代理父考

(1) 気になる「受精の方法」
2012.01.06
今年(2012年)1月2日(日)の8時のニュースで、代理母と代理父の問題が取り上げられていた。

대리母 대리父 성행‥해결책은?
訳)代理母、代理父が盛況…解決策は?

不妊女性の代わりに子どもを産む「代理母」に加え、このごろは「代理父」も登場しているという。

もちろん報酬を得て、精子や卵子を提供するのは違法。しかし、不妊夫婦の切実な願いにつけこむブローカーがはびこり、提供希望者もたくさんいて、繁盛しているという。

ここにはいろいろな問題があるが、このニュースでひとつ気になったのは、受精の方法。

通常は病院で試験管を使って「間接的に」行うのだが、これにかかる費用は1回に300万ウォン(約21万円)。

一発で受精できるとは限らないので、何回か行うとなると、それなりに高額になる。それはわかるのだが、だからといって「直接」受精させるというのもちょっと…。

特に「代理父」希望者の相当数は性欲を満足させるためにその役目を買って出ているため問題になっているという。

募集はコミュニティ・サイトで行われ、毎日、数十件の「志願者」がアップされているという。

「背が高い」「ハンサムだ」「学歴がいい」など、各自、セールスポイントを記している。で、価格だが、条件のいい男子のものは1000万ウォン(70万円)以上になるという。

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ブローカーはこう語っている。
「代理父は(依頼者によって)厳しく審査されます。学歴、職業、容姿、すべてチェックされ、高くて、1500万ウォン(105万円)、安くて800万ウォン(56万円)で売られます」

精子提供を3回したことがあるという20代の男性は、「性関係を通じて提供したこともある」と打ち明けた。なんでも依頼者が「自然な形」を望んだという。

“관계를 맺기도 했었죠. 자연적인 걸 원하시더라고요. 더 확실하니까. 제가 남편분이랑 닮았다고…”
「関係を結んだこともあります。自然的なものがお望みでしたので。また確実でもあるし。私が夫の方と似ているともおっしゃっていました」

若い男の立場では、性欲を満足させながら、大金が得られるわけだから、「すばらしいアルバイト」なのかもしれないが、しかし、いくら「自分と似ている」とはいえ、もし自分が夫の立場だったら、と考えたらねえ…。

だって、妻が他の男と性交するわけでしょ?

きっちりと挿入して射精する…。

あんた、これ、許せる?

いくら、妻が自然な形を望み、そのほうが確実だとはいえ、また自分では妊娠させることができないからとはいえ、やっぱり夫婦なわけだから。

「自然な形」というのは、要するに、まぁ、2人で同時にパンツだけ脱いでいきなり挿入するってわけにもいかないだろうから、いろいろやって膣が湿り、挿入できる状態にするってことだしなあ…。

う~ん、やっぱ、抵抗があるよなぁ、おれには。

(2)代理母のシステム
2012.01.09
さて、「代理父」について話を進める前に、「代理母」について少し記しておきたい。

ニュースには、ソウル麻浦区の住宅街にあるオフィステルで集団生活している「代理母」が登場する。なんでも8人で合宿しているとのこと。

“몰라요. 부모님은. 지방에서 일하는 줄 알고 있거든요.”
「知りません、両親は。地方で働いていると思っているはずです」

精子を発射するだけの「父」とは異なり、体内で受精し、孕んで産む「母」の場合は、周囲の人に気づかれないようにするとか、安全に出産できるように、特別の配慮が必要。それで、ブローカーの下で「合宿生活」となるわけだが、このコメントはちょっと気になるね。「夫は」ではなく「両親は」というところが…。

私のイメージでは、代理母は出産経験のある既婚女性が行うものなのだが、もしかしたら出産経験のない未婚女性でも行うことがあるのかもしれない。この女性は23歳、妊娠6か月だという。

産んだあと、いろいろ難しい問題が生じるのではないだろうか?

なんといっても自分のお腹で十月十日もの間、「一緒に過ごす」わけでしょう、赤ちゃんと。で外に出てきたら、「はい、お別れ、これが報酬です」となってもねえ、頭の中では覚悟していても、実際はどうなんだろ。

代理母になる決心をした理由は、もちろんお金。借金苦からだ。報酬は2000万ウォン(約140万円)、前金で600万ウォン(約42万円)もらったという。

それから、この女性の場合はまず自身の卵子を摘出し、不妊夫婦の夫の精子と人工授精させ、それからまた自身の子宮に着床させたとのことだが、やっぱり、費用などの関係で、「直接受精」するケースもあるのではないだろうか。

そうだとすると、これはもはや「代理母」ではなく「実母」でしょう?

金をもらって性交するだけではなく、プラス「子どもも産んであげますよ」ってことだよね。そして「産み落とすと同時に、お金と引き替えに、母親としてのすべての権利義務は放棄します」ということ。

借金苦からみずから望んだこととはいえ、なんとも残酷なことではないだろうか。
乳が張り、母乳が出るも、赤ちゃんはいない。

引き裂かれた、と感じ、精神的に不安定になったりしないのかなあ…。

麻浦のオフィステルで合宿している8人は、順番に子どもを産んで出ていくわけだが、特にすることもないわけだし、時々お腹をなでたりしながら、いろんな話をして過ごすと思うのだが、どんな話をするのだろう?

仕事は産むまでで、赤ちゃんが生まれたあとの「未来」はないんだもんなあ…。

(3) もしこの方法を使うとすれば、だが…
2012.01.12
ブローカーは語る。
「2つに1つです。金でなければ性関係。30代後半の提供希望者までいます。既婚で子どももいるのですが…」

この30代後半の妻子持ちは、何を考えているのかねえ…。

ま、もし私(の妻)が提供を受けるとしたら、やっぱ、若い男がいいね、おじさんは嫌だなあ。健康で真面目な20歳前後の苦学生がベストか。

試験管だと1回30万ウォン(21万円)だったっけ? 3回失敗したら、やはり「直接受精を試してみようか」と心が揺れるかもしれない。

しかし、この自然な、というか原始的な方法には、やはり二の足を踏む。

ニュースによると「秘密維持を理由に持続的な性関係を要求したり、金銭を要求したり、2次犯罪が懸念される」とのこと。

これは大いにあり得る。妻と提供者を2人だけで「交際」させてはいかんだろう。かならず私が立ち会い、現場を仕切る。そしてできるだけ情緒的快楽的要素を少なくする。
私なら提供者に、このくらいの注文はつけさせてもらう。

「性交の場には、同席させていただく。きみはベッド上の妻の体にむやみに触れてはならない。膣が男性器を挿入できる状態には、私のほうでしておくから、きみはトイレで自分でエロ画像を観て、勃起させ、よく手でしごいて、出そうになったら、ここにおいで。そして、入れたらすぐ出す。全部、出し終えたら、すぐ妻から離れなさい」

どうだろう? こういう感じなら「直接」を許せるだろうか…。

また「疾病など遺伝的な危険性を検証できない点も問題」とのこと。人工授精の場合は、そういう「検証」もなされるようだ。ま、しかし、この問題は多くの通常の結婚でも、まだ精子や卵子の遺伝子を「検証」してから決断という段階には至っていないので、そんなに気にすることもないか…。いや、しかし、相手のことがよく分からず、まったく「検証」がないのもやはり不安かな。

韓国で不妊患者は18万人にも上るという。

なんとかして子どもがほしい、できれば養子ではなく、夫婦のどちらかと血のつながった子どもが、という切実な思いは察するに余りあるが、その方法には、やはり慎重にも慎重を期すべきだろう。

(終わり)
※正月早々、えぐいネタですみません。よいお年を。

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