「女優ソン・ヒョンア(40)は売春をしていない」、最高裁、1・2審を覆して差し戻す

先週の土曜日(13日)に放送されたSBS「それが知りたい」が、噂の絶えない女性芸能人とスポンサーの実態を暴き、大きな反響を呼んだことは、このブログでも紹介した。

■SBS「それが知りたい」が暴いた女性芸能人とスポン(スポンサー)の関係
http://seouljinseigekijo.com/?p=5159

そんな折も折、きょう(18日)、最高裁で画期的(?)な判決が出て、韓国のネットが大騒動になっている。

2010年の2月から3月に、5000万ウォンをもらって個人事業家と3回、性的関係を持ち、売春容疑で摘発され、1・2審で有罪となっていたソン・ヒョンア(1975年 7月 23日生まれ、40歳 171cm50kg 1994年第38回ミスコリア選抜大会3位)の裁判で、最高裁が原審を破棄し、差し戻したのだった。

●中央日報 2016-02-18 12:07
「ソン・ヒョンア、売春ではない」…最高裁、1・2審を覆して差し戻す
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=102&oid=025&aid=0002597777

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ーー引用始まり

2013年12月、水原地検安山支庁でいわゆる「芸能界スポンサー契約」に対する捜査が進んでいるという事実が明らかになり、世間の耳目が集中された。そして、美人大会(ミスコン)出身の女優やタレントたちが財力家から性関係を見返りに金を受け取っているという噂が出回り、芸能界スポンサー契約の実態が明らかになるのでは、と関心を集めた。

その後、女優や歌手など10人あまりの実名がインターネットなどに出始めた。「政・財界スポンサーが明らかになる『超大型スキャンダル』になるだろう」という観測も出た。実名が出た女優たちはネチズンを名誉毀損で検察に告発した。その中には女優のソン・ヒョンアも含まれており、「噂を流布した人を告訴する」という立場を明らかにした。

水原地検安山支庁は、同年末に捜査について発表し、「スポンサーブローカーのカン某など2人を売春斡旋法違反の疑いで正式に起訴し、女性芸能人9人と事業家1人は罰金刑とし略式起訴する」と明らかにした。芸能人9人の実名は明らかにしなかった。

しかし、略式起訴された芸能人のひとり、ソン・ヒョンアは「絶対に売春はしていない」と濡れ衣を訴え、事件は新たな局面に入った。ソン・ヒョンアは翌2014年1月、水原地裁に正式に裁判を請求した。以降、「スポンサー契約による売春だった」とする検察と「交際を前提にした付き合いで、売春ではなかった」とするソン・ヒョンアの熾烈な法廷攻防が2年間続いた。

検察の公訴事実はこうだった。ソン・ヒョンアは2010年1月、ブローカーのカン某に「経済的に苦しい」と言って自分から接近し、これを受けてカン某が事業家A氏をソン・ヒョンアに紹介した。

3人はソウル江南のイタリアンレストランで会ってスポンサー契約を結び、A氏はその場でソン・ヒョンアに現金2000万ウォン(200万円)、カン某には斡旋料として300万ウォン(30万円)を渡した。その後、A氏はソン・ヒョンアに3000万ウォン(300万円)を追加で渡し、計5000万ウォン(500万円)を支給した。この見返りとして、A氏はソン・ヒョンアと2010年2月から3月に、ソウル江南のPホテルで3回、性的関係を持った。

一方、ソン・ヒョンアは3回の性関係をすべて否定した。さらに、たとえ性関係を持ったとしても、A氏との結婚を前提にした付き合いで、売春と見ることはできない」と主張した。売春は、知らない人と金銭を見返りに性的関係を持つことだが、実際に、A氏と交際をしていたのだから、売春で処罰することはできない、という主張だった。実際、ソン・ヒョンアは、カン某が紹介した他の男性と結婚した。

1・2審は全てソン・ヒョンアの売春の疑いを有罪と認めた。水原地裁安山支裁は「ソン・ヒョンアが事業家A氏と黙示的に(暗黙で)スポンサー契約を結び、金を受け取る見返りとして性的関係を持った事実が認められる」として罰金200万ウォン(20万円)を言い渡した。

ソン・ヒョンアが控訴して行われた2審でも、水原地裁は「結婚を前提にした付き合いと見ることはできない」として有罪とした。事業家A氏はスポンサー契約を目的とブローカーのカン某が紹介した人であるため、現行法が禁止する「不特定人を相手に金銭を見返りにした性関係」当たるとみたのだ。

しかし、最高裁判所は、ソン・ヒョンアの手を挙げた。 最高裁1部は18日、ソン・ヒョンアの「性売買斡旋などの行為の処罰に関する法律」違反の容疑を有罪と判断した原審を覆し、水原地裁に差し戻した。最高裁判所は「ソン・ヒョンアは真摯な交際を念頭に置いて事業家A氏に会っていた可能性が十分あり、不特定人を相手にした売春とみるのは難しい」とした。

最高裁判所は売春の容疑を認めなかったが、捜査と裁判を通じて新しい事実が明らかになった。ブローカーとされるカン某はスタイリスト出身で、知人の女性芸能人を事業家に紹介していたことが明らかになった。 ソン・ヒョンアを紹介された事業家A氏は「カンさんの紹介で、その前にも女性芸能人に会ったことがある」と供述した。カン某は普段から「ミスコリア待機中」「歌手、タレントご期待ください」などと女性芸能人を紹介するための広報メールを(財力家らに)送っていたという。

ーー引用終わり

この事件については、1年ほど前に、この記事を書いて紹介した。

■クララとソン・ヒョンアの裁判とは
http://seouljinseigekijo.com/wp-admin/post.php?post=1624

この記事を書いた時点では、昨年(2015年)の旧正月の連休後に、最高裁の判決が出ると予想されていたので、約1年、遅くなったことになる。

なぜ、こんなにも時間がかかったのだろう?

ソン・ヒョンアは、2007年ごろに1歳年下の男性と結婚し、2010年2月に離婚した。売春(ソン・ヒョンアの主張では「結婚を前提とした交際」)したのは、これとほぼ同時期の同年2月から3月、そして、それからまもなくして同年5月に6歳年上の男性と再婚した。2012年8月には、この男性との間にできた男児を出産している。

つまり、この事件はソン・ヒョンアが離婚して、再婚するまでの数カ月の間に起きている。

事実として、はっきりしていることは、ソン・ヒョンアは事業家Aから5000万ウォンもの大金を受け取った。事業家Aは事実と罪を認め、300万ウォンの罰金刑に処せられた。ソン・ヒョンアを事業家Aに紹介したスタイリストのカン某も有罪となり、実刑6カ月、追徴金3280万ウォンの罰を受けた。カン某はいわゆるブローカーで、ソン・ヒョンアを事業家Aに紹介した際も、300万ウォンの手数料を得ている。

ソン・ヒョンアは3回の性関係をすべて否定したとのことだが、これは信じがたい。もしそうだとするなら、なぜ、事業家Aはブローカーのカン某に300万ウォンを払ってまで紹介を受け、ソン・ヒョンアに5000万ウォンも払ったのか? 事業家Aとソン・ヒョンアはホテルで会って何をしたのか?

しかし、その部分はともかくとして、ソン・ヒョンアの主張も理解はできる。「自分は事業家Aと結婚を前提に交際したが、結婚には至らなかった」、これが真実かどうかは本人にしか分からないが、事業家Aにはそのつもりはなかったようなので、容易に認めることはできない。

が、驚くべきは「実際、ソン・ヒョンアは、カン某が紹介した他の男性と結婚した」という部分。つまり、ソン・ヒョンアは、事業家Aと関係をもって、すぐ後に、またカン某から別の事業家を紹介してもらい、その人と結婚したわけで、この事実からすると、ソン・ヒョンアは真摯に結婚相手を求めていた、と認められる。

こうなると、はたして「まじめなお付き合い」だったのか、「売春」だったのか、区別が非常に難しい。そして、ソン・ヒョンアにとっては前者だった、事業家Aとブローカーのカン某にとっては後者だった、と見ることもできる。

もともと、水原地検は、女性芸能人9人と事業家1人は罰金刑とし略式起訴し、芸能人9人の実名も明かさず、「もう、こういうことはしてはいけないよ」と注意するくらいのレベルで、かなり穏便に済ますつもりだった。

が、ソン・ヒョンアはそれを受けつけず、あえて正式裁判を起こし、自分の名を明かし、裁判闘争に入った。これにより再婚した夫とは不和となり、弁護士費用の負担などから生活苦に追い込まれ、うつ病と対人恐怖症まで起こしたという。

そうして、1・2審で敗訴という追い詰められた状況から、最後に、最高裁で「売春ではなかった」という主張を認められた。

ここまで、多くの犠牲を払いながら、執念で闘い続けてきた、ということからすると、本当にソン・ヒョンアは再婚の候補として事業家Aと交際したのかもしれない。

しかし…、そうだとしても、プロのブローカーを使って(もっとも、ソン・ヒョンアにとってカン某は「親切なスタイリストの友達」くらいの存在だったのだろうが)紹介されて会ったばかりの男から5000万ウォンも受け取ったのでは…。(最初に2000万、その後、追加で3000万という金の渡し方もまた…いかにも…なんだけど…)

ソン・ヒョンアは、ようやく無念を晴らしたのだろうが、裁判の結果は別として、世間が彼女に対し、「売春をしなかった」と見てくれるかどうか…。

世間知らずだった、プライドの高い(金に困ったからといって、そこらのスーパーでレジ打ちできるわけでもないし、またそのレベルの仕事で稼いだ金で回していける暮らしでもないし…)、きれいなお姉さんの悲劇、そんなとこなのかなあ。

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