ユチョン(兵役前2015年7月のインタビュー)「これからは、できるだけ、うまく下降していきたい」

今、パク・ユチョンは兵役期間中(2015年8月27日~2017年8月27日)にあり、現役兵としてではなく、公益要員としてソウル市の江南区庁で働いている。

ユチョンのファンの皆さんが、活動休止期間中であるために、いっそう彼の情報を渇望しているためか、なぜ兵役なのに江南区庁で働いているのか、その理由が知りたいからか、最近、私がだいぶ前に書いたこの記事

■ユチョン 兵役を語る「現役で行きたかったけど、持病(喘息)のため、やむをえず補充役になった」
http://seouljinseigekijo.com/?p=3179

この記事へのアクセスが上昇している。日によっては、最新の記事を抑えて、アクセス数が全記事中1位になることもある。

 

この記事は日刊スポーツが昨年7月下旬に、3つに分けて公開したロングインタビューの第1回をソースとし、兵役に関する部分に焦点を当てている。

他の2回で、ユチョンは何を語ったのか、もちろんすでに公開され、他のサイトで日本語訳も出ている内容なのだが、ここで、ぼくが改めて訳して、ご紹介したいと思う。

兵役に関する部分だけを切り取ってアップしたのでは、ユチョンにとって不利になる面があること、ファンの皆さんの情報への渇望を少しでも満たしてあげたいという思い、他のサイトの日本語訳が全体としてレベルが低く(機械翻訳レベルも多い)、彼が何を言っているのか、読んでもよく分からない、という実態、こういう点を考慮して全部、訳すことにした。2回分まとめてご紹介しよう。

では、どうぞ。

●日刊スポーツ 2015.07.22 午前 9:31
〔酔中トーク②〕ユチョン「キム・ジェジュンと27分間通話、10年で初めてて」http://entertain.naver.com/read?oid=241&aid=0002441445

Q 周りの人が普段、あなたとはなかなか連絡が取れないと言っているのですが。
あまり返信をしません。(笑) 電話でもあまり長く話さないのですが、文字メッセージをやり取りするのは私のスタイルではないのです。指で入力するのは面倒です。

Q 相手は気にして待っていると思うけど?
ジェジュンさんがこう言っていたらしいです。「ユチョンに文字メッセージを送って返信がなければそれが答えだ」って。ジェジュンさんは、ちょっと傷ついたようですが。

Q 女性の友達に対しては違うんでしょう?
そんなに違いません。最初の頃はメッセージをちょっとやり取りするだろうけど、時間が経ったらしなくなるでしょう。

Q 通話も同じですか?
3分以上、話すことはありません。通話は要件だけ簡単に。最近、部隊にいるジェジュンさんと27分も通話しました。正確に27分です。電話切ったら、どっと疲れました。 こんなに電話で話したのは10年ぶりのことです。

Q 男2人で、そんなに長い間、どんな話をしたんですか?
私が話したのではなく、ジェジュンさんが一人で話していました。よもやま話をやめないんです。軍隊に入っていて、人恋しくなったからか、たくさんの話をしてくれました。

Q ジェジュンさんの立場では寂しかったでしょうね。
この前、電話を受けたら、ジェジュンさんが「どうしてそんなに電話に出ないんだ?」と言ったので、「ドラマの撮影をしているから。私から、また電話します」と答えたら、「ユチョン、ぼくには(軍隊生活なので)電話がないじゃないか」と言いました。申し訳ないことをしました。電話のない人に言うことではありませんでした。(笑)

Q 作品の話をちょっとしましょう。「匂いを見る少女」では「壊れたり」(自分のスタイルを崩してこっけない演技をすること)もしました。
劇中、シン・セギョンとコントをするシーンがあったのですが、セギョンは笑いをこらえるのに必死でした。

Q 「チュワ~」というのが流行語になりました。
台本のリーディングの時、監督さんに「このコントの部分をおもしろく生かしてほしい」と言われて、プレッシャーになっていました。それで一人で研究を続けました。 誰にも見せずに、現場で一発で決めました。反応が良くて、幸いでした。

Q これまでのイメージを考えると、容易ではなかったはずですが。
俳優ですから、イメージは常に変えていかなければならないです。大事なことは、視聴者に楽しんでもらうこと。そのためには自分のスタイルは捨てます。それが大変だと言われますが、私にとっては大変ではありません。「壊して」演技してこそ、みんなに満足してもらえます。(撮影も)早く終わるし。途中でアドリブも入れますね。

Q 監督の立場では、アドリブをすべて受け入れるのには抵抗があると思うのですが。
監督がアドリブを望んでいました。それで気軽に演技できました。監督は「できることはすべてやってみなさい」と言ってくれたので、状況に合わないもの以外はやってみました。そして実際、ドラマでそのまま使われたものも多いです。

Q 監督が満足したのですね。
不思議なことに、私は脚本のリーディングが本当にできません。今回も、最初のリーディングをしてみて、監督さんに「ユチョンさん、がっかりだよ。 こんなレベルとは知らなかった」と言われました。緊張してぎこちなくなったこともありますが、準備して臨むと、凍ってしまうのです。リーディングや撮影の前には練習するのですが、(練習した結果を現場で発揮するというより)撮影に入ってから、(実際に演技をしてみせると)監督にほめてもらえます。(笑い)

Q 出演を逃して残念に思っている作品はありますか?
ファン・ジョンミン、キム・ジョンウン先輩が出演したドラマ「韓半島」(朝鮮半島)です。あの時は、他の作品の撮影中だったため出られませんでしたが、シノプシスとシナリオを受け取ってみて、とても面白いと思いました。本当にやってみたい作品だったので、今でも思い出します。

Q 出演する作品を選ぶ基準は?

最初に事務所とよく検討します。 今は、ある程度、私の意思が反映されます。

Q キャラクターの変化には、心配も大きいのでは?
イメージを変えたいとは思っていないし、もちろん安易にそうすることはありません。 キャラクターが、周りが自分に対して持っているイメージとは合わないこともありますが、それ(周りが自分に対して持っているイメージ)に合わせて演じるわけではありません。(自分のイメージを守るよう)バランスを取るのは簡単ですが、そうしよう(キャラクターの変化に挑戦しよう)と努力しています。

Q 「海霧」のキャラクターは意外でした。
ある特別なイメージをつくらなければならないと考えていたのではありません。 自然な成り行きに任せました。これまで、財閥、皇太子など、平凡ではない役を演じてきたため、「海霧」で演じた、地味なイメージや、平凡で現実的なものへの渇望が大きかったのです。それを「海霧」で表現できました。

Q ベッドシーンもありましたね。
ご覧になればお分かりになると思いますが、私は、そういうことを気にするタイプではありません。観客が私のベッドシーンをどう受け止めるだろうか、そんな悩みはありませんでした。ベッドシーンだからではなく、(ひとつのシーンとして)その瞬間、どんな気持を、どう表現するか、ということに悩みました。 周りの反応は気にしません。そいうことを全部気にしながら演技をしようとすると、混乱するだけで、ダメです。

●日刊スポーツ 2015.07.22 午前 9:31
〔酔中トーク③〕ユチョン「徐々に下降してく準備をしています」
http://entertain.naver.com/read?oid=241&aid=0002441444

Q 「海霧」で、新人賞だけで8つ受賞しました。
本当にありがたいです。大きな賞をこんなにたくさん頂けるなど、まったく考えていませんでした。 「海霧」は私に多くのものを与えてくれました。その中で賞が占める割合も大きいです。

Q 負担になるほどたくさんもらいましたか?
はい。「果たして私はこの演技力で、これらの賞をすべて頂いて良いのだろうか」という疑いを抱いたほどでした。

Q 候補者の中に、有力なライバルはいましたか?
いいえ。授賞式には、誰が候補なのかも知らずに行くことが多いのです。私にとって授賞式は、賞を頂く席というより、しばらく会っていない先輩たちにお会いする場という感じです。それで、賞まで頂き、ありがたく思っています。

Q 参加した授賞式すべてで、受賞しました。完璧な打率ですね。
4つほどトロフィーを獲得した時から、変な欲が生まれました。全部、受賞しなければならないというつまらない考えです。やはり何かに慣れてしまうというのは怖いことですね。

Q 2011年に「成均館スキャンダル」で新人賞を受けました。
あの時は、百想芸術大賞への欲がありました。テレビ局の賞ではなく、統合された賞(演劇映画界全般を対象とした賞。当初は「韓国演劇映画芸術大賞」という呼称だった)なので、感じが違うんですよ。あれから4年ぶりに映画部門で新人賞を頂き、やり遂げたという思いです。

Q 授賞式の時、お母様がいらしゃったそうですが。
母が私の後ろの席に座っていました。なぜか、他の人を映そうとしている時にも、母の姿がよくカメラに撮られました。私よりもたくさん出たんです。母に「次からはドレスを着て来てください」と言いました。

Q スタートは歌手ですよね。ソロアルバムの計画などは?
ないことはないのですが、歌はメンバーたちで(多くの人々と共同で)しなければならないようです。私がやりたいといえばできるというのではありません。いつも計画はあるのですが、実践できないですね。

Q 考えているアルバムのスタイルはありますか?
良い曲があってチャンスがあれば発売したらいいのでしょうけど、商業的なのは嫌です。アルバムを出すなら、私の話をお聞かせしたいです。皆がお金を出して聞くというのではなく。コンサートでも、たまに自分で作った曲をソロで歌ったりしていますが、音源は出していません。実際、数日前にも音源を出すオファーがあったのですが、受けないことにしました。公式的なものは好きじゃないんです。

Q 好みのジャンルは?
ヒップホップとラップです。ヒップホップが好きです。ラップが好きな理由の一つは自分の話が長くできるという点です。それが良いんですよ。あるいは、本当に叙情的なものか。015Bや展覧会の先輩たちの歌が好きです。

Q 30歳です。恋愛もしなければなりませんね。
今は付き合っている人がいません。本当です。何か隠しながら恋愛をすることは容易ではありません。

Q では、最近の恋愛についてお伺いしたいのですが。
それはちょっと…。どうしても答えないとダメですか? パスということで。(笑)

Q 公開恋愛(恋愛する際は、隠さず、堂々とやるということ)という考え方とのことですが。
考えがちょっと変わりました。相手によっては異なることもありますが、公開恋愛をすると、被害を受けるのは相手の方です。それで今は、恋愛をするにしても知らせないようにします。

Q 今のユチョンさんの人気だと、それは容易ではないでしょう?
そうですね。一部の人からはぜいたくだと言われるでしょうけど、本当に静かに暮らしたいのです。しかし、今は無理じゃないですか。だから恋人も、できるだけ隠してあげなければなりません。できる限り、そのように暮らしたいのですが、思い通りにはなりません。

Q 芸能界生活12年目です。これからは?
うまく下降していきたいです。今から、下降していく準備をしています。下降していくというのは、この世界から離れるということではありません。歌手として俳優として頂点に到達したと思い、このレベルを維持するのは難しいだろうと思っています。であるなら、できるだけ、うまく下降しなければならないでしょう。それが私が、これからしなければならない宿題です。

Q ファンに一言。
ただ、好きです。他の言葉は必要ないでしょう。ファンに聞かれても、同じく答えます。何かしてくれるから好きなのではなく、ただ、きれいななので(純粋に自分を愛し応援してくれるので)好きです。

Q 召集解除の後は33歳です。
そうですね。あっというまに時が経ちますね。大きく変わることはないでしょう。あのう、召集解除したら、またインタビューしてほしいです。もっと率直な話もしたいし、その間に(自分の兵役期間中に)出てきたアイドルの話などもちょっとしましょう。(笑)

(終わり)

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