外国映画に押される韓国映画、なぜ不振なのか?

奇しくも、あの人と同姓同名のイ・ビョンホン監督が世に問うた自信作「二十歳」。
外国映画の強勢の中、孤軍奮闘しているが、今ひとつ地力が足りなかったようだ。

「キングスマン」「セッション」「ワイルド・スピード」、そして「セブン」。
今年上半期、外国映画が興行成績の上位を独占する中、韓国映画は振るわなった。

理由は何か?
OSENがレポートした。

●OSEN 2015.04.08午前6:56
外国映画が優れているのか? 韓国映画がダメなのか?
http://entertain.naver.com/topic/999195/999195/read?oid=109&aid=0003037149

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ーー引用始まり

「朝鮮名探偵2」が358万人を動員し、なんとか体面を保ったが、「キングスマン」に集中した話題を奪うには力不足であり、爆発的な前売り率で大きな期待を受けた「二十歳」も2週目には興行成績1位を「ワイルド・スピード」と「セブン」に譲ってしまった。「キングスマン」が韓国映画にしばらく1位を奪われても、すぐに奪還し、ロングランに成功したのと比較すると、いささか早く力を失ってしまった形だ。

最近は、「二十歳」を除くと、外国映画一色の状態。公開作品も少なく、観客の反応は今ひとつさえない。

この状況をめぐっては、今年上半期、韓国映画は本当に面白くなかったという意見と、オフシーズンという、シーズン上の特性にすぎないという意見に分かれている。

シーズンオフのせいで「力のある」韓国の映画が皆、公開を避けた結果、外国映画が容易に興行成績上位を占領しているというのだ。

ある配給会社の関係者は「新学期と春の外出が重なる3~4月は家族やカップルの観客よりひとりで映画を見る個性派シングル族が映画館を訪れるもの。そのため(1本の映画の総観客動員数が)300万人を超えるのは容易ではない。観客数が激減しているオフシーズンだから、凝った映画やより広い観客層を狙った映画は、この時期に公開する冒険をする可能性は低い」と話した。

それゆえに「負担の少ない」外国映画が意外な伏兵として浮上しているということ。

また、他の配給会社の関係者も「『アベンジャーズ』などの大作とぶつかるのを避けるために、他の大作が上映を控えており、話題作が多くない。また、『国際市場』以降、『キングスマン』と『朝鮮名探偵2』で、ある程度、映画を見たいという欲求が解消され、『セッション』や『二十歳』などで非主流映画へのニーズもある程度満たされたため、もう話題作が出にくくなったという面もある」と話した。

公開を待っている期待作が多くなり、「似たりよったり」の中小規模の韓国映画は目を向けられにくいということもある。 ある映画館の関係者は「一般的な観客は1年に4回ほど映画館に足を運んでくれると見ているのだが、昨年、1000万人を動員した映画が4本あった。1000万映画を見るだけで、映画館への外出は終わったことにある。また、シリーズの続編も多いので、公開を控えた映画を見ることで手一杯の状態」と話した。

しかし、韓国映画の不振をオフシーズンと大作のせいにするだけでは何か足りない気がする。 オフシーズンではあっても外国映画は人気で、大作ではなくても話題を集めている作品もある。なぜ韓国映画が特に弱くなったのか。

しかも、今年上半期の韓国映画はほとんど、完成度の面でもあまり満足できない評価を受けている。これもやはり疑問だ。完成度の低い作品だけをオフシーズンに出すという指摘は最近数年間、続いている。

一部の制作者によると、投資の保守化を指摘する。お金になる映画にだけ投資が押し寄せ、冒険性の高い新鮮な企画は霧散してしまうケースが多いという。また、編集過程で多くのモニターを経るため(多くの人に見てもらって、その感想や意見を考慮するため)「平均の」口にあう映画ばかりが量産されているというのだ。ある制作者は「投資会社が変わらない限り、新鮮な韓国映画に出会うことは難しいだろう」という見通しを示した。

しかし、投資も兼ねている配給会社の立場はまた違う。ある関係者は「中小の配給会社が登場し、投資にならない映画でも映画化されているのが問題」と皮肉った。

CGVはこれに先立ち、フォーラムを通じて韓国映画の危機について指摘した。CGVが分析した韓国映画の現状はこうだ。
「昨年、制作された韓国映画は合計217本で、いわゆる商業映画に分類される映画は67本だった。そのうち、損益分岐点に達したのは18本に過ぎなかった。観客も「ヘクノーチェム」(「核NO面白さ」という造語。「まったく面白くない」という意味)などの言葉で映画を評価してしまうなど、以前に比べて映画について真剣に思考する傾向が低下しているようだ。 以前は映画関連情報は雑誌などで得ていたが、オンラインで数行の映画情報を見て、見るかどうかを決める傾向が強まり、関心が集まっている映画だけに観客が偏っているようだ」

評論の喪失が多様な映画の興行可能性を切り捨ててしまったのだ。もちろん、その直撃弾を、話題作りに失敗した(ハリウッドの大作に比較して)中小規模の韓国映画がくらっている。

ーー引用終わり

非常に興味深い分析だ。

67本中、損益分岐点に達したのは18本。ということは、成功率27%か…。

なかなか厳しいビジネスだね。

「以前に比べて映画について真剣に思考する傾向が低下している」とか、評論の喪失が多様な映画の興行可能性を切り捨ててしまった」という指摘などは、日本にも通じるのではないだろうか?

ところで、期待外れに終わった韓国映画というと、やはりハン・ヒョジュが出演した「セシボン」。結局、総観客数171万3621人で終わり、損益分岐点、つまり採算ラインの300万には遠く及ばなかった。

そして、「二十歳」の監督のほうではないハリウッドスターの俳優、イ・ビョンホンさんのあれによって、彼の作品の公開が遅れていることも、上半期の韓国映画が不振だったことの大きな要因だろうね。

「内部者たち」と「侠女」は2本とも、もうとっくに公開されていたはずだが、まだ公開のタイミングをつかめないでいる。

せっかくすばらしい分析記事を書いたんだから、この点もやはり、はっきり書いてほしかったと、ぼくは思うのだが、やはり、今、このことは業界ではタブーなのかな。

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