ユチョン性的暴行事件 「強制性」の見極めが難しいというのだが、本当にそんなに難しいのかな?

ユチョンの事件は、今、主として、強制性があったのかどうか、という点に、警察が捜査力を集中させているという。

強制性はあったようでもあり、なかったようでもあり…、警察は難しい判断を迫られているとのことだが、しかし、実は、女性なら、そんな難しいことではなく、誰でもこういう場合の「強制性」というものにピンとくるのではないだろうか

●聯合ニュース 2016.06.26 午後 5:40
警察、パク・ユチョンを告訴した女性の話を聞いて「強制性の有無」を調べている

ーー引用始まり

性的暴行の容疑で相次いで訴えられた歌手兼俳優のパク・ユチョンさん(30)を告訴した女性たちの中の一部の人が、事件発生当時、「強制性はなかった」という趣旨のことを話しているものの、被害者の意思に反する状況もあったと伝えられ、警察は、強制性の有無を含め、具体的な状況の把握に捜査力を集中させている。

26日、警察などによると、パク・ユチョンさんを告訴した4人目の女性Dさん(ソース記事ではAさん)「昨年2月21日午前3時30分に江南のあるカラオケのトイレでパクさんから性的暴行を受けた」として17日、警察に告訴状を出した。

Dさんは2度にわたる警察の調査で「事件発生当時、パクさんは暴行をしたり、脅迫めいたことは言わなかったが、私はパクさんの行動に非常に困惑し、途中『やめて』と意思表示をしたと話したという。

警察と法曹界によると、性的暴行の捜査では、暴行・脅迫など強制性があったか、その内容と程度はどうだったのか、ということが重要だという。刑法上の性的暴行は恐怖心を与えたり、脅迫・暴行によって相手の反対意思を制圧した状態で、強制的に性的関係を持ったときに成立する。

最高裁の判例上、性的暴行が成立するには、恐怖心を与えたり、脅迫・暴行によって被害者の抵抗を不可能にする、あるいは著しく困難にする程度のものでなければならない。

ただし、その脅迫・暴行の内容と程度は、もちろん力を行使することになった経緯、被害者との関係、性交渉当時とその後の状況など、すべての状況を総合して判断しなければならない。被害者が性交渉当時、直面した具体的な状況をもとに考えなければならない。

法曹界関係者は「もし、捜査機関が起訴するなら、強制性の部分をもっと捜査しなければならないとし、「被害者が『強制性はなかった』と一貫して話したならば、加害者側は『性的暴行をする意思はなかった』と主張する可能性がある」と説明した。

脅迫・暴行などがなくても、被害者が酒に酔って反抗する意思や能力がまったくない場合なら、性的暴行の容疑が認められる。そういう点も考慮し、警察は被害者の供述をもとに、当時の正確な状況の把握に捜査力を集中している。

ーー引用終わり

おそらく、最初に告訴して、すぐ告訴を取り下げたAさんも、このDさんとほぼ同じ状況だったのではないかと思う。

つまり、4人はみんな、接待女性であり、ユチョンはお店にたくさんのお金を落としてくれるお客様、だから失礼なことはできないし、お客様が常識を超える行為をしてきたとしても、まず、できるだけうまく切り抜けて、穏便に済ませたいと考える。

一般女性なら、こういう状況では、力ずくで押しのけたり、ユチョンの腕を強く噛んだり、大声を上げたりして、あからさまに抵抗できるけれども、接待女性の立場では難しい。

しかし、「やめてほしい」とは思っている。それで、小声で「やめてください」とか「困ります」とユチョンに言ったり、あるいは乱暴にならない程度に押しのけようとしたり、身をかわそうとしたりする。

しかし、酒の力もあって、燃え盛っているユチョンは女性の力では抑えられなかった、そして、結局、ユチョンは思いを遂げた。

これは、やはり、性的暴行と見るしかないだろう。

女性の意思に反して、行ったことだから。

自分を女性の立場においてイメージしてみれば分かると思う。

他にもたくさん人がいる(Aさんの場合は、ユチョンを含め11人の男たちの一行だった)狭いルームの中の小さなトイレ(男性の小便器と小さな手洗いだけの1畳もないくらいのスペース)で、酔っぱらって臭い息吐いてる男との性行為などやりたいものだろうか?

しかも、自分の仕事は接待、つまり自分は店ではホステスなのであって(少なくとも「2次」(店の外での売春)に進む前は)性行為などは店での仕事には含まれていないのだ!

お客様だからって、そんなことまでしてあげなければならない義務は、まったくないのだ!!

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ユチョン性的暴行事件 「強制性」の見極めが難しいというのだが、本当にそんなに難しいのかな?」への2件のフィードバック

  1. その通りと思います。
    トイレでやりたいと思う女性は、殆どいないでしょう。
    気に入った客が来たら、すぐにでも、ところかまわずやろうなんて思わないはずです。
    女性は、仕事中なんですから、違反をおかすつもりもないでしょう。
    もし、個人的に気に入った客に誘われたならば、普通に考えれば、後日、別の場所で会うはずです。
    単純に考えれば、酔った状況で、手短にトイレで事を済ませたいなんて心理は、男性の考えでは…と思っていました。
    その状況に、強制性など微塵もありませんよね。
    担当の警察官は、男性ばかりなんでしょうか。初コメントで長々と失礼しました。

    • >担当の警察官は、男性ばかりなんでしょうか。

      この頃は女性の警察官も増えていると聞いています。

      これ、被害女性にとっては取調べも負担になりますよね。くわしく話さなければならないので。

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