ユチョン、性的暴行容疑で争った女性から1000万円の損害賠償訴訟を起こされ、自宅仮差押え 

最近、本格的に芸能活動を再開したユチョンだが、またもや暗雲が垂れこめてきた。

昨年12月13日、2016年に性的暴行で訴えられた女性から1億ウォン(約1000万円)の損害賠償訴訟を起こされ、今月(3月)12日、裁判所の自宅仮差押え決定が下されたのだ。

今回、損害賠償訴訟を起こした女性、Sさんは、2016年6月にユチョンを性的暴行で訴えた4人の女性のうちのひとりで、2番目に訴えた人。

Sさんはユチョンから逆に虚偽告訴で訴えられたが、一、二審とも判決は無罪だった。ユチョンは上告、Sさんも2017年3月にユチョンが不起訴処分で済んだ性的暴行の件では、その後、ソウル高裁に裁定を申請していた。これが認められるとユチョンは管轄の地裁で裁判にかけられるはずだったが、認められなかった。(したがって、性的暴行の件ではユチョンは完全に容疑を逃れることができた)

今回、仮差押え決定が下された物件は、ユチョンが所有する三成洞のオフィステル(小型マンション)で、メゾネット形式、専有面積182.2㎡とのこと。
●YTN

Sさんの弁護を無償で引き受けている弁護人はYTNに「Sさんはパク·ユチョンの自発的な反省と謝罪を待って民事訴訟を最大限、遅らせてきた。しかし、ユチョンが謝罪する素振りをまったく見せなかったので訴訟に踏み切った」とし、「損害賠償訴訟ではあるが,金銭的な目的だけのために訴訟を起こしたわけではない。この訴訟で損害賠償が1ウォン(約0.1円)でも認められれば、意味があるとした。

記事によると、弁護人としては「この民事訴訟の結果を見て、ユチョンに対する刑事訴訟も検討する」とし、ユチョンをSさんに対する誣告(虚偽告訴)で訴えることも視野に入れている。

さて、今回、ユチョンは自宅を仮差押えされることになったのだが、これは、どういう意味を持つのか?

マネートゥデイが問い合わせたある弁護士の見解では、仮差押えが決まったことと、性犯罪があった、虚偽告訴があった、という判断とは関係がない、という。

つまり、裁判所が仮差押えの決定を下した、だから、Sさんの損害賠償請求が認められたり、Sさんに有利な状況になった、というわけではない。

また別の弁護士も「仮差押えと訴訟の勝敗を関連づけるのは無理」とし、「仮差し押さえが認められたのは裁判所がパク·ユチョンの財産状態がよくないと判断したか、パク·ユチョンが財産を処分するなどして、(Sさんの損害賠償請求が認められたとしても)金を払わないおそれがあると判断したようだ」と説明した。
●マネートゥデイ

韓国のメディアは、ユチョンが自宅を仮差押えされたということで、あたかもSさんに有利に損害賠償訴訟が進んでいるかのような印象をふりまいているが、弁護士の説明では、特にそういうことはないようだ。

しかし、この件は、(この件も?)もつれにもつれているよなあ。

Sさんはユチョンを性的暴行で訴えた。
しかし、ユチョンは容疑無しで終わった。
ユチョンはSさんを虚偽告訴で訴えた。
しかし、Sさんは無罪判決を受けた。(一、二審)

論理的に矛盾しているので、もつれているのだ。

ユチョンが性的暴行で容疑が無かった、つまりユチョンが性的暴行をしなかった、Sさんとのあの時のトイレでのあれが合意の上での性交だったのならば、ユチョンを訴えたSさんは当然、虚偽告訴で有罪になるはず。ところが、Sさんが無罪になったために、今度は、Sさんが自分を虚偽告訴で訴えたユチョンを虚偽告訴で訴えることができる余地が生じた…。

う~む、なんとも「韓国」を感じさせる現象だ。

そもそも、性的暴行でのユチョンの容疑を認めなかったことから、展開がおかしくなったと思う。

ユチョンの容疑は認めないことにするが、しかし、これだけ細かな状況が明らかになってもユチョンの容疑を認めず、逆に虚偽告訴でSさんを有罪にするとすると、Sさんがあまりにも気の毒だ、じゃあ、Sさんも無罪で…。これで終わりにしようや、って事件に当たった検事判事は考えたのだろうが、そうはいかんぞ、とSさん側が食い下がっている、そういう構図だよね。

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