イ・ビョンホン「チョ・スンウは年下なのにむしろ兄のようだった」

映画「内部者たち」の制作報告会でのチョ・スンウイ・ビョンホンの互いに対する発言で、ちょっと面白いと思った部分があったので、少し説明しておきたい。

●ヘラルド経済 2015.10.08 午後 12:11
「内部者たち」チョ・スンウ「イ・ビョンホンの演技を鑑賞しようと夢中だった」
http://entertain.naver.com/read?oid=016&aid=0000871893

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――引用始まり

8日午前、ソウル江南区CGV狎鴎亭で映画「内部者たち」(監督ウ・ミンホ)の制作報告会が開かれた。ウ・ミンホ監督、ユン・テホ作家、俳優のベク・ユンシク、イ・ビョンホン、チョ・スンウが出席し、映画に関する話をした。

この日、チョ・スンウは「私がはな垂れ小僧だった頃、ビョンホン先輩はすでにスターだった。 ドラマ「明日は愛」(1992年KBS ビョンホン22歳、スンウ12歳)の時から、先輩が出てくるのを家族といっしょに座ってTVで見ていた。(「内部者たち」の)最初の撮影の時、面会室で、ガラス板を隔てて演技した時、向こう側にイ・ビョンホンという俳優が座っていた。その演技を鑑賞してしまい、自分がどう演技したのか記憶にない」とイ・ビョンホンとの撮影について振り返った。

そして「チャンスがあったら、イ・ビョンホンさんといつか共演してみたいと思っていた。 「内部者たち」への出演依頼を3度固辞しながらも、結局、出演することに決めたのは、『(このチャンスを逃したら)いつ再びイ・ビョンホンという俳優と共演できるだろうか』ということがあった。ビョンホンさんのすごいエネルギーと映画への愛に感動した。俳優が出せるエネルギーというものについて学んで撮影を終えた」と満足感を示した。

この発言に対し、イ・ビョンホンは「この映画の仕事をしながら、チョ・スンウとすごく仲良くなった。 私の家にもよく遊びに来てくれ、ご飯を食べたりビールを飲んだりするようになった。撮影現場では年下なのにむしろ兄のようだった。チョ・スンウがキャスティングされた時、(チョ・スンウが)前に出演した作品について記憶がなかった。共演しながら『私こそ、ぐっと緊張しなければ』と感じた。本当に演技のうまい俳優だった。そのせいですごく緊張させられたと応えた。

――引用終わり

制作報告会で俳優が共演者について語る時は、要するに、エールの交換となるのがふつう。
互いに相手を立てて、称賛しあうのだ。

この記事にある発言も、そういう種類のもので、互いに、相手を誉め讃えているのだが、頭の良いチョ・スンウが面白いエピソードを打ち明けて(作って?)、大先輩で大スターのイ・ビョンホンを持ちあげている部分は、まぁ、普通に読める(ここで「普通に読める」というのは、ある程度の誇張などはこの種の宣伝の場では珍しくもないので、読者としては特にひっかかることもなく読める、くらいの意味)のだが、イ・ビョンホンの発言は、短いながら、非常に特徴的で、面白い。

まず面白いのは「スンウとすごく仲良くなった」ということを「敢えて」話した点。「ぼくのうちに遊びにおいでよ」と先輩のビョンホンが若いスンウを誘って2人は親しくなったということだろうが、この席で、限られた時間で言う必要もないような…。勘繰りかもしれないが、「スンウはぼくの友達、味方だよ」って言いたかった、自身がそう思いたかった、そういう心理が表れているように思う。

それから「年下なのにむしろ兄のようだ」という言い方。

実際、チョ・スンウというのは、言いにくいことも言える芯が強いというか、骨があるというか、そういう硬派的なところがあり、一部のマナーが悪く騒々しいファンを直接、諌めた(いさめた)こともある。

■勇気ある苦言か ファン差別か? チョ・スンウ 新旧のファンの狭間で苦悶
http://seouljinseigekijo.com/?p=2525

イ・ビョンホンは、人との摩擦を好まないし、自分のファンに直接、苦言を呈するなどしたことは…、ちょっと記憶にない。

こういう2人の性格というのは、現場でも、関係者の意見が対立したり、トラブルが起きたりといった時に、いや、そんなことなくても差し向かえば、やっぱり表に出てきて、その結果、そういう性格に根差した「力関係」みたいなものが、年齢や立場という上っ面の上下とは別に、実質的な関係を支配するようになっていく。

それで、ビョンホンは、スンウを「兄みたい」と感じ、「ぼくのうちにおいでよ」となり、「この人はぼくの友達だ」と自ら信じ、制作報告会の席でも「つい」言いたくなってしまったのではないかと思う。

同時に、イ・ビョンホンのこういうナイーブな面というのが、あの事件のきっかけとなった行為を求める心理を生んだ一因かもしれない。(あの事件の時は、友達(?)のほうが「私のうちにいらっしゃい」だったのだが…)

チョ・スンウのようなタイプ、ストイックに強く自分を律するような男なら、やらない行為だけど。

共演しながらイ・ビョンホンのほうが、よく知らなかった後輩によって、「すごく緊張させられた」と告白したのも非常に興味深い。

これは誇張ではないと思う。

イ・ビョンホンは誇張などせず、素直に、素朴に話すタイプだ。

イ・ビョンホンのほうが若いチョ・スンウに圧倒されぎみだったのだろう。

もしかしたらスンウの言う「俳優のすごいエネルギー」は、「スンウがビョンホンから」以上に「ビョンホンがスンウから」感じたのかもしれない。

このへんの「力関係」というものを、実際に映画を見て、感じてみる、考えてみる、というのも「内部者たち」を見る楽しみなんじゃないかと思う。

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イ・ビョンホン「チョ・スンウは年下なのにむしろ兄のようだった」” への1件のコメント

  1. 相手がいい演技をすると自分もいい演技ができると
    聞いたことがあります。
    スンウさんもビョンホンさんもお互いにいい刺激を感じて、より一層いい演技ができたのではないかと思います。相手に遠慮せずに思いっきりその力量を出すには、相手に実力がないと難しいですからね。

    ところで制作報告会でマスコミは映画を見たんですよね?それなのに演技派の俳優の話ばかりで、ストーリーがすごく面白いとか、時間を忘れて見れるとか、そういう話が出てこないのがちょっと心配。
    侠女の時も、そうだったから。

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