チョ・ヒョンア前大韓航空副社長に懲役3年の求刑

ナッツリターン事件の裁判が結審し、検察は、チョ・ヒョンア前大韓航空副社長に懲役3年、ヨ常務に懲役2年を求刑した。

●中央日報 2015.02.03 08:17
検察、チョ・ヒョンアに懲役3年求刑…パク・チャンジンCP「野獣が獲物を捕まえるときのように牙を磨きながら、わめきちらし、暴行」
http://joongang.joins.com/article/aid/2015/02/03/16646273.html?cloc=olink|article|default

 

 

ーー引用始まり

検察が、いわゆる「ナッツリターン」事件と関連して、航路変更の容疑などで起訴されたチョ・ヒョンア前大韓航空副社長に懲役3年、証拠隠滅容疑などで起訴されたヨ常務には懲役2年を求刑した。

ソウル西部地検刑事5部は2日、ソウル西部地裁刑事12部によって行われた結審公判でこのように求刑した。

検察は、この日の裁判で「韓国の航空保安法制定当時、参考にした国際条約によると、航路とは『航空機が運航する進行方向』を意味する。運航は、乗客の搭乗後、航空機の全てのドアが閉まった時から始まると規定されているので、今回の事件はチョ・ヒョンア前副社長が航路を変更し、正常運航を妨害したもの」と主張した。

今回の事件の最大の争点は、チョ・ヒョンア前副社長に航空保安法上の航空機の航路変更罪を適用できるかどうかだった。航空保安法42条によると、偽計や威力によって運航中の航空機の航路を変更した場合は、1年以上10年以下の懲役に処することができる。

求刑に先立って行われた尋問でチョ・ヒョンア前副社長は、「下機」(飛行機から降りる)指示と暴行の事実は一部認めたが、航路変更については強く否定した。 彼女は「乗務員に降りるように言ったことは深く反省している。しかし、動いている飛行機を止めるろということではなく、飛行前の手続きを中止しろという意味だった」と主張した。

チョ・ヒョンア前副社長は、乗務員に暴言を吐き罵倒し、マニュアルのファイルを投げつけた行為については「軽率な行動であり、深く反省し、謝罪する」とした。ただ、パク・チャンジンCPの手の甲をファイルケースで叩いた容疑については「そんな事実はまったくない」と否認した。

チョ・ヒョンア前副社長はまた、事件の発端は乗務員などにあったと主張した。 彼女は「(ナッツを出す)サービスがマニュアルとは違うと思い、マニュアルを持って来いと言ったが、その時、きちんとマニュアルの該当部分を見つけられなかったために起きたこと。しかし、その後起きたことは私の過ちだ」と話した。

この日の裁判に証人として出廷したパク・チャンジンCP(チーフパーサー 原語は「事務長」)は、事件当時のチョ・ヒョンア前副社長の行動を「人権蹂躙」と表現した。 パク・チャンジンCPは「(チョ・ヒョンア前副社長は)野獣が獲物を捕まえるときのように牙を磨きながら、わめきちらし、暴行した」と主張した。時折、すすり泣きもした。

検事が「業務復帰後『関心社員』として管理されているのではないか」と尋ねると彼は「実際そのような試みがあった。 復帰後はいっしょに飛行したことがほとんどない乗務員らと働いており、連続して未明の飛行日程になっている」と供述した。これに対し、ヨ常務の弁護人は「飛行日程はコンピューターで無作為に決めている」と反論した。

チョ・ヒョンア前副社長に対する判決公判は、早ければ2週間後に開かれる予定だ。

ーー引用終わり

「関心社員」というのは、主に軍で使われる「関心兵士」(精神的な問題があり、特別管理対象となっている兵士。いじめの対象となっている面もある)と同様、問題行動を起こすおそれがあるため特別管理対象とされている社員のこと。会社側から、いろいろなチェックが入る。

さて、チョ・ヒョンア前副社長は、パク・チャンジン大韓航空事務長の手の甲をファイルケースで叩いた容疑について「そんな事実はまったくない」と否認した、とのこと。

これは、おそらく本人は酔っぱらった状態で、かつ興奮していたので、「そんな事実は」覚えていない、というのが正しいだろう。パクPCが事件後、医師の診断書を取ったという話もないので、もう証拠がないから、否認しても大丈夫と判断したと推定される。

しかし、パクCPは事件の直後から一貫して「ファイルケースで手の甲を叩かれた」と主張している。

あと、これを読んで思ったのだが、この報道が正しいとすると、パク・チャンジンさんは「(チョ・ヒョンア前副社長は)野獣が獲物を捕まえるときのように牙を磨きながら、わめきちらして暴行した」と主張した、という。

これはあまり品が良くないなあ。

「わめきちらして暴行した」とだけ言えばいいのに、「野獣が獲物を捕まえるときのように牙を磨きながら」というようなどぎつい形容表現を付けると、チョ・ヒョンア前副社長に対して過剰に悪いイメージを与えようとしている、という印象をみんなに与え、今後の長い(会社側との)闘いで欠かすことのできない国民からの支持が弱まってしまうおそれがある。

気持ちは分かるけど、そのへんは少し自制してほしいね。

さて、懲役3年というと、イ・ビョンホンさんの事件で、「脅迫女」イ・ジヨンとダヒが受けた求刑と同じ。

イ・ジョヨンとダヒは実刑になったのだが、チョ・ヒョンア前副社長はどうなるかな?

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