ハン・イェスル逃亡事件

今月1日にスタートしたSBS週末ドラマ「美女の誕生」で、3年ぶりにカムバックしたハン・イェスル(本名:キム・イェスリ、英語名:レスリー・キム  1981年9月18日生まれ 33歳)大々的なPRも功を奏してか、好調な滑り出しのようだ。(ニールセン・コリアの集計では、第1話は8.4%だったが、第2話は、10.0%の視聴率を記録)

ハン・イェスルは、3年前に起こした前代未聞の撮影現場からの逃亡事件により、いったん芸能界を去った。

 

2011年8月15日、ハン・イェスルはKBS2TVの月火ドラマ「スパイ・ミョンウォル(邦題は「ラブミッション」)の撮影現場からこっそり抜け出し、午後3時仁川発米LA行きの飛行機に乗った。ハン・イェスルはドラマの監督との対立が続き、13日に撮影現場で制作スタッフらと激しい口論となり、撮影を拒否。14日も撮影を拒否し、監督を交代させるよう要求するなど、制作スタッフや他の出演俳優たちを困らせていた。彼女の失踪後、大騒動となったが、LA行きの飛行機に乗ってから2日後の17日、ハン・イェスルは韓国に戻って、謝罪した。

15日に放送予定だった第11話はオンエアされず、急きょ、総集編に差し替えられた。

いったんはヒロインの交代も局の側で検討されたが、結局、そのままハン・イェスルで撮影が続行されることになった。

このゴタゴタが響いたか、初回9.6%の好スタートを切った「スパイ・ミョンウォル」だったが、最終週、第17が6.4%、18話は5.2%という低調な結果に終わった。

逃亡事件当時のことは、この記事を読むとよく分かる。
15日、ハン・イェスルがLAに飛び立ったことが発覚した直後くらいに書かれた記事だ。

●スポーツ東亜 2011-08-16 07:12
遅刻→パンク→逃亡まで… ハン・イェスルの無責任さには呆れる!
1000万ウォンを優に超える出演料(1回当たり)に責任感は含まれていないのですか?http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=106&oid=382&aid=0000006615

ーー引用始まり

主人公が、放映中のドラマと制作スタッフ、同僚演技者たちを置いて去った。どんな理由があろうとも、理解されない無責任で利己的な行為だ。

自分が主演を引き受けたドラマ「スパイ・ミョンウォル」をめぐる今回の騒動で、ハン・イェスルが見せた態度はまったく「スター」らしくなかった。自分をめぐる騒動について一切口をつぐみ、まるで逃げるように韓国を離れた彼女に「プロの演技者」としての職業意識は見えなかった。

葛藤の根本的原因と見られる生放送に近い劣悪な制作環境は、残念ながら短時間では解決できない構造的問題だ。ハン・イェスルも知らなかったはずはない。厳しい航海の旅に出る船に同乗する自信がなかったなら、最初から出演契約を結んではならなかった。

コンディションが問題なら、それは制作スタッフと事前にスケジュールについて話し合うことができたはずだ。「スケジュールがとてもきついせいで寝坊して遅れた」という言い訳は演技者としてのプロ意識を疑わせる。3~4日間続いた徹夜の撮影に風邪をひいて苦しんでも、「視聴者との約束」を果たすために撮影現場で倒れる覚悟で演技したという「最高の恋」のコン・ヒョジンの姿があらためて想起される。

これまでハン・イェスルの「習慣的な」撮影場からの離脱により、チョ・ヒョンギ、ユ・ジインなど、先輩の演技者など出演者は毎回、8~9時間、現場で待機しなければならなかった。「演技人生30年で、このようなケースは初めて」というある中堅演技者の言葉が寂しく響いた。

ドラマは、いわゆる「売れっ子のスター」である主人公一人だけのものではない。多くの制作スタッフと同僚演技者たちが一緒に作っていく共同作業であり、毎回、支障なく放送することは必ず守らなければならない視聴者との約束だ。

ハン・イェスルは出演料として1回当たり1000万ウォン(約100万円)を超える巨額を受け取っているという話だ。要求ばかり多くて、与えられた責任は果たさず、逃避に近い形で出国したハン・イェスルは、韓国で演技をする気があるのだろうか。

――引用終わり

この非難は当然だとは思うのだが、この事件の場合は、やはり、ハン・イェスルの生い立ちが関係していた。

韓国で生まれ韓国の風土に慣れ親しんだ生粋の韓国人女優なら、こんなこと想像もできませんよ。

そのへんの話は次の記事

■ハン・イェスルが逃げ出した過酷な撮影現場
http://seouljinseigekijo.com/?p=587

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ハン・イェスル逃亡事件」への2件のフィードバック

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