キム・ヒョンジュンの裁判 元恋人の主張が認められなかった理由と、ここまでのあらすじ

きょう(10日)下された、元恋人チェさんによるキム・ヒョンジュンに対する、いわゆる「16億訴訟」の判決(ソウル中央地裁)で、裁判所は、この事件の争点をどのように判断したのか、その部分を見てみよう。

●エックスポーツ 2016.08.10午後2:20
裁判所「元恋人はキム・ヒョンジュンに1億ウォン支給せよ」と判決

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この記事から、ポイントを抽出する。

最大の争点だった原告(チェさん)の2回目の妊娠および被告(ヒョンジュン)の暴行による流産(2014年5月末)が事実かどうかという点など、裁判所は判断の理由を、こう説明した。

●原告は妊娠を確認するために2014年5月、産婦人科で超音波検査を受けたが、妊娠は確認されなかった。

●病院側は1週間後にまた来て検診を受けるよう告げたが、原告はその後、この病院で検診を受けていない。

●また当時、原告が知人と酒を飲んでいたことが確認された。原告は告訴状で飲酒した事実(2014年5月30日と6月2日)を認めており、目撃者の証言もあった。

●被告から暴行を受けた後、原告は産婦人科ではなく、整形外科に行ってX線写真を撮ったが、妊娠していないか確認した医師に対し「妊娠していない」と答えた。

●原告は、下血した主張する日から13日が過ぎて産婦人科へ行った。当時、原告は月経による出血と考え「流産したようだ」という趣旨の話はしなかった。

●超音波検査の結果、妊娠は確認されず、無月経4週6日という診断書を発給された。

●原告は一人で妊娠テスト機で検査し、被告と後輩に妊娠の事実を知らせたことはあるが、実際に妊娠し、暴行によって流産した見るのは難しい。

●原告の主張を事実として認めるには証拠が足りない。

●被告が妊娠中絶を強要した事実はない。(チェさんはヒョンジュンとの間で5回、妊娠し、最後に出産した。その前の4回の妊娠について、2回目は暴行によって流産、それ以外は強要されて中絶したとチェさんは主張したが、1回目は自然流産、2回目は妊娠自体が認められず、3回目は自分の意思で中絶、4回目は妊娠自体が認められないと裁判所は判断した)

●過去の刑事事件で合意した当時(2014年9月)、原告が暴行による流産の事実を暴露すると脅迫したことには証拠がないが、2回目の妊娠と流産について証拠がないにもかかわらずテレビ局のインタビューに応えたことは、被告に対する名誉毀損と認められる。

●原告の不法行為によって被告はイメージと名誉を大きく毀損され、それによる深刻な精神的な苦痛があった。

●ただし、被告の過去の暴行など、不適切な行為が累積してきた側面があることなども総合的に考慮し、原告が被告に支払うべき慰謝料は1億ウォンとした。

●その他の被告の主張は、すべて理由がないとする。原告の本訴の請求および被告の残りの反訴請求はすべて棄却する。

ネチズンの反応などは、また後で書くことにして、ここで、この事件のあらましを整理しておこう。

チェさんは2014年8月、キム・ヒョンジュンを暴行致傷と傷害の容疑で告訴した。翌9月、ヒョンジュンの謝罪を受けて告訴を取り下げた。(この時、ヒョンジュンからチェさんに示談金(妊娠・暴行・流産の口止め料)として6億ウォン(約6000万円)が支払われた)

15年2月、チェさんはキム・ヒョンジュンの子供を妊娠したと公表。その子は本当にヒョンジュンの実子なのか、という点をめぐって大騒動となった。

チェさんは同年4月、キム・ヒョンジュンを相手に妊娠と流産により精神的な被害を受けたとして、16億ウォン(約1億6000万円)に達する損害賠償請求訴訟を起こし、ヒョンジュン側も対抗して、民事と刑事で反訴した。(民事では12億ウォン(約1億2000万円)の賠償を要求)

チェさんは15年9月に男児を出産、その子は12月に、ソウル大学法医学教室の検査で、99.9%、ヒョンジュンの実子と判定された。

今年(2016年)5月、キム・ヒョンジュンが16億ウォン損害賠償請求訴訟の反訴としてチェさんを訴えた刑事事件(恐喝、詐欺、誣告、名誉毀損)について、ソウル東部地検は「すべて容疑無し」とした。

しかし民事では、裁判所はチェさんの主張を認めず、逆にヒョンジュンの主張を一定程度認め、チェさんに対し、ヒョンジュンに1億ウォン(約1000万円)支払えとした。

つまり、韓国の司法当局は、チェさんを刑事で処罰することは避けたが、民事では、金銭の要求を一切、認めず、逆に、ヒョンジュンの被害を認め、チェさんに賠償させることにした。が、その額は1億ウォン(約1000万円)。チェさんはすでに2014年9月にヒョンジュンから6億ウォン(約6000万円)もらっているので、容易に支出できる程度の額だ。

これで事件はお終い。この後、子供の親権や養育費などをどうするかは、家庭裁判所でやってください、ってこと。

う~む、こういう形で終わらせたか…。非常に韓国的な裁き方というか、ケリのつけ方だと感じるのは、ぼくだけだろうか?

しかし、何はともあれ、ヒョンジュンとお父さんとお母さんは、ひとまず、胸をなでおろしていることだろう。

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キム・ヒョンジュンの裁判 元恋人の主張が認められなかった理由と、ここまでのあらすじ” への1件のコメント

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