ハン・イェスル「20世紀少年少女」、地上波で、衝撃の1.8%! あの「私の心、キラキラ」の最低ラインを割る でも救いも…

かつてラブコメの女王と言われたハン・イェスルだが、最近数年は低視聴率に苦しんでおり、なんとか、このトンネルを抜け出したいところなのだが、現在、放送中のMBC水木ドラマ「20世紀少年少女」が今月20日の放送の25話で、なんと、1.8%(ニールセンコリア)という衝撃的な数字を出してしまった。

●スポーツ東亜
また視聴率1%台のドラマ、今年すでに2本目

このドラマは全32話、なので、25話というと、もう大詰めに近いのだが、「視聴率1%台に落ちるという屈辱を味わった。終映(放送終了)を控えて、視聴率反転を図るどころか、人気スターを使いながら、最悪の結果を生み出した」という評価だ。(ちなみにこの作品の最高視聴率は8話(10月17日放送)の4.3%

以下、引用。

このドラマは、トップ女優ハン・イェスルと前作「逆賊:民を救った逆賊」(MBCドラマ)で一躍、トップスターの仲間入りをしたキム・ジソクが主演を務める豪華なキャストにもかかわらず、視聴者の反響が乏しい。

放送スタート直前に、全国言論労組MBC本部がストに入ったことの影響もなくはないが、ストーリー展開が物足りないという声が多い。シナリオは、ケーブルチャンネルtvN「応答せよ1997」で共同執筆を務めたイ・ソンへが書いたのだが、視聴者の共感を呼ぶことはできなかった。

30代の女性たちの現実感あふれるストーリーを描くという当初の企画意図とは違い、単純な男女間の恋愛話に止まり、また、ハン・イェスル特有のはつらつとしたイメージを生かすのではなく、純粋至高なキャラクターに設定したことが、残念である。

この作品の前に放送された「マンホール:不思議な国のピル」( KBSドラマ)もやはり視聴率低迷に悩まされた。最高が3.1%、最低が1.4%だった。マンホールを通して、男主人公(キム・ジェジュン)が時間と空間を行き来するという独特の設定だったが、きちんと表現できず、視聴者は興味を失った。

ファンタジーの特徴を「B級」「ビョンマ」(病味 対象をわざと魅力なく、崩したり、雑に描いて、独特の味を出す手法)と表現し、誇張した演出を試みたが、漫画でもコンピューターグラフィックでもない、中途半端さで、完成度を落とした。

結局、ドラマの人気はシナリオと演出で決まる。

あるドラマ制作会社の関係者は「トップスターは高い視聴率を保障するものではない。 視聴者に面白いと感じさせる要素がなければ、無視されるのは時間の問題だ(視聴者は、最初はトップスターの知名度や魅力で見ても、面白くなければ、途中から見なくなる)と指摘した。

引用、終わり。

「20世紀少年少女」は、幼いころから同じ街で育った35歳女性3人組の恋や友情を描いている。

ぼくはネットで断片的に見た程度なので、出来栄えについてはなんとも言えないのだが、けっこう面白そうだったけどなあ。

ここんとこ惨敗続きのハン・イェスルも、これまでのラブコメでできあがったキャラとは少し違うスタイル、雰囲気に挑戦しようとしたのではないかと思うんだけど、

「ハン・イェスル特有のはつらつとしたイメージを生かすのではなく、純粋至高なキャラクターに設定したことが、残念である」

って、言われてもねえ。

あの「特有のはつらつとしたイメージ」が飽きられ、うざく思われていた面もあったわけだし。

ネチズンの反応。

「マンホール」とは状況が違うのではないですか…ㅡㅡ? 「20世紀少年少女」は本当に面白く見ていますよ。でも、視聴率が残念ですね。 ㅠㅠ(涙)(内容が)刺激的でなく、俳優たちの演技もよく、穏やかで、私は好きです。アイドル(ジェジュン)を前面に出したビョンマ・ドラマと比べるのは、ちょっと….
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私は「20世紀少年少女」だけを見ています。フフ 純粋で面白いのですが、視聴率がすごく残念。ㅠ
共感229 非共感39

楽しく見ているのですが..視聴率が低いなんて..でも、最後まで見ますから!!
共感243 非共感51

面白いのに、この視聴率は理解できない ㅡㅡ
共感187 非共感39

記者よ、いらつくから、火をつけるな。(楽しく見ているのに、よけいなこと言うな)
共感138 非共感38

でも、歴代級ビョンマ・ドラマ 「マンホール」の1.4よりはましだ。1.4という記録は、今後も破られることは難しいだろうから、歴史に長く残るだろうな。
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ちょっと見たんだけど、内容が……
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JYJファンだけが見たにしては「マンホール」の 1.4%は高いと思うよ。
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「マンホール」はキム・ジェジュンを起用したところからして無理だった。
共感15 非共感1

「マンホール」みたいなのは、初めて見た。クククク
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なるほど…。このごろは、かつてとんでもない高視聴率を上げながらも世のひんしゅくをかって退場したマッチャン・ドラマ(愛と憎しみをベースに、絡まり合った人物関係 、無理な 状況設定、刺激的なシーンなどで展開される韓国の風土が生んだ韓国特有のドラマ)に代わり、ビョンマ・ドラマ(病味 対象をわざと魅力なく、崩したり、雑に描いて、独特の味を出す手法。最近、できた新造語で、もともとネットのウェブトゥーンから生まれた)なるものが出てきているのか。

もっとも「マンホール」は大失敗だったようだが…。

しかし、このネチズンの声に、傷心のハン・イェスルもかなり癒され、励まされているのではないだろうか。

「刺激的でなく、俳優たちの演技もよく、穏やかで、私は好きです」

おそらく目の肥えた女性ファンの意見だろう。これが、もっとも「共感」を集めているところに希望が持てると思う。

マッチャン・ドラマの、あのどぎつさ、衝撃性、下品さに長く慣れ親しんできた韓国のドラマファンの中で、こういう感性が一般的になる、この人たちの好きな言葉でいうと「成熟する」には、もう少し時間がかかるのかもしれない。

それにしても、イ・テイムの「私の心、キラキラ」(SBSドラマ)が記録した2.1%を下回るとはなぁ…、イェスルさんはじめ、作った人たちは、やっぱ、ショックではあるだろうね。

[参考]
■SBS「私の心、キラキラ」終了 「2.1%・イテイム・半分で打ち切り」を残して…

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