務所でやれ。
2014.11.29 午後 1:01 共感 45 非共感 6
一番、支持の多いコメントに「金大中の仰望文」が出てきたのは、意外というか、韓国的というか…。
この金大中の仰望文とは、1982年当時、獄中にあった金大中氏(1925年12月3日~2009年8月18日 第15代大統領)が、全斗煥大統領(1931年1月18日生まれ、83歳 第11・12代大統領)に送った善処を求める書簡。反省文と訳されたりもする。金大中57歳、全斗煥51歳の時のことだ。
1992年に東亜日報が公開した。内容は以下の通り。
全斗喚 大統領 閣下
国事に専念される中、閣下の玉体、益々ご健勝のこととお喜び申し上げます。閣下もご存知の様に、私の刑務所生活は2年半に及びますが、本来の持病である変形性股関節症や耳鳴などに苦しめられており、専門医による充分な治療を受ける事を望んでやみません。閣下におかれましては、出国許可を下してくだされば、私は2、3年間アメリカに滞在し、きちんとした治療を受けることを願っております。ご許可いただければ、感謝の至りでございます。併せて申し添えさせていただければ、私は今後、国内外を問わず一切政治的行為をせず、国の安保と政治の安定を害するような行為をしないことを約束しますとともに、閣下のご善処を仰望致します。
昭和57年12月31日
金大中
周知のとおり、後年には、全斗煥が獄中生活を送ることになり、金大中は大統領になり、ノーベル平和賞まで受けたのだった。
ダヒの前途も多難となりそうだが、身から出た錆とはいえ、イ・ビョンホンも大きなダメージを受けたよなあ…。
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