韓国2016/0117(日)と0124(日)の映画興行成績ベスト5 期待の「お兄さんのこと」にチケット押し売り騒動

先週は(SMAPの解散騒動関連の記事を優先し)書けなかったので、きょう2回分、まとめて書きます。

▼韓国2016/0117(日)の映画興行成績ベスト5
(公開日)当日売上シェア(%)、累計観客数(人)
1位 〔米〕レヴェナント(0114) 35.1% 82万1194人
2位 〔米〕アーロと少年(0107) 13.4% 98万3032人
3位 〔韓〕あの日の雰囲気(0114) 13.3% 35万4921人
4位 〔韓〕ヒマラヤ(1216)  9.7% 746万9649人
5位 〔米〕グースバンプス(0114) 7.3% 18万2410人

▼韓国2016/0124(日)の映画興行成績ベスト5
1位 〔米〕レヴェナント(0114)  27.1%  151万9335人
2位 〔韓〕お兄さんのこと(0121)  24.8%  50万1686人
3位 〔米〕アーロと少年(0107)  8.9%  121万7711人
4位 〔米〕マネー・ショート(0121)  9.4%  17万1907人
5位 〔韓〕ヒマラヤ(1216)  5.6%  764万6574人

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この2回は、洋画が強く、韓国映画はいまひとつ、いや、ふたつくらいかな、というところ。

7日に公開された「私を忘れないで」は、きのう終了時点で、42万3857人、きのうの観客数は102人と虫の息状態、50万はもちろん、45万に届きそうもない。14日に公開された「あの日の雰囲気」 57万7784人で、損益分岐点の100万人には達することができずに終わりそう。

とにかく今、韓国では、メロ、ロコ(ロマンティックコメディ)といった愛情物は興行が非常に難しい。特に20代の若者がこのジャンルに興味を示さなくなっているという。(不景気で就職もままならず、異性との交際や結婚などは諦める若者が増えている、それでそうなのだ、という説もある)

●朝鮮日報 2016.01.25 午前3:04
メロ映画にも押し寄せた寒波
http://entertain.naver.com/ranking/read?oid=023&aid=0003129287

やはり、今の韓国では「暗殺」「ベテラン」「内部者たち」といった社会派タッチのアクション・バイオレンス系以外は難しいのだろうか…。(今もヒットを続ける「ヒマラヤ」は例外的だがやはり雪山を舞台にしたスペクタルなので、愛情物とは距離がある)

そんな中、21日に、メロではないが、ヒューマンタッチの情感豊かな映画、イム・シワン主演の「お兄さんのこと」が公開された。

朝鮮戦争当時、実在した子ども合唱団をモチーフに、すべてを失った(イム・シワン扮する主人公は家族や仲間を失い、子供たちは親を失った)戦場の真ん中で生まれた小さな歌の偉大な奇跡を描く。

純制作費70億ウォン、総制作費100億ウォン、損益分岐点は300万人の大作だ。

が、少し苦しいスタートになった。制作費100億規模の大作の場合、最初の週末が終わった時点で、観客動員100万人以上、というのが興行成功の目安になるのだが、それよりはだいぶ低く、50万をやや超えた程度に留まってしまったのだ。

さらに、こうして暗雲がたちこめたところに、突如、チケット押し売りの騒動で起きてしまった。

●スポーツソウル 2016.01.25午前7:01
イム・シワン主演「お兄さんのこと」チケット押し売り騒動の屈辱
http://entertain.naver.com/read?oid=468&aid=0000106071

ーー引用始まり

24日、あるメディアが、金融委員会が自分たちが管理・監督している金融企業(銀行、保険会社、証券会社など)に「お兄さんのこと」の前売り券を事実上、押し売りした情況が捉えられたと報じた。 金融委は、金融企業に対する管理・監督権を持っているため、このような「要請」(一定量の前売り券を買ってほしいということ)は事実上、「押し売り」と同じだと非難した。

これに対し、金融委は、釈明資料を通じて「イム・シワンさんは何の見返りもなくフィンテック(Fintech 金融(finance)と技術(technology)が結びついたサービスおよびそれを行う企業)育成と金融改革の広報に積極的に活動しているので、金融界内で「お兄さんのこと」を応援したいという共感があった。一部の金融企業もイム・シワンさんへの感謝と応援の心を示そうと映画のチケットを購入して職員への福祉レベルで活用した」と説明した。

また、映画の配給を行っているNEWも「イム・シワンがフィンテック広報大使として活動しているため、金融委側でも応援しようという善意から始まったことが、過った意図と見られ、残念だ」と一部報道への戸惑いを隠せなかった。

ーー引用終わり

事の是非、「押し売り」かどうかということなどはともかく、これだけの後援(金融委からは一社当たり3000枚から最大1万7000枚の「協力」が求められたという)があって、あの数字では…。

とにかく、良い映画のようなのに、スタートから、いきなりケチがついてしまい、残念。

それにしても、なぜ、今、朝鮮戦争(1950/0625~1953/0727休戦)時代の子ども合唱団の話なのだろう?

今の韓国社会に、あの時代への郷愁を募らせる何かがあるのだろうか? 北朝鮮の核問題などへの懸念から、国民の安保意識を高め、団結を強めたいというような政権側の意思が働いているのだろうか…。(金融委がこうした「後援」をした背景にはやはり何か政治がらみのことがあるのかもしれない)

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