大韓航空女性副社長(40)が乗務員に激怒!「降りろ」と怒鳴って… 

今、韓国では、5日未明にニューヨーク空港で起きた大韓航空の「後進」事件で騒ぎになっている。乗客の登場を終え、滑走路に移動してから、ゲートに戻ってきて、1人降ろして、あらためて出発した、というのだが、その顛末が、なんとも韓国的というか…。

●ハンギョレ 2014.12.08 08:00
チョ・ヒョナ副社長「事務長、降りろ」と大声 大韓航空、ニューヨーク空港で後進し、波紋
http://media.daum.net/economic/others/newsview?newsid=20141208080008700

 

 

――引用始まり

今月5日0時50分ニューヨーク発韓国行の大韓航空KE086航空便が乗客の搭乗を終え、空港の滑走路に移動してから、10分後、突然止まった。飛行機は後進をしてゲートに戻り、1人を降ろした。降りた人は乗務員のユニホームを着た事務長だった。事務長を降ろした飛行機は離陸し、6日未明、韓国に到着したが、この飛行機の乗客400人あまりの客室サービスと安全を担う乗務員事務長は、その飛行機の中にはいなかった。

7日、飛行機に乗っていた人たちのの話を総合すると、この事件は出張からの帰りにちょうど飛行機のファーストクラスに乗っていたチョ・ヒョンア(女 40 写真)大韓航空副社長の指示によるものだった。

事件の発端はこうだ。ある乗務員が他のファーストクラスの乗客と同じようにチョ副社長にマカダミアナッツをサービスしようとして、「召し上がりますか?」と尋ねた。すると、チョ副社長は「そんなサービスのしかたがあるか」と言って、突然、その乗務員に「飛行機から降りろ」と声を張り上げた。

乗務員が「マニュアル通りにした」と答えると、チョ副社長はマニュアルを見せるよう要求した。チョ副社長の怒鳴り声に乗務員事務長がマニュアルを見せようとタブレットPCを持ってきた。しかし、チョ副社長の大声に驚いたせいか、事務長はタブレットPCのパスワードを正しく入力できなかった。すると、チョ副社長は乗務員ではなく、事務長に飛行機から降りろと怒鳴った。チョ副社長の怒鳴り声は凄まじく、ファーストクラスの後ろにあるエコノミークラスにまで聞こえるほどだった。当時、ファーストクラスにはチョ副社長を含め、2人の乗客が乗っていたという。

乗務員の機内サービスマニュアルによると、乗務員は乗客の意向を聞いた後、ギャレー (調理室)に戻り、マカダミアナッツを小皿に盛って提供するようになっている。大韓航空関係者は当時の状況について「チョ副社長は、ほしいという意向を示さなかったのに乗務員がマカダミアナッツを持ってきたため、規定に反すると指摘し、事務長にサービスマニュアルを持って来させたが、きちんと対応できなかった。そのため、客室の安全に責任が持てる準備ができていないと判断し、事務長を降ろすよう指示した」と釈明した。事件に対する会社側の説明はこれとは若干異なるが、離陸のためにいったん動き出した飛行機が、副社長の指示で事務長を飛行機から降ろしてから出発した事実は、会社側も認めた。

航空法は、航空機乗務員に対する指揮・監督は「機長」がする(50条1項)と規定しており、偶然、飛行機に乗っていたチョ副社長の指示は「越権」という指摘を免れるのは難しそうだ。離陸直前にニューヨークの空港で降ろされた事務長は結局、12時間後、午後2時発のKE082便に乗って韓国に戻ってきた。

チョ副社長は、チョ・ヤンホ韓進グループ会長の長女で、米国で大学と大学院を終えた後、大韓航空のホテル免税事業部に入社し、2006年大韓航空の機内食事業本部副本部長(常務補)になり、取締役に就任した。その後、専務を経て、昨年3月、副社長に昇進した。昨年5月にはハワイで双子の息子を産んで遠征出産という批判にさらされたこともある。

大韓航空はこれまで乗務員の人権問題で何度も指摘を受けてきた。今年10月には「ユニホームを着て通勤する時は、国内外の免税店、空港内ショッピングモールや商店を利用してはならず、公共の場所では電話の使用をしてはならない。コーヒーなど飲み物を持って歩きながら飲んではならない」などの内容が盛り込まれた乗務員勤務規定が外部に漏れ、人権侵害をめぐって物議をかもしたことがある。

――引用終わり

副社長は虫の居所が悪かったのかな。写真を見る限り、しとやかな感じで、そんなことをするような人には見えないのだが。

なんとも、ささいなことで…。

ぼくなんかは、この事件の発端となったトラブルの場合、いったん食べたいかどうかひとりひとりの乗客の意向を聞いてから、ギャレーに戻って、ナッツを小皿に盛って、また戻ってきて提供するよりは、ナッツを見せて「召し上がりますか」と聞いて、食べるのであれば、そのまま渡す、というやり方のほうが面倒くさくなくていいと思うのだが。まぁ、ファーストクラスでの作法はまた考え方が違うのだろう。

それはともかくとして、チョ副社長の指示にすんなりと従って、機長が飛行機を後進させ、事務長を降ろし、事務長不在のまま飛び立った、ということが信じられない。

この機長がどの程度の経験の持ち主かは不明だが、航空法を知らなかったとは思えないし…。乗務員を法などで規定された特別な事由以外の理由で勝手に降ろして、そのまま出発するというのは…、そんなことをしたら、機長の自分が処罰されるおそれがあると、すぐに分かると思うのだが。

しかし、機長は、副社長の命令であればしかたがない、あるいは「当然」と受け止め、粛々と従ったたわけだ。

この事件から分かることは、韓国では、権力者は「超法的」にふるまえる。それが当たり前のこととして、多くの韓国人の頭の中に浸みこんでいる、ということ。

最近のパク・クネ大統領のふるまいなども、日本人からすると、ずいぶんと理解に苦しむ部分もあると思うのだが、やはりこういう韓国の風土からすると、そんなにおかしなことをしているわけでもないのだろう。

それから「遠征出産」というのは、生まれてくる子供に米国籍を取得させるため、わざわざ米国内の病院で出産すること。アメリカは出生地主義なので。

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