「女性乗務員と乱れた関係…」パク・チャンジン大韓航空CPを貶めるチラシ(怪文書)が出回っていた

SBSの「それが知りたい」は、その時々、韓国の国民の関心の高いテーマを取り上げ、よく取材して、まさに「知りたいこと」を教えてくれる人気のドキュメンタリー番組。

昨夜は、パク・チャンジンCP(チーフパーサー)ら、大韓航空の職員のインタビューもまじえて、大韓航空の問題に焦点が当てられた。

●中央日報 2015-01-11 17:00
「それが知りたい」パク・チャンジンCP、「私に関するチラシ(怪文書)が出回っていた」衝撃的な内容
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=102&oid=025&aid=0002414517

 

 

ーー引用始まり

昨夜(10日)放送されたSBS「それが知りたい」ではチョ・ヒョンア前大韓航空副社長のナッツリターン事件を集中的に取り上げた。

この番組に出演した大韓航空パク・チャンジンCP(チーフパーサー)は、検察の取調べに当たり、役員らから懐柔を受けた事実を明らかにした。パク・チャンジンCPは(検察の取調べで)「(チョ・ヒョンア前副社長は)暴言を吐いたり大声を上げたりしたことはなかった。 私が自ら飛行機から降りた」と供述したことがある。

このことについてパク・チャンジンCPは、「どのようにすべきか指示を受けて、君は指示通りに供述すればいい、と言われた。幹部たちが同席している状況で、最後までそんなことはできないと拒否する力は、その時、私にはなかった。そういう約束があったのは事実」と告白した。

同日公開された音声ファイルには、ある男性がパク・チャンジンCPを懐柔する声が収められていた。パク・チャンジンCPは、泣きじゃくりながら「分かりました」と答えている。

また、パク・チャンジン事務長は「女性乗務員たちは(事件当時の機内の状況について)暴言を聞いたり、(マニュアルの入った)ファイルで叩かれたりしたことはなかった、と言ったそうだ。 チョ・ヒョンア前副社長に直接、マカダミアナッツをサービスした女性乗務員は、この事件が落ち着いたら、親企業会長がオーナーの大学の教授にしてあげようという申し出を受けていた。 私の知人からメッセンジャーに連絡があり、私に関するチラシ(怪文書)が出回っていると聞いた」と話した。

チラシにはパク・チャンジンさんを貶める内容が盛り込まれていた。「パク・チャンジンCPは評判が良くなく、いずれ解雇される職員だった。女性乗務員と遊んでいて性的に乱れていた」ということまで記されていた。

しかし、乗務員たちは「(パク・チャンジンさんは)もともと剛直な性格だ。 仲間意識が強く、一緒に飛行する乗務員たちをうまくリードしなければならないという意識も強かった。仕事がよくでき、順調に昇進してきた方。肩だけがぶつかっただけでもも申し訳ないと謝罪するような方」と口をそろえた。

チョ・ヒョンア前副社長に直接、マカダミアナッツをサービスした女性乗務員には教授職の提案があったという。 パク・チャンジン事務長はこの日のインタビューで「前副社長に直接、サービスした女性乗務員は、会社側から要求する通りに供述すれば、教授にしてやるという申し出を受けたと聞いている」と話した。

この女性乗務員は、検察の取調べを受けた時、「それが知りたい」のカメラに密かに、笑っている表情が撮られ、その映像がそのまま放送されたりもした。

「それが知りたい」のスタッフが会った元・現大韓航空客室乗務員は、チョ・ヤンホ会長、チョ・ヒョンア前副社長など、大韓航空オーナー一家について、こう話した。

ある元女性乗務員は「今回の事件のようなことは頻繁になった。なぜ今回だけ明るみに出たのか? ロイヤルファミリーが乗る時は、前日からみんなで集まって準備をする。好きな飲み物な何、好きな歌手は誰、そういうことまで教育を受ける。 恐怖そのものだった。何も言われずに降りてくれたら幸いだった。 教育を受けた際も、何も言わずに降りてくれたら、それは褒められたと思えと言われた」と証言した。

また、他の乗務員は「会長と会長夫人、妹さんに何度もサービスした。3人一緒に飛行機に乗っていた。 ある日、チーフパーサーに「あんなカボチャみたいな子にどうしてサービスさせるの」(会長夫人が? 主語が不明)言ったそうだ。 チーフパーサーは、その乗務員に「謝罪しなさい」と命じた。 ミスしたわけでもなく、サービスに問題もなかったのに、顔が気に入らないという理由で、ひざまずいて謝罪させられたと暴露した。

ある現役の乗務員は「驚くことでもない。 毎日起きていることだと思う。(ニュースに衝撃を受けた)友達に『あなたの会社のことなの?』と聞かれたが、(自分にとっては)驚くことでもなかった」と話した。

また、大韓航空の元・現乗務員たちは、オーナー一家が職員らを罵倒するのは日常的なことと口をそろえた。 放送(「それが知りたい」)によると、あるオーナーの家族は、父にあたるくらいの年齢の職員に「誰のおかげで給料をもらっているか知ってる?」と言ったという。

また別の乗組員によると「お前、これ知らないの? このXXのようなやつ」と汚い言葉を吐いた。 乗務員は「ファーストクラスに他のお客さんがいても関係ない。(他の客など)機内にある物品と変わらなかった」と告白した。

ーー引用終わり

パク・チャンジン事務長の病気休暇は、ひとまず今月末まで延長されたとのこと。
しかし、彼は病気(パニック障害)だからと、病室でじっとしているわけにもいかないようだ。とにかく、今は孤独な闘いの真っただ中にいるわけだから。

相手は大韓航空という大企業。
チョ・ヒョンミン専務が姉に送ったメールの「必ず復讐する」という誓い。その復讐の相手も、今回の事件を表に出したパク・チャンジンさんが主たる対象のはず、と多くの韓国メディアは見ている。

厳しい闘いだが、パク・チャンジンさんの場合、まじめな人柄で、日ごろの行いが良かったことが、ここへきて大いに力になっているようだ。

先日紹介したオーストラリアに住む主婦の感謝のメッセージ。
■大韓航空ナッツリターン事件のチーフパーサーに感謝する母親の声
http://seouljinseigekijo.com/?p=1057#more-1057

これなども、多くの国民をパクさんの見方につける強力な応援となったが、この番組で、乗務員仲間が語っているパク・チャンジン評も、それに続くものとなるだろう。

やはり、日ごろの行い、心がけというものがいかに大事かと、私などもあらためて思う。

ひるがえって、オーナー一家を見た場合、まったく逆のことが言える。日ごろの行い、心がけがいかに悪かったか、ひとつひとつ具体的に暴かれ、バッシングは強まるばかりだ。

だいたい、自分の会社の飛行機に乗って移動するのはいいとして、お客様として、ファーストクラスで最高のサービスを受けて当たり前、という考え方からして根本的に間違っている。

お客様としてサービスを受けるのではなく、乗務員に協力して、他のお客様が快適な空の旅を過ごせるようにする、自分は何もできないにせよ、そういう心構えで機内で過ごす、「ナッツなんていただかなくてけっこうです。お酒も飲みません」というのが、ナショナルフラッグの最高幹部のひとりとしての当たり前の姿勢のはずだ。

とにかく、これからも大韓航空の体質改善、大改革に向けて、パク・チャンジンさんには頑張ってほしいものであります。

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