SK会長の次女チェ・ミンジョンさん(23)海軍少尉に

SKグループのチェ・テウォン会長の次女ミンジョンさん(23)が財閥家出身の女性として初めて軍に入隊し、ノブレス・オブリージュを実践したと、話題になっている。

●アジア経済 2014-12-26 12:54
海軍に志願して入隊したチェ・ミンジョン少尉「総帥のイメージも改善」
http://www.ajunews.com/view/20141225170722348

 

 

――引用始まり

訓練を無事に終えたミンジョンさんは、11月26日、海軍士官学校で開かれた117期海軍海兵隊の士官候補生の任官式で艦艇兵科の階級章をつけた。

チェ少尉は、財閥家初の女性将校ということに加え、快適な暮らしを捨てて軍隊という過酷な道を自ら選んだという点で、新鮮な衝撃を与えた。とくに、チェ少尉の入隊のニュースが伝えられた当時は「ユン一等兵事件」をはじめ、軍隊内で大小の事件、事故が絶えない状況だったために、いっそう衝撃的だった。

「ユン一等兵事件」については、こちらをどうぞ。
■軍で続く暴行死
http://seouljinseigekijo.com/?page_id=286

海事入隊を前後に公開されたチェ少尉のこれまでの歩みは他の財閥の子供たちとは違っていた。独立心が強かったチェ少尉は、早くから韓国を離れ、中国で学生時代を過ごした。

2010年9月、難関の北京大学光華管理学院(経営学)に優秀な成績で入学。入学後は親から経済的な援助をほとんど受けず、奨学金や塾講師、コンビニ、レストランなどでのアルバイトをしながら、生活費を自分で稼ぎながら勉学に励んだ。

軍を志願することになった背景は知られていないが、陸軍士官学校出身の母方の祖父、盧泰愚元大統領の影響が大きかったという。チェ少尉は、学生時代から「一族から1人くらいは母方の祖父の後を継ぐのも意味があることではないか」という発言をたびたび聞いて育ったため、軍に関心を持つようになったという。

特権や例外的な扱いは一切なく、すべての訓練課程を同期たちと一緒に終えたチェ少尉は、海軍の正統兵科の艦艇科(航海兵科)を自ら選んだ。今月1日から海軍教育司令部で14週間の艦艇兵科初頭軍事班補修教育を受けている彼女は、補職前教育(1~6週)を追加で受けてから、来年4月頃、実際の艦艇勤務を開始する。

チェ少尉の志のある決断は、我々の社会に深く定着した財閥家に対する否定的な認識を変えるのに大きな貢献をした。特に(チェ少尉の決断が)意図的であったかどうかは別として、最近、政府と政界で提起している企業人赦免または仮釈放と関連し、父、チェ・テウォン会長の赦免に対する反対世論をやわらげるうえで大きな貢献をしたと評価されている。

SKグループ関係者は「オーナー一家の(家庭内の)事情であるため、言及すべきではないが、チェ少尉のケースが親元で、温室栽培のようにして育ち、多くの特権を享受しているという財界3、4世に対する否定的なイメージを払しょくすることに貢献したのは明らかだ」とした。

――引用終わり

ところで、この記事にも「赦免」という言葉があるが、ミンジョンさんの父、SKグループのチェ・テウォン会長(54 2代目会長)は、現在、塀の中でお勤めに励んでいる。

この記事によると、今年9月、入隊に先立ち、議政府刑務所に収監中の父に面会に来た次女チェ・ミンジョンさんに、このような言葉をかけたという。

「深く考えて決めたことなのだから、健康に気をつけて、有意義な時を過ごしさない」

チェ・テウォン会長は、2003年2月SKネットワークス粉飾会計事件で懲役3年の刑を宣告され、2008年5月、最高裁で懲役3年に執行猶予5年とされた。その後、投資に夢中になったチェ会長は2011年11月、先物取引で大失敗をしでかし、巨額の損失を出した。

検察は、その資金は横領によって捻出したと判断し、500億ウォンに達する巨額の横領容疑でチェ会長を起訴した。そして2013年1月31日、チェ会長は懲役4年の実刑判決を受け、法廷拘束された。(2014年2月、最高裁で懲役4年が確定)

刑務所にぶちこまれたのが、2013年1月31日なので、年が明けて来年(2015年)1月30日に2年が過ぎることになる。

韓国の刑法では、仮釈放は、無期懲役で20年、有期懲役は刑期の3分の1を経過した後に可能となる。

したがって、チェ会長は4年のうちの2年だから2分の1は消化しそうなので、この条件は十分に満たしている。

刑務所の中での態度はすこぶるよく、模範囚とのこと。

そこで、来年、3月1日の三一節の前後に仮釈放されるのではないかと予想する向きが多いようだ。

ただ、ここへきて、例のナッツリターン事件が起き、財閥グループのオーナー一家に対する国民世論が極度に悪化してしまった。

大統領が決定する「特別赦免」とは異なり、仮釈放は法務省長官が決めるものなので、特別赦免よりは政治的負担は大きくはないが、とにかく、今は財閥への韓国民の反感がかつてないほど高まっているだけに…。

そういう状況とタイミングで、このニュースだったのだ。

ましかし、「意図」はともかく、ナッツリターンの姉妹、特に姉のほうは父親(2代目会長)に大恥をかかせたが、こちらの娘さんは立派に親孝行している、ということは言っていいだろう。

あとは、親父がシャバに出てきて、また博打に狂うようことをしないことだな。

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