チャンミンは入れたが、今後は厳しくなるスターらの義務警察への道

東方神起のチャンミンが合格したことで注目を集めた義務警察。

芸能経験を生かすことのできる広報団もあり、芸能人に人気なのだが、今後は、芸能人だからといって容易に採用されることはなくなりそうだ。

●スポーツ東亜 2015.06.17 午前 11:55
スターたち、義務警察志願が難しくなる…面接が廃止され、抽選制に
http://entertain.naver.com/read?oid=382&aid=0000368551

 

 

――引用始まり

芸能兵士制度が廃止され、入隊を控えたスターたちにとっては、芸能兵士制度の代案として浮上していた義務警察。が、義務警察への志願も難しくなる見通しだ。正確には志願自体は可能だが、採用されるかは運次第となる。

17日、警察庁の発表によると、義務警察選抜の際は、これまでの面接が廃止され、抽選制になる。 また、適性試験も知識中心の能力検査がなくなり、人間性の検査が強化される。義務警察の合否は事実上抽選で決まることになるため、いわゆる「義警高試」(義務警察になるための筆記試験、難関ゆえに高等考試(上級公務員や司法試験)に例えられていた)が消滅する。

これは幾何級数的に上昇した義務警察志願率のためだ。 昨年の月間の義務警察選抜率は1月が10.8対1、8月には20.1対1まで上がり、年間平均で15対1だった。

(なぜ義務警察への志願率が急上昇したのか? そのへんの事情についてはこの記事をどうぞ)
■義務警察と義務消防(軍入隊の転換服務)
http://seouljinseigekijo.com/?p=3855

――引用続き

警察庁関係者は優秀な人材は1カ所に集中せず、均等に配置されるのが正しいと判断している。抽選制を導入したカチューシャ(韓国に駐屯している米軍に勤務する要員)のように、義務警察も抽選制にすると、今よりずっと競争率が落ちるだろう」と話した。

これにより、スターたちも、義務警察への志願とは別に、他の案も考えなければならなくなった。特別な方法が見つからなければ、一般現役兵として入隊するしかない。「ホイッスル演劇団」と呼ばれるソウル地方警察庁の義務警察広報団への志願はさらに難しくなる見通しだ。(ただし最後に記した「付記」の通り、広報団の選抜は抽選ではなく従来通り実技)

これまでスターたちのための「兵役恩恵」と呼ばれたさまざまな制度が次第になくなっている。そのため今後は、俳優のユ・スンホように早期に入隊し、兵役義務を果たした後、芸能界に復帰するケースが増えると予想される。

一方、義務警察出身の芸能人には、チョ・スンウ、リュ・スヨン、イ・ジェフン、キム・ドンウク、キム・ジュンなどがいる。また、現在、パク・キウンやホ・ヨンセンなども義務警察として服務中だ。 スーパージュニアのドンヘも義務警察入隊を控えている。

――引用終わり

この記事がアップされたのは3週間ほど前、つまりごく最近。いつから義務警察選抜の際、これまでの面接が廃止され、抽選制になるのか、正確な時点は不明だが(来年度からかな?)、チャンミンは抽選でふるいにかけられることなく、能力で義務警察に合格できたようだ。

しかし、警察庁がこういう選抜方法の変更を発表したということは、今後は、この記事にあるように、芸能人もなかなか義務警察には入れなくなりそうだ。

ひるがえってみるに、かつては義務警察よりもさらに「楽な?」芸能兵士制度というものがあった。

芸能人は「芸能兵士」として、兵役期間中、一般的な兵役ではなく、軍の広報活動などを行っていた。国防省が運営するテレビやラジオの番組に出演したり、韓国内に駐屯する兵士たちのための芸能公演活動などをするのだった。

が、この制度は2014年から廃止された。前年(2013年)1月には歌手のピ(Rain)が公務出張中に交際相手の女優キム・テヒと度々デートしていたことが発覚、また6月にも歌手のセブンら8人の芸能兵士が、公務中に風俗店で遊んでいたことも発覚。世間から猛非難されたのだった。

セブンの件について興味のある方は、この記事を読んでみてください。
■歌手セブン「1人事務所」で活動。復帰作「エリザベート」だけに集中する
http://seouljinseigekijo.com/?p=2347

芸能芸士制度の廃止に続き、義務警察の採用も抽選制に。これも世の流れか? 兵役において、芸能人を特別扱いしない、という傾向は、確実に強まっている。

●付記
2017年10月、次の点を読者の方から指摘されましたので、紹介します。

義務警察の選抜で、抽選制に変わったのは大多数を占める「一般」と、「特技」の中でも語学や大型運転などで、芸能とスポーツは従来通り、実技での選抜されている。

とはいえ有名芸能人であれば誰でも簡単に警察広報団に入れるというわけではない。現在、広報団にいるスジュのドンへも1度落ちて2度目の試験で合格。同じくスジュのリョウクは先日陸軍に入隊しが、広報団の試験に2度落ちて3度目の試験は入隊日が決まった後で受験すらできず。先日広報団への入隊を取りやめた俳優チュウォンも1度落ちて2回目で合格した。

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チャンミンは入れたが、今後は厳しくなるスターらの義務警察への道」への1件のフィードバック

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